風の谷のナウシカのレビュー・感想・評価
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ジブリの原点であり伝説のアニメ。
もう40年も前のアニメですが
今も色褪せない物語です。
人類と化学、自然と人類、何が必要なのか、
その進むべき道を深く提案しています。
テーマも構図も素晴らしく
何度観てもワクワクします。
音楽を担当する久石譲はナウシカが最初。
毎回、素晴らしい楽曲を提供してくれています。
上下2巻の分厚い漫画を持っていますが
映画は補足で漫画の方が本筋になります。
そこには映画では描ききれない深い物語があります。
漫画そして映画の風の谷のナウシカは
スタジオ・ジブリ設立へと誘いました。
最後に、漫画は漫画、映画は映画、
それぞれに「問い」があり
それで良いと思います。
※
世界最高のアニメーションの一本‼️
何度観たか分からない大好きなアニメーション‼️宮崎駿監督の最高傑作ではないかもしれませんが、3本指には入る作品ですね。この作品の素晴らしさは様々な媒体で語られていますので、私にとっての泣きどころを一つ‼️ラストのババ様のセリフ「その者青き衣を纏いて、金色の野に降り立つべし・・・」泣き崩れるババ様と一緒に毎回泣いてしまう・・・
『デューン』から『アバター』へ
やっと観ましたよ。
今の今まで観た事なかったんで…
『デューン』から影響を受けたのが有名ですが、
逆に『アバター』へ影響を与えてるのが分かる。
面白いですね、受け取った影響を消化して次に渡すって(笑)
『デューン』から受けた影響は、そこまで感じないですが、
『アバター』に与えた影響は、けっこう強いかと。
ジェームズ・キャメロンは、宮崎駿のファンだと公言してます。
観れば分かるさ。
『アバター』っぽい。
安田成美さん
の歌う「風の谷のナウシカ」。まだ彼女が14歳の頃の作品ですよね。
コロナ禍が始まって新作が上映されなくなり、そのおかげ(?)で、また劇場で見ることができました。漫画もいいけど、やはりこの「映画」の「風の谷のナウシカ」もいいですね!
完全版の製作を願い、あえてこのアニメ映画版は低評価
多少の不満が残る本作でも本当は評価四つ星なんだけどね・・・
その不満点というのはナウシカが暴走オーム集団に跳ね上げられ押しつぶされるのではなく、言葉の十全の意味でミラクルファンタジック「お花畑」となってしまった「あらまぁ・・・」なクライマックス場面。
これは漫画完全版を知らずに初めて見た時から感じていたことだった。
だから映画初視聴から数十年経って漫画完全版を知り、6時間かけて全部見終えた時の衝撃と絶望は言葉に出来ないほど大きかった。「失われた数十年が悔やまれる・・・・」と。
もっともジブリには完全版映画製作なんて気は毛頭ないようだし、年に一度という感じで図書館の豪華装丁版上下2巻を一気読みし溜飲を下げています。※薄い冊子版は7冊だったかな
上の話はさて置き、この映画版も見飽きたと思っていても見始めると見事しか言いようがない宮崎駿的ナウシカの世界観に年甲斐もなく浸りきってしまうのだから何おかいわんや。
何度か涙ぐんじゃったりしてね・・・
さて近々図書館行って漫画完全版見るか。笑
原作とは異なるけど
原作とは異なる点も多いが、1つの作品として上手くまとめられている
独特な世界観、ジブリならではの美麗なイラストに惹かれて、実家のVHSで何度も何度も見続けたのいい思い出
2020年に映画館で再上映されたのは本当に嬉しかった
満点でしょ!!
奥深いストーリー、迫力のシーン(特に飛行シーンが良い)の連続、素晴らしい声優陣、秀逸なキャラクター設定。どれをとっても素晴らしい作品です。カリ城のクラリス同様、時に優しく、時に力強い島本須美さんの声にやられました。(鑑賞日は1984年です)
子供の頃は内容が難しくてよくわからなかったけど、今までに観たことも...
