劇場公開日 2014年5月10日

「意外にもリアリティを感じるキャラ」ブルージャスミン GreenTさんの映画レビュー(感想・評価)

意外にもリアリティを感じるキャラ

2018年3月10日
PCから投稿

主人公のジャスミンには、自分を始めとして、周りにいる様々な人間を投影して観る事ができた。孤児で養女として育てられ、大学生で金持ちの男に見初められ、一切働いたことがない人生を送ったのにホームレスまで転落するという、映画的なキャラクターなのにも関わらず、非常にリアリティをもって共感してしまったのは、ケイト・ブランシェットの演技力と、ウディ・アレンの人間観察力の成せる業なのでは、という感想を持った。

GreenT