「最善を願い、最悪に備える」プリズナーズ ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
最善を願い、最悪に備える
幸せな時間が流れるはずの感謝祭。小さな田舎町で少女たちが行方を眩ました。進展のない捜査に、父親が自らの手で娘を助け出そうと一線を超える決意をするが。
子供を想う親心。そして家族の動き。
刑事としてのプライド。そして二転、三転する容疑者。
犯人と疑われる青年の動揺。そして見えてくる真実。
150分の中できっちりと伝えきってくれます。
出てくる人が皆何かに囚われてる。まさにプリズナー。
「しょうがなかった」の概念がゆがみます。
骨太なサスペンススリラー作品。観終わった後、グレーな余韻が続きます。
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