「純粋さに感動する」あなたを抱きしめる日まで だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
純粋さに感動する
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あなたを抱きしめる日まで、なんて邦題だから、あぁ、引き離された息子にあって、抱擁してうるうるするんやろーなー、と思って見始めた、が!!
ぜーんぜんちがって、もっとシニカルで切なくて、許せない暴挙があって、最後に純粋さに感動する、という話でした。
やー、引き込まれた。
ジュディ・ディンチが良かったなー。
だいぶん高齢になってきてるけど、あと何本か新作映画を、見せて欲しいな。
記者の人がメイジー瞳でメイジーのパパ役の人ってことに、あとで気づきました。
何はともあれ、予想を超えるストーリーで且つ、結末が予想を超える感動をもたらしている上に、さらに、これが実話ってことに、驚きひとしおです。
どうしたら、あのカトリック教会を、メガネの老シスターを、ゆるせるのか。
未婚の女の子だけが責められて、種を吐き出したクソ男たち(毒舌失礼)はなんの咎も受けてないんか?ふざけてるなー!とか、思いました。
そんな怒りもありましたが、なんせかせ、
セックスが気持ちよかった!と言ってしまうフェロミナ、ハーレクイン系ロマンスに夢中なフェロミナ、抱きしめることを夢に観ながら、夢叶わずに息子の彼氏に思い出話をきいてるフェロミナ。
愛おしいなぁ、と思って泣いておりました。
楽しいシーンもたくさんありました。
飛行機や朝食にワクワクしてるフェロミナ、すごく可愛かったです。
マーティンとの会話も、たいへん楽しい丁々発止でした。
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