劇場公開日 2014年5月10日

「“見栄”が招く最悪の結末。自業自得の教訓的映画。」ブルージャスミン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5“見栄”が招く最悪の結末。自業自得の教訓的映画。

2014年5月13日
PCから投稿

笑える

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:「こうなっちゃいけないよ」という反面教師として観るのに最適。ともすれば重いテーマを、軽妙な展開で見事に表現。
否:時間軸が行ったり来たりするので、ちょっと分かりにくいかも。ラブシーンも割とある方。

 物語は、現在の没落したジャスミンと、幸せの絶頂にいるセレブ時代のジャスミンが、交互に描かれていきます。時間軸が行ったり来たりするので、最初はちょっと戸惑うかもしれません。自分を良く見せたいがためについた嘘の数々が、やがて自分の首を絞めるきっかけになっていく様子が、とってもコミカルに描かれていきます。
 題材としては好みが分かれそうなところではありますが、非常に教訓になる映画ですので、謙虚な気持ちでご覧になってみて下さい(笑)。

映画コーディネーター・門倉カド