子供の頃は内容が難しくてよくわからなかったけど、今までに観たこともない世界観とメーヴェを乗りこなす勇敢なナウシカがすごくカッコよく見えた。
歳を重ねながら観ると、宮崎駿がメッセージがすごく伝わってくる。すごい映画なのだと実感。
人間の欲や愚かさ、自然と共存できない切なさ、人間同士の争い。
そんな悲しい世界をナウシカが身を犠牲にしてまでも、誰に対しても、何に対しても守りたいという真っすぐな優しさが心にぐっときて泣けてしまう。
こんなナウシカのような愛情に満ちた人たちがたくさんいたら世の中がもっと平和になるのかなぁって思う。
何度でも観返したくなる好きな作品です。
映画館で観た
世代が世代なので金曜ロードショーで放送される小さなテレビでしか観たことなかったけど、ジブリがまた映画館で観れる!ということで過去の作品風の谷のナウシカ観てきたー!
いやー、テレビでは伝わらなかった王蟲の大きさとか妖怪みたいなやつの迫力とか風の谷の綺麗さとか全部伝わってきてすごかったな。
小さい頃に観て内容全くわからなかったのに、最近になって改めて観るとこのセリフはこういう意味だったんだとかこの行動にはこういう意図があったんだなとか初めて気づけたことも多くて本当に映画館で観て良かったと思った。
もっとジブリ作品映画館で流してほしいなあ
奥深くて観飽きない宮崎アニメの原点
また観てしまった。派手さはないが、奥深くて、何度鑑賞しても飽きることのない作品である。
ストーリーは起伏に富んではいるが、全編の底流に澱みなく流れるものを感じる。終末観、自然と人間、大自然の脅威の前での人間の無力さ、自然の凄まじさ、終末期に及んでもなお戦いを止めない人間の愚かさ、そんなものが織り交ざった滔々とした大河の流れを観ている感じがした。
年を重ねながら何度観ても古臭さを感じないのは、普遍的なものを描いているからだろう。腐海は自然破壊の末路であり、王蟲は大自然の脅威の象徴である。自然と人間の共生が作品メッセージではあるが、今回の鑑賞では、共生というよりは、もっと進んで、自然破壊への静かではあるが確かな怒りを感じた。凶暴な王蟲は大自然の脅威の象徴であるとともに、宮崎監督自身の自然破壊に対する怒りを象徴していると感じた。
観終わって、作品を見切ったという感覚はなかった。これからも機会あるたびに鑑賞することになるだろう。
一番好きなアニメ映画
初鑑賞は小学生か中学生の時のテレビでした。
コマーシャルも入るし、おそらくカットされたシーンもあったと思いますが、とても感動したのを覚えています。
大人になり、幸いにも映画館で観る機会を得ることが出来ました。音楽、静寂のシーン、それらの効果がとても大きくて、やはり映画は映画館で見るべきだと改めて感じました。
他のジブリ作品、ディズニー、その他にもアニメ映画は観ていますが、アニメ映画の中で今でも一番好きな映画です。
日本初のアニメ月刊誌「アニメージュ」
ヒット・メーカーのジブリの中でも名作中の名作。この映画でジブリファンになった人も多いと思う。但し、この作品は法的にはジブリではなくジブリ名義は次作のラピュタ以後。この後、続々と名作を生みだしているがナウシカを越える映画はまだ無い。この頃は有名タレントやバラエティで有名なお笑いタレントではなく本職の声優がお芝居してた。鈴木敏夫とジブリ展に行ってナウシカの苦労話を知った。当時はアニメーションというだけで大人は相手にしない時代だった。ディズニーですら相当苦労した時代にジブリなんて相手にされなくて当然。令和の現代なら鬼滅に東京卍會(トーマン)、平成なら君の名は。、無数の名作が社会現象になりビジネスとして金の成る木として実績を残してるが、それは昭和からすれば未来社会でいわばドラえもんのような考え方。
ナウシカのドラマが包摂する現実と倫理の相対性、東西冷戦
1)政治的構図ーー反核・環境運動の使者
本作で登場する国家は「風の谷」「トルメキア」「ペジテ」の3つである。
これらの間には覇権争いが存在するが、ここに巨神兵の卵という力関係を左右する決め手が投げ込まれたことから関係が緊張し、トルメキアとペジテが戦争に突入、辺境の地を自認し蚊帳の外だった「風の谷」も巻き込んで、さらにこれらの国家の存立基盤である腐海(環境)までも脅かす――というのが物語の背景になっている。
東西冷戦下の核開発競争を下敷に、米ソ両国に挟まれた日本から核廃絶や環境保護を訴えるメッセージを伝達する使者がナウシカだった、という構図は明瞭である。
