「作品のテーマが素晴らしい」インサイド・ヘッド 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
作品のテーマが素晴らしい
最初こりゃダメだなと思ったけど、終わってまず思った事は子どもを抱きしめたい、子どもが思春期になったり、子どもが何考えてるのか分からなくなった時、この作品を観る事で救われる時がきっと来るだろうと言う事。
素晴らしい作品だったと思う。
最初にダメだなと思った事は、司令室のシステムがどうなってるか意味が分からなかった事。ボタンやレバーで人を操ってるように見えたし、感情が触るとその感情になるのか?今でもよく分からない。作り手も分からないまま作ってるだろ!と思ったし、観る側に考えさせちゃダメだよと思った。4つの感情が存在してて会話してるだけで良くて、ボタンの必要ないんじゃないかと思う。
あとヨロコビのワンマンな所(でも、これはテーマへの伏線だったのでラストにはスッキリ出来た)
でも、司令室から飛び出した脳みその世界はとても納得出来たし面白かった。
自分たちの脳もこんな風になってると思うと、今後悩んだりした時が楽しみになる。
司令室に戻って来る手法は今までの苦労が水の泡のようにも思えたけど、幸せになるには喜びだけじゃダメ何だよ。感情のままに生きて良いんだよ我慢しなくて良いんだよという優しいテーマが素晴らしいと思った。
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