子宮に沈めるのレビュー・感想・評価
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妄想が招く破滅
誰かに認められたい、愛されたい
褒められたい、そんな承認欲求は
人間にしかない欲求だそうだ。
母親は実に人間的で
その欲求に翻弄され、苦しんでいる。
夫は仕事が忙しいということしか分からず、
本当のところは不明だが、
妻を愛している気持ち、認める気持ち
子どもの育児をやってくれている感謝の気持ち
などは分かりにくいだけで、
しっかりとあったのかもしれない。
しかし、母親は愛してると言葉にして欲しい
自分を女として見て体を求めて欲しいと
満足しないのである。
そして、別れた後は心の渇きを満たすものを
外(男、金、地位、環境)に求めてしまう。
しかし、永久に満たされることはない。
なぜなら、その承認欲求は
私は愛されていない、私は褒められていない
私は認められていないという自分の
ただの勝手な妄想によって
生まれたものだからだ。
他人を見て幸せそう、楽しそう、
それに較べて自分なんてと
考えるのも妄想である。
自分の心が勝手な判断をしてると理解し、
外ではなく内に目を向けることで
妄想に翻弄され、苦しみ、
結果的に自分で自分を
破滅させてしまうことを防げるだろう。
観ていて辛い
とても辛い。
まだ0〜1歳と3歳くらいの姉弟。
最初こそ弟の面倒を見ていたが、どんどん自分のことだけになり、母親が帰ってきたときには母親にべったり。
弟はもちろん自分で何もできなく、悲しい結末。
具体的に何日放置されたという描写はないが、とても長いこと放置されたのか。
その割には子供は身なりはきれいだし、お肌はもちもちすべすべ。
そこまで寄らずに遠くからの描写でもよかったのかなと思ってしまう。
子役の親はこんな作品を演じさせてよかったのか?
母親、子供を中心とした映画だったが、どう考えても父親が悪い。なぜ虐待や死亡を扱う映画は母親を悪者にしがちなのだろう。。
背景が見えそうで見えない、表面的な映画だった。
本当に見てよかった
本作を見る前はレビューをみて見ない方がいい。トラウマになるというものが多く、見るまで怖かったのですが見て本当に良かったです。内容は少し刺激も強く残酷なお話です。見たあとは言葉が出ませんでしたし、寝るまで少しトラウマや怖さとは少し違った不安感というものはありました。ですが、見たあと家族を大切にしようと思えたし、自分とか関わってくれてる人や生まれた環境はどれだけ恵まれているのか実感しました。実話を元にしているということでこのようなことになってしまう家庭もあるのだと知り、このようなことが2度と起こってはいけないと思います。これを見た事で人生の中で気づけることも増えると思います。見るか迷っている人はとにかく見てほしいです。
鬱映画という言葉で片付けてはいない
何を描きたくて作ったのだろう
大阪二児放置餓死事件を基にした作品ということで期待と覚悟をして鑑賞したが描かれるべき点が欠けている気が…
旦那さんは出て行っただけでなく“離婚”であったこと、養育費や育児のサポート等を全て受けない誓約書を書いていたことなどは、母親を追い込むのに重要なトリガーであったと思うので、映画にも必要だったのではと思う。
また、子役の心身の健康のために仕方ないとは思うが餓死するはずの設定なのに見た目が健康そのもの、服や髪もいつまでもキレイなままでリアリティがない。
最後の方に出てくる母親の“次の妊娠”というのは必要だったか?
さらに不満なのはこの手の多くの作品に言えることだが、父親がいずにできる子どもはいない。
男のいい加減さ、薄情さ、残酷さを、描いて欲しい。
冒頭どこからどう見ても良いお母さんだった1人の女性がここまで堕ちるには、彼女自身の問題だけなわけはない。そうやって叩くのは簡単だが、そんなことをしても誰も救われない。
せっかくこのような作品を生み出すのなら、周りがどうあったら良かったのかを各々が考えるキッカケにして欲しい。そうでないなら単なる残酷な話でしかない。
点数がつけられない…
胸糞悪い映画が好きなわたしでも、「違う!求めているのはこういうのじゃない!」となってしまった、悲しすぎる映画。
タイトルにもあるように、点数はつけられない。
なんとも言えない複雑な気持ちになる。
あまりにも酷すぎて、この映画を撮影した大人たちに怒りが湧くほど。
子役の子達が心配にすらなる、自然な演技がすご過ぎる。
とにかく、二度と見たくない。
胸糞悪い
ネグレクトや虐待など親から愛情を貰えず、発達が遅れてしまってる子達の支援してるものです。
それもあって、この映画を見て何か勉強になりそうだけど施設の子ども達に今よりもっともっと情が湧いてしまいそうになり見れなかった。
でも意をけして見たけども、
音、家の中の環境だけにリアルがあって
子ども達のリアルは監督さんは求めなかったのかと思った
ワンシーン、ワンシーン、長い割には
ばつんばつんとシーンが切られたり
ネグレクトの子はもっと痩せこけてきます
言い方とっても悪いですけどもっともっと汚いです。
お姉ちゃんが弟の誕生日祝うシーン
弟、あれはどう見てもアパレル用のマネキンですよね。その手段しかなかったのであればもっと顔だけでも移さないようにするとかなかったのかなって思いました。
食料がなくて粘土を食べるシーン、あれだけ色がついてるなら口の中絵の具色になるはず
お腹の子を風呂場で出すシーンも、なんであんなに目がラリるのか教えて欲しいですね、
背景の描画が欲しい
本当に辛くなる。
他のドキュメンタリー番組で見ていたので内容はそこそこ知っていたが、映像になると本当に見るのが辛すぎました。
「お昼なに食べたい?」「オムライス!」「えー・・・チャーハンでいい?」のくだり。
子供への愛情がなくなってきたことがよくわかる場面でゾッとしました。
子供は帰ってこないわけがないと信じ切って待っている。
下の子はおむつの中もうじだらけで過ごしていたと聞いた気がします。夏の暑い中どんなにつらかったかと思うと・・・
母親の辛さも知ってほしいという意味なのか、長女を殺した後の泣くシーン、シャワーのシーン、長くとってありましたが、どんな理由があっても殺人ですから。絶対だめです。やっぱり理解はできません。無垢な子供が対象だと尚辛いです。
でも警告の意味では見てほしい映画だとおもいました。
見てはいけない、でも見ないといけない
失礼を承知で言わせてもらうが、これを酷いやら可哀想などの言葉で片付けて批判する人はあまりにも愚かだと思う。
そうやって目を逸らしているから作中の姉弟のような犠牲者が生まれてしまうのではないか?
