「自分を映画に投影できる」インサイド・ヘッド こんじさんの映画レビュー(感想・評価)
自分を映画に投影できる
映画館では滅多に涙を見せないのですが、後半ぼろぼろ泣いてしまいました。楽しかった思い出もいずれ忘れていってしまうという、自分にも起こることに共感しつつ、ちょっぴり切なくなりました。
「自分にとっての特別な思い出って?」と考えると、一体どの思い出?と分からない。ですが、きっと自分にも特別な思い出があるから、今の自分があるんだと実感させられる作品です。
ラストのライリーが自身の心情を吐露するシーンが一番の泣き所でした。無理して笑って本当の思いを閉じ込めるより、感情に素直になりたい時もあると共感しました。同じ経験を今年した自分にも、分かる!と思えるシーンでした。
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