「史実を基にした第二次世界大戦の裏話」ミケランジェロ・プロジェクト akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
史実を基にした第二次世界大戦の裏話
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原題the Monuments Men。先の大戦の後半、ヨーロッパでナチスドイツから奪われた金銀財宝及び美術品をアメリカ人が取り戻す話。戦争中のドイツへ潜り込み、まず、財宝のありかを調査せねばならない。国のプロジェクトとはいえ、困難な任務だ。実話をベースにしているらしいが、どのへんがフィクションなのかわかりにくかった。ナチスドイツがユダヤ人から何を奪い、フランスにいかにして進攻したかを知らないと話の半分もわからない。しかも超一級品の美術品の価値がわからない私などにとっては、命を賭けて戦地に乗り込んだ七人の団員の気持ちもじつはよくわからなかった。だが、その任務が非常に困難なものであることは分かる。美術品のプロフェッショナルである年配者の集団を率いて戦地に乗り込む話は、むしろ小説のほうが面白かろうと思う。映画はかなりざっくりした印象だった。
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