母親も子供という現実から目を逸らして挙句の果てに殺人を犯してしまう。
作中の家は別に山の中の一軒家ではないし、普通のアパートなのだから隣人が異変に気づかないわけが無い。
虐待や育児放棄なのでよく見られるのが隣人の見て見ぬふり。周りの大人が目を逸らし続けたからまだ幼い子供が亡くなってしまう。
個人的には「目を逸らすな」というメッセージを感じた。実の子を殺す母親も鬼畜だが、優しい人の振りをして目を逸らす視聴者も中々だなと思った。人の数だけ考察が存在するからあくまでも個人的な感想だ。
胸糞悪くなる作品
ずーっと子供をみる
胸糞と単純に片付けられる作品では無い
見ててしんどかった
見ててしんどかった。まあどんな内容かは想像したままだったが、ドキュメント的な映像は、リアルの事件を想像させ、見ててしんどかった。実際にあった事件として、皆に知っておいて欲しいと思うが、人に勧めるような事柄でもなく。
映画館でなかったので少し飛ばしてしまった。きつかった。2度とこういう事件がないことを祈る。
どうしてそうなったかは分かるけど、何でかは分からない。
Netflixで視聴。
親の動機、子どもの考えること、一つ一つは理解できる。
また、生活の荒れ具合もリアルだし、風俗への道の切っ掛けになる友人もリアルに居そうなタイプでリアリティがすごい。
けど、何でそうなるのかがわからない。
・冒頭の拒絶シーン、完璧な母親と女を両立させたかったのに出来なかったからキレたのだろう。
→元の事件だと離婚の原因は浮気らしいが、ここで離婚まで発展するのが分からない。
旦那の方が先に子どもたちを放って別居とかしてたのか。
・子どもを放置する前に髪を結ったのは多分、餓死はもっと穏やかに死ぬと思って、死装束のつもりだったのだろう。
→そもそもそう思っちゃうのが分からない。その時点で正気を失っていたのか。
風呂場の号泣シーンで途端に正気に戻り、そこまでは本人もまた子どもで、あの部屋が子宮って事なのかな。
レビュー混乱
そもそも幼児虐待系映画は胸糞だけでなく、心をえぐられるダメージが大きすぎるのでなるべく避けてるのだが、タイトルが気になって視聴。
途中、何度もやめかけた。
生理の処理を雑にする事から、あぁ、夫婦仲良くないのかな〜でも次にはロールキャベツとかめっちゃ手のかかる料理を作ってる。
違和感がすごい。
旦那にもすぐに求めていくあたり、子煩悩ではなく女として見て欲しいのだろうな。母ではなく女。
暗転するたびに荒れていく情景。
妄想に逃げる娘
子供は目に見るものの真似をする傾向が
ある
特に女の子は母の真似をする。お化粧とか憧れるよね
その真似の仕方がエグすぎる。
弟の下腹部にまで唇の跡が…その行動が日常茶飯事とわかる。
泣きたいのはこっちだよ…
顔の見えない大人達。
子供もほとんど見えなくて、ちゃんと観れたのは化粧の時と粘土の時かな。
粘土を食べる時の顔。
粘土の時の表情はすごい
綺麗に整えられた身なり、山盛りのチャーハン、掴むが離れる母の裾。
あぁ…終わったな
残された子供達の行動や言動ほぼ、幸せだった時のものなんだよな〜
ママ(パパ)遅いね〜
ダメでしょ〜
幸せなら手をたたこ〜
ママも一緒〜
母が帰ってきた時、お腹すいた〜とかではなく、ママ遅いよ〜
ママが帰ってくる事を信じてたんだね。
そして、タイトル回収。
3人の子供を赤い糸?へその緒?で沈めてしまった。
まだ、かろうじて幸せだった時の赤い編み物。あれは誰のための何だったのだろう。
レビューではクソ味噌言われてるけど、映画にそこまで精通してないので細かな撮り方や演技など気にならなかったのでそこまで悪くないのでは?とは思った。
撮り方も下手にアップにしたり固定カメラで撮っているので、逆にリアルを感じた
ただ、すっごい引きずってる。
洗濯機がね…
なので良かったのか悪かったのかわからないので、とりあえず真ん中つけとく
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