子宮に沈めるのレビュー・感想・評価
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ついに観ました
広告や口コミですらもだいぶ重苦しい気持ちになっていたので。長い間この映画の存在は知っていたけれどなかなか観れないでいました。
なるべく沢山の人がこの作品を観て知ってほしい。こんな悲しい事件が2度と起こらないように。子供目線という作品は大事だと思う。
個人的に辛いシーンは、ママ遅いね、って何度も言うシーン、思い出してしまい泣きそうになります。あと幸ちゃんが空くんにダメって言うシーンも空くんもお腹すいて泣いてるのに、だいたい5歳くらいのこがお母さんからよく言われるダメと言う言葉を真似して言い聞かせてるのもよく捉えてるなぁと思いました。
個人的にはその二つが心苦しいシーンでした。
母親だけのせいではないとは言いますが見殺し、や殺しは絶対に許されないし何があっても護りきれと同じ母として言いたいです。
どう描いだところでだれも納得はしないけれど
ネグレクトだともっと痩せる。汚い。
というレビューがある。それはたしかにそう。
女子を育てればわかるが髪の毛をくくったゴムが
あんなに何日も取れないわけがない。
下手すると、その日のうちに外れる。
だけど、子役を痩せこけさせたなら児童虐待ですよ。無理です。
これでも、十分に心配です。
おそらく何度も暗転してカットしているのは
何日も飢餓状態の演技を子役にさせられないから
ではないかと思います。
実際には、1〜2日の撮影だったのではないでしょうか。
見る側も、子役の人権第一だと考慮すべきです。
また、どういう背景だったとしても
この女性に同情するのも難しい。
タネを残した男は責められず
孕った女性が、母の責任を取らされる。
そんな理不尽が、永遠に罷り通っている。
男の責任はどこへ?
それでも、どこか
同じ女性として、お願い
だれかに預けて!と胸が痛む。
実際は、もっと悲惨だっという。
映画化は無理だと思う。
見るに耐えない状況だったはずだ。
ゆえに、この映画の価値というのは
「この映画を見て想像してください」
というところにあると思う。
批判するよりも
この題材を取り上げ、
なんとか世に伝えたいと考えてくれた
製作者たちの気持ちを汲み取り
受け止め、それをなんらかの自分の行動に
変えていくことではないかと思う。
同じシングルマザーとして
それでもどうしても彼女には
同情はできないけれど
そもそも、共同責任者である男性たちこそ
よく考えて見てほしい。
母子家庭において
養育費をちゃんと支払っている世代は
3割と言われている。
7割の男が責任を果たさずに
生きているのです。
我が家も、その7割側。
約束の金額ではなくなる。
途中で止まる。
それでも、3人育てました。
この子たちを守りたくて夜職をはじめたのに
ただ、子供たちと自分の生活を守りたいだけだったのに、夜職を始めたことによっていつしか母は、子を放棄して、女に戻ってしまった。
収入を得なければならず、仕事をしながら、資格の勉強に励んでいたけれど、急にそれがバカらしくなってしまったらしい。風邪を引いてしまった娘の看病のあいだ、窓からぼんやりと、どうってことないいつもの景色を眺めていた。
夜職をしながら、子を育て上げられる人もいると思うが、この母は、夫に急に捨てられた。浮気だろう。女としての欲求が充たされないまま捨てられてしまったので「別れた男との子供との幸せ」より「女としての自分の幸せ」をホストに求めてしまったのだろう。
実際の事件をもとに、この映画が作られたらしいので、Wikipediaでその事件のことについて読んでみた。この母は、子供が死んでいることを確認するや否や、ホストの元に戻り、ホテルで一泊過ごしたそうだ。
この作品のラストは、子に対して、謝罪の気持ちがあった。自分自身を責めていたりもした。こんなはずじゃなかったのに…って。元々は子煩悩。娘が描いた絵を褒めたり、一緒にてるてる坊主をベランダに吊るしたり、色鮮やかできれいなお弁当をつくったり。そんな、やさしくて、責任感のある母。だった。
法律のことはよくわからないけれど、浮気した側に対してのキツ〜イ制裁と、ひとりで育てなければならなくなった親に対しての優しい制度が整えばいいなと思った。お金だけでは解決できないこともあるかもしれないけれど、お金があれば大体のことは解決できてしまう世の中だから…。悲しいね。
女から母になったパートナーを受け止めることができず寂しがる男。一体どのくらいいるんだろう。小さい命、ちょっとでも目を離したらその灯はすぐ消える。一丁前の1人の男に構う余裕などない。寂しいなら輪に入れ。なぜ輪から出たがる。一緒に育児をして、思い出をつくればいいのに。今までとは違うしあわせが、すぐそばにあるのに。
この気持ちをどう評すればいいの?
