劇場公開日 2014年3月29日

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白ゆき姫殺人事件のレビュー・感想・評価

全283件中、21~40件目を表示

3.5俳優さん達がみんなハマり役で良かった。 ネットって怖いね。

2023年4月27日
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俳優さん達がみんなハマり役で良かった。
ネットって怖いね。

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ぬおーん

4.0実際に起きた殺人事件をヒントに組み立てたミステリーの傑作映画

2023年4月4日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

2000年に起きた「恵庭OL事件」
交際相手が被害者に心を移したことを恨んだ元恋人が、
人気のない林道で被害者を絞殺して遺体を灯油で焼いた事件である。

映画は殺された三木典子(菜々緒)が、長野県しぐれ谷国定公園で
滅多刺しにされた上に燃やされて遺体となって発見される。
紀子を恨んでいたとされる恋人を奪われた同僚の城野美姫
(しろのみき=井上真央)は、事件の夜から行方不明になっている。
テレビ局契約ディレクター赤星(綾野剛)は元カノの理沙子(蓮佛美沙子)
から「すごい事件が起きた」と連絡を受ける。
典子の後輩の理沙子の情報は詳しく非常にタイムリー。
赤星はレッドスターの名でツイッターをしていて実況のようなツィートは
評判を呼び、ネットでは「白雪姫殺人事件」として有名になり、
城野美姫はいつしか殺人事件の犯人にされて行く。

この映画は2014年公開で、今では珍しくない手法だが、
ツィッターを画面上に表示して臨場感を煽っている。
そしてSNSが作り上げる人物の虚像と実際の人間の落差が甚だしくて、
SNSの恐ろしさをまざまざと浮かび上がらせている。

そにしても菜々緒の演じた美人で人気者の三木典子。
この女性の実像や悪意。
人間の闇を原作者の湊かなえは見事なまでに浮かび上がらせている。
傑作ミステリである。

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琥珀糖

5.0嘘付きな真犯人は…

2023年3月27日
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鑑賞方法:VOD
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HILO

3.0真実は本人からしか語られない

2023年1月22日
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いろんな人の主観が入り、結局何が真実か分からないままに物語が進む。
真実は、結局本人からしか語られることはない、ということがよく分かる話。

事件は解決したものの、容疑者の境遇が不憫で何となくすっきりしないような、重たい気持ちが残る。

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た

4.0地の文は信じても対話文を信じてはならぬ

2022年10月10日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

それがミステリーの鉄則。
ましてや供述など嘘ばっかり。というより、自分でも嘘だと思ってないのが厄介な所。

まさに湊かなえ節。
そういえばこの展開は「告白」によく似ている。
語る人によって、状況が少しずつ変わってる点。
ひとは皆、自分に都合のいいように記憶しているものだと、つくづく思わされる。

ミステリーとしての出来がピカイチなので、すごい引き込まれる。
ただ、さすがに有り得ないだろと、画面に向かって突っ込んでしまうぐらいのとんでも展開もあるだけに、ちょっとだけ点を下げさせてもらったが、概ね予想を超える満足度でした。

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りんちゃん

3.5井上真央と菜々緒最高

2022年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

井上真央の低
菜々緒の高
すごいバランスで描かれている中のサイコパス
際立ってます

この作品は映像の方が生きるのか
監督が上手いのか
ラストいいですね

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風花

5.0久々超面白い映画

2022年7月2日
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メディアは切り取った真実を報じていて、本当の話はもっと深いところにある。

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aqua_2500

4.0面白かった。俳優の皆さんがいい。

2022年6月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白かった。俳優の皆さんがいい。
視点を変える、嘘をつく、という要素で物事のとらえ方は大きく変わりますわな。
良かったです。

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khapphom

3.0原作は未読だけど湊かなえって感じ。 人間の嫌な部分、さらにネットを...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作は未読だけど湊かなえって感じ。
人間の嫌な部分、さらにネットを通すと怖いと感じた。
自分の良いように、都合のいいように、その他大勢の意見に同調する。事実から遠ざかっていく。
自分の核たる部分をもっていたいものだ。
様々な人の視点で語られる、そんな脇を固めるキャストも何気に豪華。

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よっしー

3.5嫌なやつ多すぎ

2022年6月14日
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鑑賞方法:VOD
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KAO_LUCY

2.0いつかきっと・・・の限界

2022年5月4日
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まず、井上真央がかわいい時点でなんか違う。
平凡で純粋で世間知らずで顔に特徴のない普通の女子。
が、主人公だから成り立つ話なのでは?と思いながら鑑賞。

