インシディアス 第2章のレビュー・感想・評価
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次回第3章はオスカー狙え!!
前作「死霊館」がとっても楽しくて、本作の前作「インシディアス」をそのあと見た。「エクソシスト」で多投されたストリングスのギリギリギリギリギリ、が楽しかったぐらいで正直、あんまり面白くないなあ、と思ったが、「死霊館」の後なので、本作は前作比較なく楽しめるだろうと思い、鑑賞。
オープニング、おお、お父さんの少年時代からですね、ああ、いいですねえ、ゴッドファーザーPARTⅡですか?(嘘)
ではなくって、お父さんは段々歪んでいき、皆様ご存じのニコルソンのごとく、ドアを斧ではないが、消火器で破ろうとする。と思ったら、あっちで時間が遡り、マーティとドクの冒険みたいになったり、とまあ、いろんなアイディアが本作詰め込んである。
本作、過去のホラー映画にオマージュささげた「死霊館」の徹底した「ホラーの面白さ」に対して「映画的な面白さ」を詰め込んだ、という意味で評価できる。なかなかここまで詰め込めないと思うよ。
しかしそれは、「ホラー映画」としての「インシディアス」の続編、とするならば、「ホラー見たさ」のニーズには必ずしも満足させるつくりとは言えない結果になってしまった。
てんこ盛りで、きれいに練りこんだ脚本が逆にホラー映画の純度をさげちゃっているんだな。
「俺はホラーが見たいんだよ!映画的なスペクタクルなんか見たくねええ」
という声が聞こえそうである。
とはいえ、サイコロを操っていたのは、悪魔のほうでした、というくだりは名作「ヘルハウス」のオマージュだと思うし、ホラーな映像はもうさすが!だと思う。
シーツに包まったアレ、を一個一個めくっていくところなんかも最高に楽しい。
でもまあ、音の使い方やドッキリ演出とかは「死霊館」のほうが遥かによかったかな。
前作はホラー映画としては残念作。本作はホラー映画としては「死霊館」よりはるかに及ばない。
ただし「映画」としてはとっても面白かった。
コメディ担当?
スペックスとタッカー。
ほとんど名前を呼ばれないので忘れがち。
てか、どっちがどっちだっけ?
この2人は…何なの?強いの?弱いの?コメディ担当なの?
頑張って撮影してるけど…収穫は?
あのカールおじさんも…モタモタ注射器用意して。
しかも全く意味のないタイミングで合言葉。
ちゃんと言えたよ。
だから誰か気づいてあげて〜。
今回は1作目の伏線回収だったかな。
怖さは…あまりない。
助かっちゃうんでしょ、と思ってしまうから。
そもそも死んだ人また出てくるんだもん。
死んでもへーき、と思ってしまうところも。
若かりしデビ夫人(失礼)のようなパーカー母の霊。
迫力はあった。
最後のアリソン…予告バッチリの終わり方って。笑
みんな 幽体離脱はしたな!!行くぞォ!!
「今度は戦争だ!」
死霊館が純情派なら、こっちは情熱系。
話題のバトルアクションファンタジー巨篇第2弾。
レビューのタイトル通り、前作のラストで判明した敵相手に、一家は持てる戦力を全て投入し、全面戦争に臨みます。
前作から続く、クライマックスの「幽霊と血湧き肉躍る魂のどつき合い」は非常にツボ。
特に本作は悪霊自身も被害者で、最終的に原因となった悪霊の毒親(記憶の残像?こっちも悪霊?)をドツキ回して解決するというスカッとジャパン不可避の熱血展開が最高に気持ちいい。
もっとこういう熱くてスカッとするホラー見たいんだけどなかなか見つからないから増えてほしいと思う。
続編の方がおもしろい
シリーズものとしては普通続編が重なるごとにつまらなくなるが
このシリーズに関しては第2章の方が面白かった。
最初から続編を考えていたのだろうかいくつかの伏線を回収していったことに驚き😮
まさか後付の設定ではないよね?