キツすぎん?
辛すぎん?
ドキュメンタリーのような映画
(本当にあった話が下地になってるけど)
定点カメラで長尺で場面が進むの
他人の家庭を覗き見てるような感覚
余計な説明はないため覗き見してる、
我々が想像して察する
『ああ、夫婦仲上手くいってなさそうだな』
『別れたんだな、引っ越して子供2人と新生活』
『働き口が見つからず夜の仕事やってんだ』
『ホストはまったんだ。家に連れ込んじゃったんだ』
『育児めんどくさくなってきたんだ』
『子供残して泊まりでどこか行ってしもうたわ』
後半50分ほど家に放置された
3歳児と1歳児の死に至る過程をネットリと見せつけられます
ただただ見ていて辛い
なんで、どうしてこうなった!?
登場人物が少なく、どんな周囲環境だったか見ているものに推しはかる術が乏しい。
親子3人の情景がメインのため、どうしても母親にヘイトが向いてしまう
母親があまりにも女すぎた
生活の困窮、寂しさ鬱屈、焦りうまくいかなさ
それらを埋めるために子を捨て男に走ったのか
母が悪いとは言いたく無い
なんなんだろう
私の気持ちを揺らしたし、ざわつかせたので何かある作品だが、この気持ちを正確に表せる言葉を私は知らない
妄想が招く破滅
誰かに認められたい、愛されたい
褒められたい、そんな承認欲求は
人間にしかない欲求だそうだ。
母親は実に人間的で
その欲求に翻弄され、苦しんでいる。
夫は仕事が忙しいということしか分からず、
本当のところは不明だが、
妻を愛している気持ち、認める気持ち
子どもの育児をやってくれている感謝の気持ち
などは分かりにくいだけで、
しっかりとあったのかもしれない。
しかし、母親は愛してると言葉にして欲しい
自分を女として見て体を求めて欲しいと
満足しないのである。
そして、別れた後は心の渇きを満たすものを
外(男、金、地位、環境)に求めてしまう。
しかし、永久に満たされることはない。
なぜなら、その承認欲求は
私は愛されていない、私は褒められていない
私は認められていないという自分の
ただの勝手な妄想によって
生まれたものだからだ。
他人を見て幸せそう、楽しそう、
それに較べて自分なんてと
考えるのも妄想である。
自分の心が勝手な判断をしてると理解し、
外ではなく内に目を向けることで
妄想に翻弄され、苦しみ、
結果的に自分で自分を
破滅させてしまうことを防げるだろう。
本当に見てよかった
本作を見る前はレビューをみて見ない方がいい。トラウマになるというものが多く、見るまで怖かったのですが見て本当に良かったです。内容は少し刺激も強く残酷なお話です。見たあとは言葉が出ませんでしたし、寝るまで少しトラウマや怖さとは少し違った不安感というものはありました。ですが、見たあと家族を大切にしようと思えたし、自分とか関わってくれてる人や生まれた環境はどれだけ恵まれているのか実感しました。実話を元にしているということでこのようなことになってしまう家庭もあるのだと知り、このようなことが2度と起こってはいけないと思います。これを見た事で人生の中で気づけることも増えると思います。見るか迷っている人はとにかく見てほしいです。
鬱映画という言葉で片付けてはいけない
何を描きたくて作ったのだろう
大阪二児放置餓死事件を基にした作品ということで期待と覚悟をして鑑賞したが描かれるべき点が欠けている気が…
旦那さんは出て行っただけでなく“離婚”であったこと、養育費や育児のサポート等を全て受けない誓約書を書いていたことなどは、母親を追い込むのに重要なトリガーであったと思うので、映画にも必要だったのではと思う。
また、子役の心身の健康のために仕方ないとは思うが餓死するはずの設定なのに見た目が健康そのもの、服や髪もいつまでもキレイなままでリアリティがない。
最後の方に出てくる母親の“次の妊娠”というのは必要だったか?
