魔女の宅急便のレビュー・感想・評価
全17件を表示
魔女、やめるなよっ!
ったく、なんておもろいセリフ。
子供は素直でよろしい。
ええ、楽しかったですよ?
久々に自分にオトナとして映画を楽しむ姿勢を課すことを思い出させてくれました。もちろん、子供向け映画である、という前提で本作を鑑賞する、という意味だ。
原作はおろか、ジブリのアレも見ていないので、とてもまっさらな気持ちで鑑賞できたか、といわれるとそんなわけはなく、トンでる絵にがっかりとか、まあ、するだろうな、とは思っていたので、そこに落ち込むことはなかったが、晴天の飛行シーンにはもう少し知恵を絞ってもよかったのではないだろうか?ごまかしが効きにくいからねえ。
まあ、子供向け、という視点を続けていくならば、もう少しドラマは早めに動いたほうがよかったとは思う。キキのことを知らないお子さんはほとんどいないだろ?
そもそも前ふりで両親のことや、おばあちゃんのことが全く本編に関係なく、ましては魔女になるか、ならないか、の選択が「できる」というのと、キキが魔女に「なりたい」、という理由の説明ができていないので、ざっくり島にたどり着いたとこから映画が始まっても全く問題なかったのだからね。
本作の子供向け、という意味で最大の欠点はそこ。
それ以外は総じて楽しかったと思う(しつこいが子供向けとして)
風の演出で同じシーンで森が揺れてたのが、ピタっと止まったりして結構すごいんだが、通常時も風が吹きまくってんで若干ウザイ。
キキにまとわりつく少年が戦時中の飛びたい少年兵みたいなのだが、しかしこの少年がなかなか楽しい。このレビューのタイトルや、一方で「魔法、魔法、ゆうなっ!!」ってセリフがなかなかシュール。
役者はみんな楽しかった。特にこの少年兵と飼育係、赤い魔女、嵐の中歌うカバと、CGの猫。
特にCGの猫はかわいかったね。いっぺんキキが魔法を使えなくなったとき、この猫がはぐれたんだけど、再会したとき、ふつうにしゃべってたのにはガクって来たけど、まあ、いいか。CGだろうが、猫はカワイイ。
嵐の中、歌うカバはまあ、やりたかったんでしょうな、面白かったよ。歌わなかったら、あの屋敷の小さい女の子と同様にホラー要員のままでしたし。
嵐の中、運ばれるカバの命が、少年兵とキキの2人の命より重いのは、カバがかわいいからだ。カバがアイドルだからだ。だからこそ、島の住民はキキの応援をするようになったのだから。
島の住民こそが魔女、っていうオチでなくってほんと良かったよ。
キキが嵐の中、うーん、てすっごい力入れて浮き上がろうとしているのと、魔女のとしての自覚が飛翔の源だってことがすっかり忘れ去られているようなんだけど、子供はうーん、って力を入れないとアイデンティティを確立できないものなんだ。
俺もそうだった。
まあ、俺は今でも、うーん、って言っているがな。
追記
ラストのナレーションは、原作者自身が続編ノリノリのような締め方だが、このデキなら、続編いけるんじゃあないでしょうかね。
おおっ、レビューのタイトルとつながった!!
大人は素直「が」よろしい。
強引な結末
................................................................................................
人間界で宅急便の仕事で1年間修行することになったキキ。
しかし人間は魔女を敵視する者も多く、キキは魔力を失った。
そんな折、縁のあったカバが病気になり、急遽獣医の診察が必要になる。
キキは台風の中、獣医のもとに届けるために魔力が復活し、成功する。
これにより人間とも仲良くなる。
................................................................................................
ベタな内容なりに途中までおもしろかったのだが、最後がなあ。
あまりにも絵に描いたような形で見事に魔力が復活するのはなあ・・。
しかも少し縁があっただけのカバなのに、何でそのために命を張るの?
そして何故そこでそんなに強い信念が出て急に飛べるようになるの?