あの世との境目では時間の概念もあまりないような設定もなかなか良かった。
前回の感想にも書いたけどこの手のホラーは一昔前の雰囲気が漂っているんだけど
設定に納得すればなんとなく受け入れられるよになったな。
1章より展開が早くからいしてくれたおかげで、
あまり好きではない設定でもドンドン引き込まれたなー。
過去鑑賞
オッサンだったんかい!ヾ(´▽`*)ゝ
…それは兎も角、失敗しちゃいました。
あらすじは覚えていたので前作を観返さなかったのですが、これは前作と続けて鑑賞するべきでした。
非常によく考えて作られていて、伏線の回収も巧みで“なるほど”(゜゜;)(。。;)と納得させられるシーンが、刺繍屋の穴だらけの記憶でもwいくつか見受けられましたので、きっと前作から続けて鑑賞すれば、更にいろいろ発見出来たかと思います。
今回も様々な演出を駆使してきっちり怖がらせてくれましたし(特にパーカーのお母さんは怖かったですね((((;゜Д゜)))最後は胸の熱くなる展開で締めてくれましたし、演出だけではなくストーリーも良く練られた作品でした。
ラストには第三章へと続く新たな事件を垣間見せてくれましたし、次作への期待も高まりますね。
ジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビ、本当に優秀だと思います。
恐怖の糸電話が危機を救う!あの時の怪現象・・・
低予算映画で知られるジェイソン・ブラム製作によるインシディアス・シリーズ。先ほど映画館で観てきた『ハロウィン』(2018)にもアリソンという女子高生が登場するし、ドールハウスは出てくるし、共通項があるのね。あなどれない、ブラムハウス。
前作の最後にジョシュがエリーズを絞め殺したという謎が残ったので、観たい欲求を抑えられなくなったため連日の自宅鑑賞となりました。とにかくスペックスとタッカーが活躍してくれればOKという軽いノリでチェックしてたら、大がかりな時空ホラーとなっていました。最近観た中では『時間回廊の殺人』と雰囲気が似ていたので、どちらかがパクリか?とも思ったのですが、そちらの時間軸はほぼ同時期。似てしまったのですね。
冒頭では1986年のランバート家での出来事。若きエリーズ(リンジー・サイム)が友人のカールとともに少年ジョシュの呪いを解こうと奮闘するエピソード。幽体離脱してすっかり眠っていたジョシュが指をさして扉が開くまで。
エリーズ殺人の捜査を担当する刑事が調べたところ、ジョシュによるものではないと判断されホッとするルネ。一家は母ロレインの家に身を寄せていたのだが、平穏そうに見えてもまだ怪奇現象が続いていた。ピアノが勝手に鳴るとか、人の顔が窓に映っていたとかの程度だったが、またもやスペックスとタッカーが頑張って調査するのだった。その二人は亡エリーズの自宅を訪ねて、1986年に撮影されたビデオテープを発見する。タッカーには何かを発見する能力だけはあるのだ!(笑)
ロレインとともに行動する二人。ビデオテープに映っていた少年ジョシュの背後に浮かび上がった幽霊のような大人のジョシュが不気味。どういうことなのかと物語につい引き込まれてしまうほど。エリーズのかつての友人であるカールも登場して、やがてロレインが看護師として働いていた廃病院へと調査に赴くのだが、そこでの怪事件、幽霊騒ぎがあったパーカー・クレインという男の自宅を新たに調査するのだ。少女の幽霊を見かけたタッカーは怖くなって何もなかったことにするシーンにも笑わせてもらった。
行動がおかしく、何かに取り憑かれているようなジョシュと直接対決。老婆の姿からすると、パーカー・クレインの母親と思われたのだが、憑かれたジョシュの力が強く、カールは“彼方”へと飛ばされる。そこで本物のジョシュ(幽体)と行動するが、現実世界ではルネと二人の息子が今にも襲われようとしていたのだった。
幽体は時空を超え、1986年の世界にも行き、過去のランバート家で何とか家族を守ろうとする。あ、あの時の怪現象はあなただったのね!と、面白いように結びついていく。そして最大のピンチの時にもエリーズの幽体(死んでいるから戻れない)が彼らを助けるのだ。なんとも世話好きなおばちゃん。大好き!
エピローグでは病院で息を吹き返したアリソンちゃんの家を訪問するゴーストハンターズ。まだ続くんですね!死んだというのに・・・頑張るなぁ。
ホラー+α
低予算ながらあらゆる工夫で、クリエティブなホラーとなった1作目の続編。1作目で?だった部分が明らかになってテンポ良く謎解き。幽体離脱に加え、幽体は時を越えていくのが面白いなぁ。
パーカークレインの正体が猟奇的殺人者だったことからサスペンス色も。
ホラーに、タイムトラベル、サスペンスと映画的面白さが加わっいて、登場人物も個性的。ホラーにありがちなバッドエンドじゃなくて良かった。
次作では別の家族が主軸となるようで楽しみ!
わかりづらい構成
年代が飛んだりの場面構成に最初はあまり変化が感じられずわかりづらい。また、霊のメイクは途端にコメディ調(笑)なのがチグハグ感たっぷり。怖いシーンはないです。
次回に続く的な終わり方では主人公はだれ?って感じが残ります。
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