今では中国がソ連に取って代わり、米国と覇権争いを繰り広げているが、巨神兵の卵は核兵器からさらに情報やテクノロジー、経済力にまで拡散してしまい、核と環境問題をシンボルにした本作の訴求力は弱まった。というより核戦争の危機感は後景に退いてしまったから、本作のアナロジーがもはや成立しないと言った方がいいだろう。
2)倫理の相対性について
しかし、そうした政治的メッセージとは別に、本作の構築したドラマは倫理の相対性を描いた秀逸なものである。つまり国家の違いや立場の違いが、個人の意図とは別次元から善悪を生み出すこと、善と悪双方に正当な主張があることを描いている。
ナウシカと同じように魅力的なクシャナは、大国の論理に従いながらも自国の変革を考え、人類救済の道は巨神兵による腐海焼却しかないと信じ、ペジテを侵略し、風の谷を制圧して巨神兵の卵を奪いとる。
その部下クロトワは彼女を殿下と崇めながら、隙あらば自分が世界征服でもしようという人物なのだが、風の谷の住民の要望を安易に聞いてしまう善人ぶり、無能ぶりが可笑しい。
彼らの考えも願望もある意味で正当であり、人間として魅力的である。もちろん日本人代表ナウシカや彼女を慕う老兵たちの人間味は言うまでもない。
このドラマには完全な善も、完全な悪も存在せず、双方が正当な主張をする中で、第三の要因がいずれかに味方し、当面の解決に導いていく――という現実の複雑さをきちんと描いているのである。
3)評価
上に説明したような現実を包摂する傑出したドラマ性のゆえに、本作やもののけ姫などは恐らくいつまでも残るアニメ界の傑作たりえていると思う。
他方、日本のTVドラマ界には、勧善懲悪の水戸黄門や半沢直樹、天才医師のドクター何やらが現実を空っぽなシャボン玉のように扱う作品が溢れかえっているが、ナウシカを見ると、そんな作品群ばかり見ていると頭が腐海に呑み込まれてしまうことに、ふと気づかされるのであった。
小生はこれまでにテレビ、ビデオで10回以上見てきたが、内容について考察してみることはなかった。このコロナ禍の下、たまたま日比谷の大スクリーンで鑑賞する機会に恵まれたことから、以上のようなことを考えながら見ていたら、最後にはお約束通りやはり落涙してしまい、気づかれまいと俯きながら映画館を出たのはちょいと恥ずかしかったw
映画館とテレビでは全然違う
テレビで散々見てきたが、映画館で上映とあってどんなもんか気になって鑑賞。
もうね迫力が違うし、テレビだとカットされたり、こんなシーンあったっけ?という箇所が
あったので映画館で鑑賞できて改めて良かったと実感。
なかなか昔の映画の再上映される機会が無いので、本当に鑑賞出来て良かった。
やはり大スクリーンが楽しい!!
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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テレビで何度も観てるけど映画館では未見でした。
コロナで新作の封切が減っている大手シネコンが
お安く上映していたので
これ幸いと初めてのスクリーン鑑賞!
オームの大きさや空中戦の多さを思うと
やっぱ映画館向きの作品ですよね〜〜
話はみんな知ってるので
今更何も言う事はありませんが
大きなスクリーンで観るとやっぱり
最初のオームの登場シーンや腐海の湖のシーンなど
迫力があります。
鬼籍に入られた名声優さんの声も沢山聴けて
やっぱ楽しいですね。
またちょうどコロナでみんなマスクして
手洗い等にも神経質になっている昨今
序盤のナウシカがオームの抜け殻のところで
毒の胞子に埋もれてるシーンで
そんなに服に毒の胞子を着けて帰ったらダメじゃん!
とかツッコミそうになりました。(笑)
人間の身勝手でこのまま地球は壊れてゆくのかしら?
風の谷の人々の様に地球の事を考えて
慎ましく生きてる人まで
巻き込まれてしまう事が許せないです。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
大きな画面で改めて観ると迫力もありますが、
ちょっと残念な所も観える。
終盤の押し寄せるオームの群れの描きかた等が
当時の技術ではやっぱちょっともの足りない。
なんか赤目の塊に見えちゃうのね〜
「銀英伝」も新作を作り直してる事だし、
この際、最新デジタル技術で、
衝撃的な全話を作り直すってのはどうかしら?
でも、キャラは変えないでね〜〜
@おすすめ鑑賞方法は?
今だけ映画館で観られます!
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