ベタな感動物も嫌いじゃないけど、何か強引過ぎ。
でも風花はキキのイメージにそれなりにハマってた。
見る前は不安になったりしたけれど、普通に楽しめる作品で安心した。
13歳の魔女見習い・キキの成長物語。おもしろかった。
この映画、ジブリの魔女の宅急便を思い描きながら見るか、そうでないかでかなり受け取り方が違ってきそうですよね。
口コミを読んでいない状態でこのレビューを書いていますけど、ジブリの印象が強かったり比較してる人は点数低くなっちゃうんじゃないかなと思ったり。どうですか?そうじゃないですか?ま、そういう人はもともとジブリの魔女宅好きだろうから気持ちは分かるけど。
普通に原作ありきのものなんだからそれをどう解釈して映像化するのかは制作側の勝手で、それをどう楽しむのかは視聴側の勝手なんだけど、けどね、ジブリと比較する見方はいったん横に置きましょうか。
アニメに出てくるような街並みやそこに暮らす人たち、世界観、映像美、展開、そういったモノを期待しているとちょっと違うな~と感じる人が多いんじゃないかなと思います。
で、これは本当にごめんなさいなんだけど、原作の魔女の宅急便は読んだことがないです。
映像的には箒にまたがって飛ぶシーンとかもう少し爽快感欲しいなとか思ったり。ハリポタの、なんでしたっけ、なんとかっていう競技のシーンを思い出して見てみたり。あとはもっと海、きらきら~~~~として欲しいなとかね。もう少しVFXには頑張って欲しかった感。
最後の方にカバを運ぶシーンがあって、嵐の中せまりくる崖をトンボと力を合わせて回避するシーンがあるんだけど、あそこは爆笑しました。それ無理だろ!!みたいなねw
そういうところ、ちょっとアニメ的な演出というか動きというか映像というか、なんだろう、実写でそれやる!?みたいな感じがあって笑っちゃいました。そういうところちょっとアニメ(ジブリ)を意識していたりするんでしょうか。シナリオライターさんに聞いてみたいところです。
著者が出演したりしていてそういうところは興行といいますかなんか裏の事情?が見え隠れして面白いなと感じるポイントだったりします。あとは歌手のYURI(カラ役)さん。これもなぁ・・・姉の死がきっかけで歌えなくなった歌手がそれを乗り越え歌えるようになるベタな展開。で、嵐の中、ずぶ濡れになりながらキキのために歌う。あ、そうだ!だってクライマックスだから歌流したいじゃん!実際に出演してもらって歌ってもらっちゃおう!みたいなところとか。面白いじゃん。パンを届けに行ったキキに姉の死を打ち明けるシーンとか、YURIさんの芝居が通り一辺倒と言うか、私、姉の死で落ち込んでます感満載で違和感感じたけどそうか~歌手の方だったのね。
好きなシーン
・キキとトンボの心が通じるシーン
キキが墜落したトンボを助けて、そこからキキが自転車に乗る特訓をするシーンね。すごく好きでした。ファンタジーでもなんでもないけど、こういう心が触れ合うシーン、好きです。でもまぁ、完全にフリな「おさえててよ。絶対、手離さないで!」からのやったー!乗れたよ!の流れはありきたり過ぎてもうちょっと凝ってくれよとは思いましたけど、ベタ好きなのでまったく問題なしでしたw
これじゃない感
主人公の小芝風花さんはとても可愛らしくてキキらしさも出ていてはまり役だったと思います。ただ、内容がずいぶん改悪しすぎのような気がしてなりません。名作なのに肝心のあのシーンがないのは正直ガッカリ。しかも、話に無理がありすぎます。なぜわざわざあんな天候の時に同物を輸送する必要があったのでしょう. . . 。どうせなら先生に直接来てもらえばよかったのでは?
魔女の宅急便が実写化!?
ナレーションが原作者の角野栄子さんというのがいいね♪映画にもちょこっと出ていたのでびっくり!(気づいた人いるかな?)
