「ウッディアレン的」ブルージャスミン ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
ウッディアレン的
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オープニンブのクレジットタイトルのバックに流れるジャズが気だるく、特にトランペットのメロディを聞いただけで、事前情報なしでもウディ・アレンの映画だと感じてしまう。
終始、コメディタッチのテンポの良い展開で、やや早口の会話の応酬が面白く、いかにもウディ・アレン的映画だ。
ただ、字幕を追う私にとっては、彼特有の英語のジョークがわからない部分もあり、ちょっと疲れる映画でもあった。
結局、主人公は嘘がバレて再婚できず、また妹は、元の鞘に収まることになるが、ある程度予想がついてしまう展開なので、少々物足りないエンディングだった。
そもそも嘘がバレる状況設定が、結婚指輪を買う宝石店の前で妹の元夫と偶然出くわしたことによるのだが、やや安直過ぎる設定ではないか?
最後、妹の家を出た後の主人公、どこに住んでどうやって生きるのか、ちょっと心配になった。
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