スター・ウォーズ フォースの覚醒のレビュー・感想・評価
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公開終了直前の駆け込み観賞。2か月ぶりの二回目
前回はじめて見た時の感想から変わらないかな。
誰もが知るオープニングオーケストラでテンションUPからのオープニング3行の力業。
ルークがいなくなって、世代をかえるべく時間経過。帝国にかわるニューオーダーの台頭。
さあ仕切り直し、今はこんな状況、とわかりやすい粗筋はスペースオペラに最適だと痛感。
ほぼエピソード4をなぞった安心安定のストーリー。各所にちりばめたマニア向けの情報。色々言われてるけど、わかりやすい女性と黒人の主人公。二人とも出地不明。その他回収しない伏線。嫌でも続き気になるし期待するよね。
2年後には細かい伏線すっかり忘れてるんだろうなぁ。
それにしても何よりカイロ・レンの面長がインパクト大。比類なき弱さ。何でダークサイドに墜ちたのか腑に落ちない薄い理由。逆に魅力的なのか?
とはいえ公開終了直前の平日レイトショーで6割くらい入ってるのは流石。
これから足かけ5年、飽きずに見れるかな。
ほぼ期待通りの面白さ( ^∇゚)b
さすがの話題の作品とあって、遅ればせながら久々に劇場で鑑賞(笑)そして標題通りほぼ期待通りの面白さ。
期待通りの面白さでなかったところは・・・やっぱ主人公が女性ってところかなあ・・・強いイメージが持てない。
スターウォーズごっこする子供達も困るのでは???
・・・今時、そんな子供いない???(苦笑)
そのせいもあって、カイロ・レンまで弱く見える・・・って実際弱いんだけど(苦笑)
でもまあ、細かいこと除けばスターウォーズらしさ満喫できて良かった。
改めて
最初は興奮のあまり星5にしてましたが、2回目を観てから多少冷静になり、星5じゃないなと思って改めてレビューを書きます。
まず、映像の美しさや、物体の現実感は素晴らしいものでした。あとファンにわかるようなオマージュもかなり含まれていて見るのが楽しかったです。新キャラの魅力も伝わりました。
1〜6では、敵役はベイダーやシディアスのような勝てなさそうな人達でしたが、今回のカイロレンは頑張れば勝てるんじゃ?というぐらいの未熟者でした。物足りないといえばそうですが、敵と味方がどちらも成長過程にあるので、今後その成長の様子が見れると思うと楽しみです。
レイはチート並みに強かったです。なぜ?と考えても「スカイウォーカーだから」という答えしか浮かびません。ep4のルークは、たいして訓練してないのにフォースを信じてデススターを破壊してました。同じ感じでレイもスカイウォーカーなのでしょう。笑
残念な点もあります。
ひとつは、フォースが充分に解説されていないこと。マズカナタのシーンでは不十分だと思います。
二つ目は、ストーリーが85%ep4なこと。監督はディズニーとファンのどちらも満足させる必要があったのでしょうがないっちゃしょうがないですが、出会い→基地が破壊される前に破壊しよう→信頼する人の死→ドカーンではちょっと…
他にも所々、あれ、こうなるの?という場面もあります。他のレビューで嘆かれているファンの方々の気持ちもわかります。ですが、僕は自分の思い描く像と違うだけで「駄作」と決めつける気にはなれませんでした。
まぁ、残りの2作を見ない限りなんとも言えませんが…
最後に、関係ないけど思ったこと。「ライトセーバーはジェダイしか使えない」とか、「ストームトルーパーはみんなクローン」とか言ってる人はよく調べてみてください。
以上の理由と、これがシリーズの最初という期待も含め、この点数にしました。
期待以上!
帝国時代三部作の世界観が守られていた。それらのシーンを思い出させる場面があったり、帝国軍との戦い後の時間の流れが感じられる背景には涙が出るほどうれしかった。また、あの時代では表現するできなかったであろう視覚効果が使われていて、技術の進歩をうれしく思う。
ただ残念なのは、(ネタバレ)
ハン・ソロが死ぬシーンで、つまらない死に方に見えるくらい息子の演技が鬼気迫ってなかったこと。もっと、「光」を断ち切り完全に暗黒面に堕ちたことを表現して欲しかった。あれでは、ハン・ソロがあまりにもかわいそうな最期。(´Д` )
技術進化したねって。
シリーズ全部ノータッチだったため全く興味を持っていなかったけれども
「今までを見たことがない人にこそ見てもらいたい!