正直、ホラー要素が含まれてしまうか心配だった。
監督がホラー映画ご用達の方なので、演出がホラー映画っぽくなってしまわないかちょっと心配していましたが、そんな事は全くありませんでした。
少年少女たちの演技がちょっと微妙だったり気がします。
一番いい演技をしたのは動物園の兄ちゃんだと思います。あの兄ちゃんの演技は本当にイライラする演技で、最高でした。
意外に良かった
ジブリアニメのものとは、設定やエピソードが変更されています。
キキやトンボが空から落ちて怪我を負う、怪我を薬で治す(魔法とはいえ薬)、自転車を乗れるように練習するという、リアリティのあるエピソードが多め。
主人公の女の子は怪我をしないのが一般的ですが、顔に傷を負わせるという斬新さ。
物語途中、人々から「呪い」の噂を立てられて嫌われたり、暴言を吐かれたり、おまけに飛べなくなって踏んだり蹴ったりの世知辛さまで描かれています。
飛行不安定な状態でカバと少年を運ぶところは、ファンタジー過ぎてますが。
おソノさんの髪型が変だったのは少し気になります。
それと、タカミ・カラ (YURI)という本人出演の恰幅の良過ぎる女性歌手の登場には戸惑いました。
天童よしみを彷彿とさせ、作品中浮いてるように感じたので。
それでも歌はそれなりだと思いました。
全体通して、魔女の宅急便の世界観を損なわず、実写映画オリジナルの部分を面白く観ることができたので、私は高評価します。
もう一回はない
ん〜、本当にこれ、みなさん良いと思いました?
っていうのが正直な感想。
まあなんていうか、笑えましたよ
映像の劇っていう感じは置いといて、
CGも酷いと思いましたし。
小説を読んでいないのでわかりませんが
トンボの兄弟たち?がイヤすぎて。
勝手にホウキを持って行ったり、
それを棚に上げて逆ギレしたり。
女の子たちの「呪い」とかは
もうちょっとなんとかならなかったでしょうか。
一人一人の演技もなんだか胡散臭くて
あ、でもカラさん(太ったおばさん)の声は最高(笑)
あと飼育園のにいちゃんもうざいなあー
魔女嫌いなのはお年寄りがよかったなあ
まあこれは個人的なあれですが。
あとクライマックスが一番ひどい
あんな嵐の中ホウキの少女と少年にマルコを届けさせる神経の方に気を取られた...
普通におかしいし、物語だとしてもあまりにチープ
なによりこの作品がいけないのは
全く登場人物ひとりひとりに魅力がない。
街の住人はさすが田舎と言うべきか、凄い凄いと囃し立て、呪いだ呪いだと遠ざけて、カバ助ければ旗振り振り
なんなんだ\(^o^)/
オソノさんももうちょっと天気考えてやれよ\(^o^)/
トンボは謝りなさいよ\(^o^)/
カラさんええ歌声\(^o^)/←
キキは...子供なんだなあって感じ。
非常に笑えた映画でした。
魔女の(狂気の)宅急便
あくまで凡人の意見として捉えておいてください
まずこの映画、とても笑えました
序盤からどんがらがっしゃんと音を立て破綻していく設定
どういう経緯でこうなってしまったのかと、頭がハテナマークだらけになっちゃうようなツッコミ満載シナリオ
ある意味そこら辺のサスペンス系より謎多いかも
例えば、この作品の世界は時代設定からすると昭和の港町をモチーフにしたような町並み・住民の容姿をしているんですが
序盤で登場する後々キーパーソンになるであろう飼育員アンチャン
がなぜか今風のちょっとチャラい奴だったり
主人公のキキがなぜか知らんが家にいたのに次の瞬間、場面展開して動物園の園内に無断で寝泊まりしちゃってたりと、ギャグ満載です
その上、カバの体調不良をキキに無理やりこじつけして八つ当たりしまくる飼育員アンチャン、もはや狂人である。無理やりこじつけ過ぎてキキが悲惨すぎる笑
ここまで狂気しか伝わってこないが・・
しかし、魔女の直球便の恐ろしさはとどまるところを知らない
一番自分が興ざめしたポイントを言うと、脇役三人の女の子が公園のベンチに座り友達の陰口を叩いてるというシーンで、その被害者である友達からキキは三人に手紙を届けてほしいと依頼される、しかしキキが話しかけるやいなやさっきまでリアルなトーンで陰口を言っていた三人が眼の色を変え「魔女の呪いがー!」と叫びその場を逃げるように去っていく。
というのもキキは現実離れした健気で少しおてんばなキャラ設定(ここはなぜか多少オリジナルに近い)なのでこの時の会話の温度差が遥かに違いすぎて、そもそも陰口を平気で叩くような人らが魔女の呪いなんて迷信じみたもんを簡単に信じこんでしまっているのが滑稽で仕方がない
ここまで思ったのがさっきの脇役のアンチャンもこの子達もほんと役回りが酷すぎてかなり不憫に思いました笑
終盤なんてもう(ここにきて)別物。キキとメガネがハリー◯ッターよろしく悪天候の中高速飛行している最中なぜかビックマダムが歌い出す、もうそれ洋画じゃんって思えるくらい過剰に無駄な迫力を演出。かたや、窓越しに子供が「オネェチャン、ガンバッテー」と棒読みで言わせたの丸わかりだし
酷いのなんのって・・
曲自体はR&B調で歌声もすごく綺麗ないい曲でした、個人的には歌はいいと思います
あとこの作品の目玉であろう豪華なCG飛行なんですが、上出来過ぎてもはや何も言うことがありません笑
唯一評価できるシーンは、メガネ君がキキを挫折から救ってあげるところ。ああいうのは正直ほっこりしました
あと、主役の小芝風花さんの演じるキャラは何となくマッチしてたというか、スクリーンデビューにしては中々いい感じだと思います
一番の問題は数あるジブリ作品の中でなぜ洋物ファンタジーを選んでしまったのか、「もののけ姫・千と千尋の神隠し」など日本でやる分には持って来いの東洋ファンタジー系が多数存在するにも関わらず、なぜこれを!
