アメリカン・ハッスルのレビュー・感想・評価
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人は信じたいものを信じる
1979年にニューヨークで起きた『 アブスキャム事件 』を基に作られた作品。
FBI捜査官リッチー( ブラッドリー・クーパー )は、詐欺師アーヴィン( クリスチャン・ベイル )をおとり捜査に協力させる。
アーヴィンの愛人でビジネスパートナーでもあるシドニーをエイミー・アダムスが、情緒不安定気味のアーヴィンの妻ロザリンを、ジェニファー・ローレンスが演じる。
アーヴィンをベッドに誘うシーンのエイミー・アダムスがキュート過ぎる 💕
体重を20kg増量し、ただの中年男にしか見えないクリスチャン・ベイル、まるで似合ってないパーマ頭のブラッドリー・クーパー、上品なお色気たっぷりの可憐過ぎるエイミー・アダムス、圧強めのジェニファー・ローレンス、そして大物マフィア役でのご登場、ロバート・デ・ニーロ 😎
クセ強過ぎのキャスト達の演技が楽しい (^^)
( 放映して下さったBS松竹東急さんに感謝 )
ー 騙されるより騙す側に
ー 全てでなければゼロと同じよ
ー ノーと言えば言うほど人は食いつくものだ
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (吹替版)
前情報がない方がいい
体はブヨブヨで髪は痛々しい一九分けでもモテる方法
詐欺師の半生
オープニング・クレジットで「実話を含む物語」と出る、実話とは1978年~の天才詐欺師メル・ワインバーグを使ったFBIのおとり捜査「アブスカム作戦」のことでニュージャージー州カムデンのアンジェロ・エリケッティ市長をはじめ7人の上、下院議員、3人のフィラデルフィア市議会議員がカジノを巡る収賄で有罪となったそうだ。
アメリカでは有名な事件だからかアカデミー賞までとった力作とのこと。
ところが、そんな経緯など知らずに観た感想では、無駄に長い、そもそも天才詐欺師が出てくる映画なら騙すか騙されるかの頭脳戦が見せ所だろうに、興味の持てない中年オヤジの男女関係や私生活をダラダラと描くだけ、悪役も大した悪人には描かれず、FBIの捜査官も正義感というよりただの俗人だから一件落着のカタルシスも起こらない。天才詐欺師はドジで不実な妻と別れて、詐欺パートナーと義理の息子と手をつないで再出発のハッピーエンド風エンディング、ワインバーグを称える映画だったのか?、ワイドショー受けするスキャンダルの二番煎じ映画でした。
退屈なだけのぐずぐず映画
もう一声ほしい
カーマイン市長・リッチー
話がよくわからなかった。カーマイン市長は悪人かと思ったら根っからの善人だった。最後に善人が捕まって悪役(主人公たち)が捕まらなかったのにはモヤモヤする。カーマイン市長と家族たちがかわいそう。みんな役作りがとても大変そうだった。
おもしろい
ドタバタのオーシャンズみたいな。でも最後はすっきりした
実妻がヤバい。最高にぶっ飛んでて、物語を強引に進めたりかき乱したりするのが良かった
頼む、カーマインは無事でいてくれって思った
あと、アラブ人というかメキシコ人というかFBIの捜査官の人はファインプレーだった。
スリルなし、わかりづらく、たいしたことない
政治風刺と騙し合いゲーム
主人公は実在の人物だそう!こんなスケールの大きなトラップを仕掛けるって、さすが大国は違う。
女性主人公のファッションがおしゃれだったり、キャラが全員立っていたり、騙し合いの筋書きも緻密だったりで、結構面白い作品だった。
整理して見せて欲しい。
ひっでー話じゃないですか。アメリカの正義って。こんな国なの?
主人公(クリスチャン・ベイル)は、天頂ハゲをゴマかすために接着剤でカツラを貼りつけているような、ま、きわめつけの小物詐欺師なんです。
だが彼のビジョンは凄い。詐欺師としてやっていくために、クリーニング屋を経営するっていうんですから。
……つまり、客が預けたまま引き取りに来ないスーツやドレスを、詐欺の衣装に使う仕掛けです。
ね、小物でしょ。
そんな彼が、エイミー・アダムス扮する「英国貴族に化けた中西部出身の詐欺女」(これが名演!)と出会って、詐欺の階段を一段だけ登るわけですが、そこでFBIにとっ掴まってしまう。
カジノ合法化を狙うアトランティックシティで、FBIは主人公たちを手駒に使って、罪のない多くの議員や市長をムリヤリ収賄罪にハメてしまうっていう、後味の超~悪い映画です。
アメリカ人には、これでも良いのかも知れませんが、日本じゃ、絶対に許されない話です。
でもこれがアメリカ人の正義感なのだろうな、と割り切れない思いで観たのでした。
映画のディテールは真に迫って面白いので、そういう部分で楽しむのが正解かと思います。
エイミー・アダムスはほんと名女優だな、と感心しました。
カジノ利権と70年代音楽と。
日本でもこの映画が流行ってくれればカジノ(IR)法案も廃止になったかもしれない。とにかく統合型リゾート施設とカジノが併設されれば、オープン後の観光収入がどうとかの議論の前に認可や設置時点での政治家の贈収賄が絡んでくるものだと教えてくれる。この映画ではさらにマフィアも経営側にいることを示しているが、今後の日本型マフィアも登場するかもしれません。
一応、カジノとは関係のない、小物の詐欺師アーヴィン・ローゼンフィルドが主人公になるのですが、FBI捜査官に捜査協力させられたために大掛かりな仕事に関わってしまうという内容。ついでにクリスチャン・ベールのビール腹とハゲ映像も凄い。そーいや、最初は詐欺師4人を捕まえたいとか言ってたくせに、後半には政治家、特に市長のカーマイン(ジェレミー・レナー)に焦点を絞ってしまった。それにしても囮捜査なのに金かかりすぎだよ!それは血税だよ、け・つ・ぜ・い!
「一部に実話あり」というテロップも面白いし、当時は日本も腐敗していたし、アメリカも似たようなものだったのだろう。そんなFBIと詐欺師の即席チームもアラブの富豪シーク(マイケル・ペーニャ)を使って融資しようという大掛かりな作戦となり、マイアミでのパーティでは予定外の元マフィアの殺し屋テレジオ(ロバート・デ・ニーロ)が現れ困惑する。いや、デ・ニーロは観客だって驚くぞ(笑)。このペーニャとデ・ニーロの駆け引きも緊張するシーンでした。
ストーリーは社会派メッセージを伴うコンゲームとなるのですが、それよりも流れてくる音楽がおっさん的には感涙もの。D・エリントン、E・フィッツジェラルド、T・モンクといったジャズもあるが、ほぼ70年台のポップス、ロック。アメリカの「名前のない馬」から始まり、スティーリー・ダン、シカゴ、ドナ・サマー、ELO、E・ジョン、テンプテーションズ、サンタナ、ビージーズ。さらにウィングスの「死ぬのは奴らだ」ではジェニファー・ローレンスの熱唱も楽しめるし、D・ボウイの「ジン・ジニー」も効果音にように上手く使われている。あ、台詞消してもいいですよ♪と言いたくなるほど懐かしい。誰なんだよ、この選曲したのは・・・
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