百瀬、こっちを向いて。のレビュー・感想・評価
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原作ファンです
私は結構よかった…よ?原作ファンとしてもよかったとおもうけど
それは早見あかりちゃんがかわいかったせいなのか(笑。
けど確かにこっちをむいてー!で泣き顔アップで終わった方が
それはそれでなんだかとてつもなくいい終わりのような気もする。
どうしても、あの恋はうまくいかなかったっていうのを決定付ける絵が必要だったのかもだけど。
それか、先輩のほおずきシーンをいれるにはあれしかなかったとか?
なんせ早見あかりこと百瀬のほうに感情移入して切なかった。
先輩、悪い奴じゃないけど、悪い奴だ。
きっと百瀬は先輩をずっとどこかで忘れないし、僕も百瀬の事をずっとどこかで忘れないんだろな。
なんて。
役者の演技が気になってしまった節はあった。ひどいところまでではない...
役者の演技が気になってしまった節はあった。ひどいところまでではないけれど。
言葉には出さないからこそ言葉より大きく人を包む優しさみたいなものを相原くんは持っていて、百瀬もそれをちゃんとわかっている感じが良かった。
「あんたにはわかんないでしょこんな気持ち」
「うん 理解不能だ」
「いつかわかるといいね」
「…」
「やっぱあんたいい人だね」
ここのやりとりらへんの間の読み合い。
切ないとはあまり感じなかった。
これを私と重ね合わせてみたからかもしれない。
私だったら相原が自分に好意をよせていることはなんとなく気づいてしまう。
百瀬は、相原が百瀬に好意を抱いていても、
相原が百瀬に自分の気持ちを押し付けられるほど勇気があるわけでもないこと、百瀬を苦しめたくないという優しさとか愛情深さから、明白な告白することはないんだとわかっていたのではないかなと思ってしまう。原作も読んでいないのでわからないが。
そうやっていずれ終わりが来ることを前提に、相原にそれまでちょっと都合のいい人のままでいてくれるのを期待していられるくらいのずる賢さと強さを持っていたのでは。私が百瀬だったらそんな感じだな〜と見ていた。相原はそのずるさを許してくれるくらいに器の大きい男だと踏んで。ここで月並みに百瀬に好きだと迫らないところですよ。私的な相原の好感度アップポイントは。
普通の、それ以上でも以下でもない、青春を描いた映画だと思った。
設定は普通ではないけれどこの微妙な関係性はなんとなく共感できる人が多いのでは?
低めの評価なのは、全体的に普通だなと思ったから。
タナベくんが一番イケメン。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、高校生活のただある出来事として、2人の特別な関係が描かれてる。あれから、多分ほんとに2人は会話することもなく、そのまま卒業しちゃったんだろうなあ。
主人公は百瀬に想いを伝えることも、救うこともできなかった。優しすぎたし、臆病すぎたし、若すぎた。煮え切らないあの感じがわたしは苦手だったのだけど、辛い思いを抱えている女の子に対してどうしたらいいのかわからない思春期の少年って、みんなあんな感じになっちゃうものなのかもとも思った。
でも最終的に主人公は恋の辛さをわかったのに、百瀬には分からないふりをして、バカにされていて。なんかそこに主人公の成長を感じたり。
早見あかりちゃんの透明感とその魅力にはまってしまう人は多そうだなと思った作品でした。
あの頃を思い返せばって感じ。
偽装カップルなんて手の込んだ真似はしないだろうけれど、早川さんは肌が白くてインパクトある。
演技力も一定のメンバーで映画はそつなく終わる為、あっさりとした印象を受ける。
ラストにすれ違ったのは百瀬だったのか?良くわからないままで少しもやっとする。
早見あかりはロングの方が好きだなあ
普段本を読まない私が読んでいたくらい、原作はさらっと読めるもので、本当に文字数が少なくて、でも、ストーリーってそれくらいのほうが、すっきりまとまっていて見やすいのかなって思った。
見るべき作品
小説家になった主人公相原ノボルが、母校で講演をする為に帰ってきた際、憧れだった先輩の女性と偶然出会い高校生の頃に演技で付き合わされた少女との想い出を回想する話し。
女性に興味のない男子が演技でも女子と付き合う事で成長し行く様を描いている。
一番印象に残ったのは憧れだった女性の先輩榊原(花言葉が好き)がダブルデートで二股をかけていた男性の先輩宮崎にデートの最後渡す『ほおずき』の花言葉が「不貞、不倫」を表していたのを成人になった主人公がふとした瞬間に分かって、確認するシーン。
榊原先輩のセリフがなぜずっと棒読みなのかもこのシーンで判明する。
単純に 青春。
俳優さんたちの演技は、まだ少しぎこちない。けど、あかりんの透明感あふれる独特の存在感には惹きつけられるものがある。これからの彼女の女優としての活動を純粋に見守りたい。
ストーリーとしては、タイトルからして、結末を想像するのは、たやすい。ありきたりではあるが、単純な青春が見たい人にはお勧めかなぁと思う。変わった話が見たい人には物足りないかも。あと、先輩が最悪ですね。
原作が好き
原作を映画化が決まったころに読みました。
中田さんの作品は初めてでしたが、切ないけど好きな小説の一つになりました。
なのでこの映画化で原作の大切な部分とか抜けていたのが少し残念でした。
主題歌の「こっちを向いてよ」も合っていたと思うし、WEAVERも好きなのでこの小説の主題歌でよかったです。
不誠実な心
1人の青年の浮気心が、周りの人を傷つける。その中にあって、それを糾弾したノボル君は、誠実な姿に成長した。
美しい先輩も家庭を得た。
他方で、カモフラージュを画策した二人の大人になった姿は登場しない。
ノボル君たちの間で小説舞姫の話が出てくるが、高校時代に、何の糾弾もされず、不誠実な状態が続いていたら、四人の未来はきっと、もっと不幸になっていたんじゃないかと思う。
爽やかな部分と、少し毒を感じる部分があり、思春期の複雑な心情に重なる。
最後は、美しい先輩の毒が強いためか、爽やかに終わり切らず、観終わった後は微妙な心持ちになった。
花言葉、お嬢様は怖いなぁ
早見あかりが目当てでみただけだが映画自体意外によかった。
長編デビュー作とは思えない。話もよかった。
惜しむらくは高校生パートの演技力が足りない(田辺君だけはよかった)。大人達パートの出来がいいだけに余計悪目立ちしている。
早見あかりちゃん色白いな~!とは思ったが、思ったほど可愛く撮れていなくて残念。私が勝手にハードルをあげているだけ?
当たり!
タイトルに惹かれて、映画を観ることしばしばあり。これも、そういう動機で観たら、とってもせつない好きな青春もので、よかった!
俺も高校時代は人間レベル2だったから(笑)、相原君にすぐ感情移入したw
主演の早見あかりは、初めて知ったけど、いい感じでした。タイプではないけどw
イタイかゆい。
うーん…。ダメだ。なんかもう、百瀬の言動がイタイかゆい。向井理とタナベくんいなかったら最後まで観れなかったと思う(´・ω・`;)
あと、全体的にセリフの繋ぎ方がなんか不自然。唐突過ぎて違和感が。
でも、最近の高校生って会話がすぐ飛ぶからなあ…これでいいのか?
あのセリフを含めて、きっちり演じている若手俳優陣は素晴らしい。主題歌も含めて評価できる点である。
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