ED曲からして狙ってる層はバリバリ解るんだが、これで実写化は日本じゃ無理があったんじゃないかと・・
多少オリジナルで行ってる部分は認めますが、原作を知ってる身としては始終目も当てられないような状況の連続で、何度も観るのを躊躇いましたわ
ジブリ原作の作品に敬意や愛を表す以前の問題
とてもじゃないけどトリビュートとは言えない出来
子供が頑張っていたので1.5!
オリジナル作品?と見れば・・見れる(笑)
どうしても、アニメの印象が強く・・・見比べてしまいますが・・
脚本もオリジナル?と思えば・・これはこれで・・完結していて
見れちゃいます。中盤・・・カバの赤ちゃんをめぐっての展開は
正直厳しく・・・心折れそうでしたが・・その分、映像が良かったんで・・ラストまでなんとか持ちこたえました。
キキ役の女優さんも奮闘されていて、よく頑張っていたと思います。
尾野さんの おそのさんがアニメからまんま実写された感があって
好感がもてました。
宮沢りえさんのお母さん役も良かったかなー。
日本?が舞台?しかも・・なに時代なのか?
まったく予測不能な街。
でも・・すごくオシャレで、可愛くって・・この世界観は憧れました。
こども達も面白いって観ていたんで
こども向けな作品なのかなー。
個人的には
新井浩文さんが好きで
まさか・・・動物園に働いている飼育員?だったのには
失笑。
カバの赤ちゃんをめぐって・・キキに罵倒しているシーンは
萌えました。
随所にベテラン役者がキャスティングされていてよかった。
終盤で浅野さんwwwなんだーー。って思いながらも嬉しかった。
DVDで十分だったと納得。劇場で見逃したんで、気になってレンタル視聴しました。
ジジが!!!
ジジがどうみたってクリーチャーなのが、いただけなかった…
カバのマルコも不自然ではあったが、何よりジジが…
冒頭はジジのビジュアルにげんなりし、トンボもキキも、かわいげないなー、と思ってましたが、呪いをはこばされて落ち込むキキを、自転車の乗り方を教えてトンボが励ますシーンでついついないてしまい…
それ以降キキとトンボを応援しちゃった訳です。
原作の小説を、読んでいるからマルコの病気をしょぼいとも思わなかったし、大体は楽しめたかな。黒い手紙とか洗濯物とか、原作での好きなエピソードだったし。
ひとつどうしても許せへんだのが、新井浩文演じる動物園の人の言動!子供に対する言動にしてはあまりにひどい。新井浩文に恨みはないしむしろ好きな役者やけど、あれは許せんね!13歳の女の子にあんな偏見もりもりの、びどいこというなんて!それでもてめーは大人か!?と毒づいたわけです。
おそのさんの尾野真千子よかった!なによりおそのさんの旦那の人!最高!!わらかしてくれてありがとう!
