「“見栄”が招く最悪の結末。自業自得の教訓的映画。」ブルージャスミン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
“見栄”が招く最悪の結末。自業自得の教訓的映画。
【賛否両論チェック】
賛:「こうなっちゃいけないよ」という反面教師として観るのに最適。ともすれば重いテーマを、軽妙な展開で見事に表現。
否:時間軸が行ったり来たりするので、ちょっと分かりにくいかも。ラブシーンも割とある方。
物語は、現在の没落したジャスミンと、幸せの絶頂にいるセレブ時代のジャスミンが、交互に描かれていきます。時間軸が行ったり来たりするので、最初はちょっと戸惑うかもしれません。自分を良く見せたいがためについた嘘の数々が、やがて自分の首を絞めるきっかけになっていく様子が、とってもコミカルに描かれていきます。
題材としては好みが分かれそうなところではありますが、非常に教訓になる映画ですので、謙虚な気持ちでご覧になってみて下さい(笑)。
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