さらに不満なのはこの手の多くの作品に言えることだが、父親がいずにできる子どもはいない。
男のいい加減さ、薄情さ、残酷さを、描いて欲しい。
冒頭どこからどう見ても良いお母さんだった1人の女性がここまで堕ちるには、彼女自身の問題だけなわけはない。そうやって叩くのは簡単だが、そんなことをしても誰も救われない。
せっかくこのような作品を生み出すのなら、周りがどうあったら良かったのかを各々が考えるキッカケにして欲しい。そうでないなら単なる残酷な話でしかない。
点数がつけられない…
胸糞悪い映画が好きなわたしでも、「違う!求めているのはこういうのじゃない!」となってしまった、悲しすぎる映画。
タイトルにもあるように、点数はつけられない。
なんとも言えない複雑な気持ちになる。
あまりにも酷すぎて、この映画を撮影した大人たちに怒りが湧くほど。
子役の子達が心配にすらなる、自然な演技がすご過ぎる。
とにかく、二度と見たくない。
胸糞悪い
ネグレクトや虐待など親から愛情を貰えず、発達が遅れてしまってる子達の支援してるものです。
それもあって、この映画を見て何か勉強になりそうだけど施設の子ども達に今よりもっともっと情が湧いてしまいそうになり見れなかった。
でも意をけして見たけども、
音、家の中の環境だけにリアルがあって
子ども達のリアルは監督さんは求めなかったのかと思った
ワンシーン、ワンシーン、長い割には
ばつんばつんとシーンが切られたり
ネグレクトの子はもっと痩せこけてきます
言い方とっても悪いですけどもっともっと汚いです。
お姉ちゃんが弟の誕生日祝うシーン
弟、あれはどう見てもアパレル用のマネキンですよね。その手段しかなかったのであればもっと顔だけでも移さないようにするとかなかったのかなって思いました。
食料がなくて粘土を食べるシーン、あれだけ色がついてるなら口の中絵の具色になるはず
お腹の子を風呂場で出すシーンも、なんであんなに目がラリるのか教えて欲しいですね、
背景の描画が欲しい
本当に辛くなる。
他のドキュメンタリー番組で見ていたので内容はそこそこ知っていたが、映像になると本当に見るのが辛すぎました。
「お昼なに食べたい?」「オムライス!」「えー・・・チャーハンでいい?」のくだり。
子供への愛情がなくなってきたことがよくわかる場面でゾッとしました。
子供は帰ってこないわけがないと信じ切って待っている。
下の子はおむつの中もうじだらけで過ごしていたと聞いた気がします。夏の暑い中どんなにつらかったかと思うと・・・
母親の辛さも知ってほしいという意味なのか、長女を殺した後の泣くシーン、シャワーのシーン、長くとってありましたが、どんな理由があっても殺人ですから。絶対だめです。やっぱり理解はできません。無垢な子供が対象だと尚辛いです。
でも警告の意味では見てほしい映画だとおもいました。
胸糞悪くなる作品
ずーっと子供をみる
胸糞と単純に片付けられる作品では無い
どうしてそうなったかは分かるけど、何でかは分からない。
Netflixで視聴。
親の動機、子どもの考えること、一つ一つは理解できる。
また、生活の荒れ具合もリアルだし、風俗への道の切っ掛けになる友人もリアルに居そうなタイプでリアリティがすごい。
けど、何でそうなるのかがわからない。
・冒頭の拒絶シーン、完璧な母親と女を両立させたかったのに出来なかったからキレたのだろう。
→元の事件だと離婚の原因は浮気らしいが、ここで離婚まで発展するのが分からない。
旦那の方が先に子どもたちを放って別居とかしてたのか。
・子どもを放置する前に髪を結ったのは多分、餓死はもっと穏やかに死ぬと思って、死装束のつもりだったのだろう。
→そもそもそう思っちゃうのが分からない。その時点で正気を失っていたのか。
風呂場の号泣シーンで途端に正気に戻り、そこまでは本人もまた子どもで、あの部屋が子宮って事なのかな。
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