微妙・・・笑
ジブリの魔女の宅急便は見たことがありませんが、
ツッコミどころ満載でした。
特に最後のシーン。
あそこは一番の見せ所としてるくったのかもしれませんが、
カバを嵐の中連れて行ったのにも関わらず病気はしょぼすぎ。
処置も時計をつけたりして治りましたって・・
正直なんだこれ!?って思いました。
私は友達5人と行きましたが一人は爆睡
ほかの友達も呆れていました。
それに、出演者。特に誰かは知りませんがマツコデラックスさんに似ている人の演技はひどかった。
でも、風景とかはすごく上手に描かれていてきれいだなって思いました。あと主演の子はすごく可愛かった♡
なので1.5。
最悪でした。
映画、実写版「魔女の宅急便」を観てきました。個人的な感想なのでスルーして頂いて構いませんが、100点満点中0点です。人間味の温かみが全く感じられない最悪な映画でした。
キキが可哀想すぎます…、魔女への扱いが酷い。粛清されるべき人間が数名いて、映画ならば苦労と達成を交互に展開して観たいのに、ずっと苦労&悲惨な事ばかり(>人<;)。完全に魔女苛めが入っていました。
子供は挨拶しない。キキに物を投げるやつがいる。箒を盗んだのに叱らない、叱られない、謝らない、逆ギレする。個人的な恨みを宅急便で頼む。集団でキキ(魔女)をさける。頼んだ宅急便を押し返す。箒が折れながら苦労して届けたのに、冷たい待遇を受ける。魔女と人間の命よりも、河馬の命を優先させる。雷雨に打たれているのに、休ませるどころか「河馬を落とすな」と強制させる。雷雨の後、すぐに晴れる。
そして全く笑いがありませんでした。いくつか笑わせるような要素があったのかもしれませんが、笑うに足りるインパクトがありませんでした。この知名度の高い題材を使って全く笑えないなんて、ありえないです。
最後は強引にハッピーエンド?に持っていっていましたが、それも納得できるものではなかったです。ありえない!という箇所が数え切れなくて、別の監督での完全リメイクを希望したいです。
ジジの声優(声質)も全然魅力がありませんでした。ジジのCGの動きも猫の動きじゃないです。キキは13歳という設定なので、その辺は妥協して観ていましたが、周りの人間が酷すぎます。音楽や映像も特に際立っていいところなし。斬新さもない。高揚感もない。
挙句の果てには、観る事自体が苦痛に感じ、オーディオプレーヤーで音楽を耳栓変わりにして聴きながら、早く終わらないかな…、っと冷めた目で音楽の隙間から聞こえる会話や音を聞いていました。
途中退席したいくらいの酷い映画でした。良いところを探すのが難しいです。地上波で放映されてもまた観たいとは思いません。
なかなか
ほとんどの人がジブリで見たのだと思うけど
キキが箒に乗れなくなるところとかは折角実写化したんだから深く表現してほしかったな
で、あと思ったのが
タカミカラも魔女の血を受け継いでるわけで
キキに声が届いたようなシーンがあったのは
伝えたい人に声が届くって魔法なんじゃないのかなー☻
だったら嬉しい!
ファンタジーな世界観とリアリティあるドラマ仕立てが、まずまずマッチ。
まず最初に一言。
小芝風花かわいい!
この作品って原作が小説だったんですね…。
すっかり宮崎駿のアニメ映画が原作だと思ってました。すみません。
原作は未読、そのアニメ映画もほぼあらすじを忘れたままで鑑賞。
後半
医師の所へカバを連れていく場面で
そんなにカバ濡らして大丈夫なのかよ!とか
うぉー!トンボなんてアクロバット飛行しやがる!とか
オペラ歌手の人のタカミカラ、あれだけ歌えない歌えないって言ってたのに
そんな簡単に声を取り戻しちゃうの?とか
雨の中の屋外で歌っちゃうのかよ!とか
何かどうにかして感動系にもっていった気がするなー…とか
少しツッコミどころはありましたが…
小芝風花演じるキキがとにかく天真爛漫といった感じで可愛く
前半で随所に観られる世界観のファンタジーさと相まって
(宮崎駿のアニメ映画で描かれたあの世界が実写だー!)という感じで
もう前半はニヤニヤしておりました。
尾野真千子さん演じるオソノさんは
保護者オーラ溢れるおっかさんだし
広田亮平演じるトンボも(アクロバット飛行除いては…)厚かましさあたりがよく合っております。
鑑賞の際はジブリの作品と比較しようと思わず
パラレルワールド的な目線で観る事をオススメ致します。
ジブリと世界観は似ていませんが、雰囲気はそれなりに出ておりますよ。
全17件を表示