「何が「ござる」だ!by 志々雄」るろうに剣心 京都大火編 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
何が「ござる」だ!by 志々雄
最後に登場した福山雅治。何者だ?坂本龍馬か?と期待を持たせて終わってくれた。それにしても戦い方が半端ない。ワイヤーアクション全開、どんな撮影してんだと目を見開くばかりで、特に剣心が石灯籠にぶつかるシーンが痛々しくて圧巻。その他、京都での志々雄軍と警察隊との乱闘や忍者のように飛び回る剣心が凄かった。
敵側では神木隆之介のアクションも重心がどこにあるんや?と不思議なくらいの身軽さで強さをアピールするのもいいし、意外や土屋太鳳の蹴りも炸裂していた。冒頭での警官殺しの際の舞台セットや突如軍艦が現れる迫力シーンもいい。とにかくアクション、迫力シーン満載の作品だった。
元新選組の斎藤(江口)や警察、それに幕府側だった御庭番衆など、かつての政敵も入り乱れ、諸悪の根源たる志々雄軍との戦い。藤原竜也はこんな弱者をも平気で殺す悪党が似合うんだな。というか、悪役やクズ役の方が圧倒的に多い気もする。
そんな志々雄真実にも暗殺されるという悲劇があった。全身を刀剣で切り刻まれた上に火を放たれてる。大久保利通の子飼いだったという言葉もあったけど、仲間や弱者をも平気で殺したということや新政府の汚点として消されようとする運命に・・・そんなこんなで『伝説の最期編』を楽しみになった!
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