バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所

劇場公開日:

解説

ホラー映画の音響スタジオに赴任した男性が狂気に陥っていく姿を、「レッド・ライト」などの個性派俳優トビー・ジョーンズ主演で描いた英国製サイコスリラー。1976年、イギリス人の音響技師ギルデロイはイタリアの監督サンティーニに雇われ、低予算ホラー専門の音響スタジオ「バーバリアン・サウンド・スタジオ」で働きはじめる。残虐シーンに合わせて野菜を切り刻み続けるうち、ギルデロイは自身の中に潜む残虐性に気づいていく。「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」にて上映。

2012年製作/92分/G/イギリス
原題または英題:Berberian Sound Studio
劇場公開日:2013年10月26日

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(C)Channel Four Television/UK Film Council/Illuminations Films Limited/Warp X Limited 2012

映画レビュー

2.5もうやだこんな職場

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

映画の音響製作現場と言う密室で、ホラー映画の音をつけるうちにブラックな環境と合間って静かに狂っていく主人公。

制作中のホラー映画の映像は見せず、説明ナレーションと効果音だけで見せていたのはよい演出。

人を刺すのはレタス、飛び降り音はカボチャ、火かき棒を女性器にねじ込む音はフライパンに油を引く。

次第に現実なのか妄想なのかわからなくなる展開は主人公に感情移入してると混乱度がより増した。途中でいなくなった主人公の唯一の理解者の女性が言いはなった呪いの中にはまってしまったともとれるラストの展開。

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mimiccu

3.516年28本目は向き不向きが極端に分かれる雰囲気ホラー?。

Aさん
2016年10月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

16年28本目は向き不向きが極端に分かれる雰囲気ホラー?。
ラストまで観て、めちゃくちゃ難解ではっきりとした答えは見当たらなかったので、しっかりとしたヲチが欲しい人には完全に向かない映画やなと思った。雰囲気ホラーと称したのはそのため。

ホラー映画のアフレコや効果音を作っていく技術師のお話なんだけど、それを表現する際ホラーやスプラッタな“映像”はまったく劇中登場せず、観客が視認できるのは主人公が音を作っていく様子のみ。グチャ!ギャー!みたいな音や声は忠実に再現されているしそれがどういうシーンのものなのか説明はあるけど、映像自体は一切無しで観客の想像に委ねられる。(だから退屈とも言われるかも知れないし、だから観易いとも言えるだろうし。)

思っていた作品とは違っていたけれど、観終わったあとにじんわり不快感が残り色々と考察できる点では個人的には好評価なんだけど、全体的に色んな意味で静かだしゆったりと話が進むので退屈な人には猛烈に退屈で眠りを誘う映画なんじゃないかなと感じた。観る人を選ぶ。
わたしもどんよりゆったり映画は苦手なので途中苦しい部分はあったけれど最後まで観て感じた印象だとやはり一見の価値はあるかな〜と思う。なんせ主人公を演じるトビージョーンズの表情演技が秀逸すぎて堪らんからね。
それだけでも観る価値あり。

しかしどうせなら映画館の大層な音響で観てみたかった。自宅で鑑賞するときも、ヘッドホンは必須やね。

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A

3.0音と映像とトビージョーンズの映画

2014年3月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

かなり酷なスプラッタ映画を作る作業を、残酷な映像シーンで直接的に観せたのではなく、音を中心とした間接的なもので観せて、でも顔をしかめたくなる感覚はリアルに感じさせてくれたのが凄い。
トビージョーンズ凄い。女優さん凄い。

ただ、疲れ果て壊れて行く主人公を観察するだけの映画としてしか私には理解できず、つまらなかったなという印象。もしかしたらそういう映画なのかな。
でもいい映画だと思う。
音が凄いので映画館で見ておけばよかったとも思ったけど、グロテスクさに耐えられなかったかもしれないなぁ。

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たると

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