目の前に嫌な奴がいたらどうするだろうか。
直接そいつに対抗するだろうか。
別の第三者に矛先を向けるだろうか。
泣き寝入りしてしまうだろうか。
その場から逃げ出してしまうだろうか。
「いつかきっと、いいことがあるから」と
じっと耐えられるだろうか。

この映画の登場人物は、目の前にいる嫌な奴に対する
それぞれの対応の仕方を見せている。
周りを巻き込んで集団で攻撃する、みつき。
泣き寝入りして引きこもったダイアナ。
直接攻撃に出た真犯人。
そして、「いつかきっと、いいことがあるから」と
自分に言い聞かせる主人公。
この映画の中では誰一人幸せになっていない。
主人公には「いいこと」なんて一度も起きていない。

そして今日現在。
「目の前の嫌な奴」は、
目に見えない世界中の網の中にいる。
その網の中の連中に対応する最適な手段は
未だ解決されていない。

できれば映画の中で、
それに対応できうる一筋の光でもいいから
提示してほしかった。
そしてこの主人公には、ほんの小さな光を目指して
もらいたかった。

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にゃろめ

5.0演出力

2022年3月28日
PCから投稿

日本映画をこきおろすことが多いですが例外もあります。テレビ出身の職人型監督と是枝裕和、中島哲也、李相日、原田眞人・・・工匠なタイプの監督は敬愛しています。中村義洋監督もそうです。

判断基準は演出力です。演出家が演出がじょうずであることは合理では──と思います。反してこきおろしたくなる日本映画の監督はずばり演出がへただからです。それに加えてへたにもかかわらずマスコミが称揚しているから──というのもあります。

ときとして日本映画はへたなほど称揚されます。へたでも天才ともてはやされます。この現象は日本映画/日本映画界を(ものすごく)不透明にしていると思います。
当人が気づいたなら「すいません天才じゃないんで天才って謳うのやめてもらっていいですか」って言ってほしいと思います。

個人的に中村義洋監督は演出がもっとも巧い日本の映画監督のひとりです。
東京オリンピックの際、開閉会式に寄せて「演出家」が挙がっていました。映像作家も挙がっていましたが、よくわからない人たちでした。世の中の事態は──とりわけオリンピックのようなものは利権が支配していて、すぐれた者があてられるわけじゃないと思います。エンブレムからしてそうでした。

したがって中村監督はもっとも演出がじょうずなのにマスコミの称揚にはのぼってきません。だから映画にはリテラシーがひつようなのだと思います。マスコミはだめな映画/監督ばかりを持ち上げます。その嘘/ゴリ推しを払いのけて本物を見分けるのはリテラシーってことになるからです。

中村監督の演出力はその映画がおもしろいことでわかります。アヒルと~チームバチスタ~フィッシュストーリージェネラルルージュ~ゴールデンスランバーちょんまげぷりん・・・いずれもおもしろく且つ安定しています。エンタメに比重していますが、なんとなくアートなルート225やポテチみたいなのもやはりおもしろいのです。そのことを通じて映画監督はエンタメであろうが、アートハウスであろうが、演出力はひつようだ。ってことがわかると思います。

白ゆき姫殺人事件は湊かなえ原作のミステリーでした。大資本でオールスターキャスト、大量の登場人物をさばいていました。こんな形容をしなければならないのは癪ですがまるで韓国映画のようにおもしろい映画でした。
あかるく健康的な井上真央ですがここでは喪女をうまく演じていました。知名とともに善玉になった菜々緒ですがやっぱ悪玉が似合いました。

凝ったストーリーを解りやすく見せます。またミステリーや謎解きの領域から友情へもっていってじんわりさせます。こんな芸当ができる監督はほとんどいません。

Netflix、Disney+、HBOMax、Amazon、AppleTV・・・グローバルな動画配信の時代、言語はさまざまでも、全世界につうじる共通言語は演出力です。
すでにだれもが米英韓がおもしろいことを知っています。そんな世界になっているのに、へたなやつを天才とか言っちゃう日本映画/日本映画界ってすげえ変だよね。──という話。

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津次郎

1.5踊らされる…

2022年1月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

3.0相変わらずの

2021年11月19日
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イヤミス。その中でも面白い方かと。

