「みんな、イカれてる」渇き。 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな、イカれてる
凄まじいまでの暴力と狂気。
クローズアップを多用し、時間を錯綜させ、観ているこちらも危うく狂気に陥りそうになる。
役所広司の汗と油!
誰ひとりとしてマトモじゃない!
いったい、これは何なのか?
原作は未読だが、原作者の狂気なのか、中島監督の狂気なのか、イカれた人間を描いた映画は洋画邦画を問わずあるにはあるが、これは一線を画した作品と言えるだろう。
なんとも後味が悪い。
カタルシスも救いもない。
いったい、これは何なのか?
役所広司を筆頭に豪華なキャストだが、
小松菜奈がいなければ成立しなかった映画とも言える。
オープニングのタイトルバックがいい!
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