「女であれ」ブルージャスミン JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
女であれ
ジャスミンの痛さ。
そればかりが注目される前半部分。
ウディアレンらしい時系列構成となってます。
そこからさらに痛みが増す後半部分。でも後半からは、ジャスミンの本当に虚しい部分というのも見え始めてですね、彼女の性格を差し引けば、彼女の人生に起こったことは非常に同情すべき事なんですよね。それが分かってきてもう彼女をただのモンスターとは思えなくなってくるんです。だから最初のシーンとラストシーンとではあんなにも彼女への見る目が変わる。最後には「どうか、誰か彼女を守ってあげてください。救ってください」そう願っている自分がいる。
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