映像のアイデア効いてます。

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大粒 まろん

4.0自然な流れで、

2021年11月17日
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鑑賞方法:映画館

登場人物の人物像やエスカレートする世論、失踪者の行方などがうまい具合に絡み合って、終始夢中で見ていられた。

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くそさいと

5.0永久保存版🙆‍♂️

2021年6月26日
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元々原作の小説が好きだから、かなり贔屓目の評価でえいきゅうに認定。

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@Jankichi@

3.566点

2021年6月11日
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観やすいサスペンス映画。

刑事物やヤクザもの、もっとグロテスクな殺人や狂気じみてるサスペンスとは違うので、普段観ない人も楽しめるサスペンスだと思う。

綾野剛の幅の広さがここにもありました。

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サスペンス西島

3.5面白かった

2021年5月31日
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井上真央さんがよかったです。
自己主張がうまくできず、人生もうまくいかない、ささやかな幸せを見つけても全て奪われる。
そんな、『かわいそうな女』がよく表現されていました。
わかるー…って、何回も思いました。

菜々緒さんも良かったです。
あら、美人で信頼も厚い素敵な女性を演じていると思ったら、やはり菜々緒さん…な女性を演じていました。
イラついたー…。

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みみみ

3.0登場人物全員陰湿

2021年4月30日
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国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。全身をめった刺しにされ、その後火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。同期入社した被害者の三木典子とは対照的に地味で特徴のないOLだ。テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。

湊かなえ作品ぐらい登場人物が陰湿だなぁと思ったらほんとにそうでびっくり。すかっとする瞬間もなく後味はあまり良くない感じ。『告白』が好きな人はいいかも。
謎解きに焦点が当たってないとわかってはいるが、犯人の動機、手口などがお粗末でミステリーとしてはイマイチかな。

少し前の映画なのでテーマがやや古い気もするが、すぐに手のひら返しする匿名の不特定多数という存在は未だにいるのは面白い。

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waisigh

4.0【いる】

2021年1月15日
iPhoneアプリから投稿

僕の周りにもいる。

僕に話すことと、他の人に話すことが異なるとか、自分が窮地に陥ると突拍子もないウソをつくとか…。

それも、一度や二度とじゃなく。

聞いた話だと、休日に出勤しては同僚や先輩の営業情報をくすねて、挙句の果てに、ブランクの領収書をお客に発行して、その人が横領に利用したという事件まで発展したケースもあった。

こういうタイプは、人を騙し通しているとか、状況を上手くコントロール出来ていると本当に思っているのだろうか。

僕には、常に何かに怯え、そのせいで、こうした行為を繰り返しているようにも見えたりする。

きっと、皆さんの周りにもいるに違いない。

しかし、湊かなえさんは、このストーリーと登場人物を思いつくほど、世の中に失望しているのだろうか。

それほど、出てくる登場人物がろくでなしというか、闇を抱えているというか…。

加えて、傍観者であるネットでつぶやく連中も同様だ。

まあ、上っ面の見たい出来事にしか注目しないとか、それ以外は読まないとか、そういう受け取る側の問題もあると思うが、某ネット・ニュースなんかの場合、明らかに、トピックの重要性というより、読まれてナンボの広告収入だけを考えているようなチョイスだったりもする。

赤星と根っこは同じように思う。

テレビのワイドショーの内容についてだって、コロナを巡って、橋下徹氏がこう人を攻撃したとか、玉川徹氏がこんな風に世間を煽ったとかばかりで、4人のノーベル賞受賞者の科学者が、政府に重要な、そして、バカな政治家でも分かりやすい提言でテレビでも説明したことなど、全然取り上げたりしない。

アプリにスマートという名前を冠しているのだから、もう少しクレバーでも良いと感じる。

美姫も決して善人の代表として描かれているわけではない。
孤独でお人好しなところがあって、悪意のある行動をとるわけではないが、自分の好きなことについては、周りが見えなくなって、貪欲と思われるような行動も取る。

年末のNHKの「少年寅次郎」と映画「大コメ騒動」を観て、井上真央さん見たさで、鑑賞してみたが、あの屈託のない可愛い笑顔などあろうはずもなく(分かっていたはずだが)、現代社会を考えてしまうが、ちょっと辛くなった。

最後の美姫と夕子のやり取りで少し救われるぐらいかもしれない。

とにかく、どいつもこいつもって感じだが、登場人物の違和感を、役者さん達がよく表していて、若手中心だけれども、たいしたもんだと感心もした。

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ワンコ
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