7番房の奇跡のレビュー・感想・評価
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俳優人の演技が見所
劇場で予告編を観たときから期待をしていた作品。予告編だけでもこれが超大作であることはわかった。
本作品は韓国で4人に1人が見ているというから驚きだ。
この映画は“知的障がい者”と“冤罪”という非常に重いテーマを扱っておりながら、ユーモラスで明るい作品に仕上げている。
知的障害という設定を利用し、コメディ要素をふんだんに使い、しかしクライマックスではしっかりと泣かせてくれる。
脚本の構成としてはまだまだ甘いし、冒頭の雑な演出にいたっては不安がよぎったが、それすら目をつむっても良いと思わせたのは、俳優人の素晴らしい演技とキャラクターのたたせ方だ。
主役を務めたリュ・スンリョンは見事に知的障がい者の役を演じきっている。演技があまりにも自然なので、つい感情移入しすぎてしまう。テーマがテーマなので、コメディ要素もあるが、心苦しい人は見るに耐えないだろう。
また子役のカル・ソウォンだが、彼女も主役級によいものを見せてくれた。決して大人にこびない柔軟な表情と愛くるしい笑顔、そしてしっかりとした台詞回し。彼女の演技に心揺さぶられること間違いない。
さらに独房の個性豊かな仲間たちである。イェスン(カル・ソウォン)に文字を教えてもらう番長や、出産をひかえた妻のいる男、それぞれが主役の二人を引き立て、作品全体のコメディ要素にもなってくる。
個人的にはイェスンの成長後を演じるパク・シネの飛びぬけた可愛さに驚いた。
ヒクヒクなりそうだった
入り込み過ぎて、簡単に物事が運び過ぎることもスルー出来る。
コメディありで助かる。
そして、結構好き。
最後のお父さんの「助けて下さい」には物凄く胸が苦しくなった。
子役の子、お父さん、凄かったなぁ。
気球で脱出させたかった受刑者達、止めようとする監修達
結局引っ掛かってしまって、監修達も皆ちょっぴりだけ残念だったんじゃないかな。
心がシンドクなるので、リピ出来る映画ではないけども。
7番房の奇跡
涙で心を洗いたい時に是非!
期待して、それを遥かに上回る喜びの一本でしたね。
泣きの鉄板親子愛に、笑いと人情話をぶち込んで、セーラームーンまでふりかけて
更に涙を搾り取りながらも清々しい、そんなミラクル。
ご都合主義的な展開、それがどうした?
と、観測者の私(細か過ぎてメスにモテナイ)が作品&テーマにのめり込めるブレなさの勝ち。
本当に泣き笑エンタテインメントの鑑でした。
ま、何よりもオ・ダルス先輩の活躍度が!
近年で言ったら「サニー」や「高地戦」のようなS級では無いかもしれませんが。
イケメンじゃなく、演技力だけで映画が作られ、このクオリティを出してくる時点で。
演技に対する考え方の民意を問われますわな…
とにかく子役の女の子の演技というか可愛らしさが半端なし!
ショウビズの底辺から考えさせられる部分もあった作品です。
ど偉そう言って思い出し涙なんだけどね!涙
ボロ泣き
はからいが粋すぎる刑務所、同じ房の囚人はナイスガイしかいないし、課長も人格が素晴らしすぎる、娘がいい子すぎるなどご都合主義が過ぎるのだが、それでも、主人公があまりに気の毒なのと娘がかわいすぎてボロ泣きだ。
人と人が思いやる気持ちが素晴らしく表現されており、暖かい気持ちで涙が流れる。
できればお正月に見たかったな。
泣けた、ただ・・・。
ファンタジーとして割り切ればあり。
泣いてストレス発散したい人必見
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