劇場公開日 2014年6月27日

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「狂人どもの大宴会。発狂した中島哲也。」渇き。 bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5狂人どもの大宴会。発狂した中島哲也。

2014年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

 私は、これまで4200本くらいの映画を観てきていますが、この作品はその中でも最悪の出来に属しています。暴力、殺人、流血、罵声に満ち溢れたこの作品で、監督は、一体、何を訴えたかったのでしょうか。私にはサッパリ判りませんでした。この映画、タイトルは「渇き。」ですが、一体、誰が、何に対して渇いていたのでしょう。よく判りませんでした。まさか、「愛情」ではないでしょう。登場人物全てが血に渇いていたとしか思えませんでした。この程度の映画に、思わせぶりなタイトルをつけてはいけません。「流血殺戮狂騒曲」この程度のタイトルで十分でしょう。場内では上映中、嘔吐している人が何人かいたようです。5,6人、途中退出していました。撃たれても、刺されてもなかなか死なない役所広司、いつ果てるともしれない汚らしい言葉を吐き続ける役所広司がこの上なく醜悪で、この俳優に対する見方が変わりました。それから、両目が普通の人よりも離れているところが、どこか佐藤江梨子に似ている小松菜奈もかなり醜かったです。(私は佐藤江梨子が大嫌いです。見た目も性格も両方です)。と云うよりは出演者全員が醜くかったです。(唯一、まともだったもは中谷美紀くらいでしょうか)。この映画を監督した中島さんは、覚醒剤でもやっているんじゃないもでしょうか。警察は、一度、この監督の身辺捜査をやった方がよろしいかと思います。
 私は、今回、シネマイレージカードのポイントで観たので、おカネを払う事がなかったのですが、身銭を切って鑑賞した人は怒りにうち震えているのではないのでしょうか。余りに酷い映画です。何故、登場人物が揃いもそろって、あのような残虐な行動に出るのか一切説明はなされていません。感情の湧き出し口が一切、不明なのです。ある意味、いい加減な映画でもあります。この映画は今後、日本の映画界にとっての大きな汚点として語り継がれていくでしょう。映画館のポスターによると、高校生は特別に1000円で鑑賞できたみたいですけれど、これに乗って、観に行った高校生は精神的トラウマを抱えることでしょう。もしかすると、もう日本映画を観なくなる高校生も出てくるかもしれません。長期的に見れば、邦画界にとっては、はかりしれない損失です。全く、余計なキャンペーンをやってくれるものです。日本映画全体の世界での評価の低下に繫がらなければいいのですが・・・。じきにこの映画の日本での観客の動員数も減退していくでしょう。まぁ、残虐な描写が大好きな韓国人になら受け入れられるかもしれないですね。
 今後、私は中島哲也の新作は絶対に観ません。
 役所広司の出演する映画も観たくありません。
 当分、日本映画は観ないつもりです。
本当の評価は☆マイナス10くらいなのですが、そうもいかないので、☆半分にした次第です。決して積極的な評価ではありません。
 最後に声を大にして言いたいです。今、あなたになけなしのおカネがあって、どの映画を観に行こうか迷っているのなら、この映画だけは避けて下さい。他の映画を観に行った方がどれだけいいことか!おカネは大事に使いましょう。

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bashiba