「狂気な作品」渇き。 sakuraさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気な作品
最初から最後まで、血みどろ、かなり際どい性描写もあり、好き嫌いがかなり分かれる作品だろう。
役所広司さんと小松菜奈さんの親子、本当に狂った血が流れてるんだなと思った。
役所広司は元刑事の父親役でDVだし、言葉は汚いし、大声で怒鳴り散らすし、すぐ暴れるし、レイプもしちゃう。しょうもない男。
小松菜奈はその父親の娘。外見は本当に綺麗でどんな男も女も惹きつける不思議な魅力を持った子。でもその裏の顔は、自分にとことん夢中にさせてから、シャブ中にして、オヤジに体売らせてたり、地獄に突き落とすという冷酷な女。
そんな失踪した娘を探し続け、本当の娘の姿がだんだんわかってくる、でも最後には思いがけない展開でちょっとびっくり。映像の展開の仕方が想像なのか、妄想なのか、現実なのか、時空間もいまいち混乱する感じでした。
森川葵さんもこの役でピンクのスキンヘッドに挑戦したり、高杉真宙さん、葉山奨之さんなど今活躍中の若手が出演してて、そこも見応えありました。ちょっとの出演でしたが、オダギリジョーさんもイカれた殺人者の役でなかなか怖かったです。
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