なんの偏見もなしに○○を主役に(見た後でいうならレイのこと??)見れるなんて羨ましい」
というツイートを見て、ほう、今回はそういう楽しみ方もあるのか、と見ることにした。
最近テレビで他のシリーズがやってたりもしたけどあえて録画して映画までは見ないことに。
結果、ちょっとは勉強しておけばよかったなと。
シリーズも7作目だからもうみんな分かってるよね、前提なゆえに
・ジェダイ ・フォース といった単語もわからない。
ルーク???だれそれ??状態。そもそも何の地図?
やはりシリーズはシリーズなんだなと。
とはいえ残虐な敵が村を全滅に→その村出身の敵の兵士の一人が裏切り、レジスタンスと一緒に行動→敵をやっつける
といった話や構成はシンプルで分かりやすく、2時間楽しむには十分でした。
何よりもCGの技術力が向上したなと。
普段3Dは嫌いで見ないけれども、これは3Dで見たほうが光の線とかに臨場感あって向いてるんだろうなと思った。
一瞬は楽しかったけど後に何も残らない残念な作品
映画自体は映像もすばらしく、迫力もあり、観ているときは面白かったですよ。でも、見終わった後、なぜかむなしさだけが残りました。
大好きなスターウォーズを観た後なのに、なぜ???????
しばらく理由が分からず呆然としていましたが、1週間たってやっと分かってきました。
そもそもこの作品の主題(テーマ)が何なのかがまったく分からないし、
後で思い出に浸ることができない。感情移入もできないのです。
懐かしさやスペクタルに酔いしれても、劇場を後にしたら、何も心に残らない。
ああ、自分だったらどうするだろう、と主人公や大好きなキャラクターに思いをはせたいのにそれができない。
だめな理由は大きく2つあると思った。
一つは、世界観の欠如。
SFというのは、想像の世界での創作物。単なる作り話。
でも、観客を納得させ没頭させるほどのリアリティを持たせるのは、ある決められた法則(秩序や共通ルール)や確固たる世界観を提示しているからだと僕は思います。
スターウォーズシリーズは、過去6作すべてにそれらが首尾一貫して貫かれています。
ジョージルーカスがそれを徹底して守り抜いてきた。
だから彼が造ったものは偉大なんだと分かりました。
創造された大きな世界観の舞台のなかでそれぞれのキャラクターが懸命に生きていく。そういう姿が映し出されてはじめて、観客の共感や感動を得ることができる。
しかし、本作においては、それらの土台となるべき世界観や共通のルールたるもののすべてがだめになってしまったと思うのです。スターウォーズシリーズが持っていた広大な宇宙観・世界観がどこかに行ってしまった。
善(ジェダイオーダー)と悪(シス卿)という対立構図や、共和国(民主主義)と帝国(絶対君主)の勢力争いで、正義の民主主義が帝国の悪逆と戦うとか。
30年も前に帝国が崩壊したはずなのに、いまだに悪の組織が残っていて、それがなんの目的のために組織されているのか、分からない。
もう一回、帝国を作りたいのか?
共和国の星を武力で脅して、その後なにがしたいの?
なんの警告も要求もなくいきなり星を消し去っていますが、無意味。
正統な権力の帝国時代にすら苦労した究極兵器をさらに凌駕する代物をあの程度組織がどうやって作りだす?
納得のいく悪があってこそ、そんな悪い敵をがんばって倒さなきゃ、って思えるんですがね。
この映画のノリは、
悪の組織があっちにいて「ほらこんなに悪い奴らでしょ(虐殺シーンだけで語る)」で、一緒に乗り物に乗って、さあやっつけに行こうぜ。
それって、ディズニーランドのアトラクション程度の重さでしかない。
本当は時代背景が何も考えられていないんじゃないかという疑問も当然わいてくる。ここまで世界観を壊しておいて、どうやって次作以降で元の秩序ある世界に戻せるものなのか。
だめな理由のもう一つは重大なルール違反。
これが心得のある観客をしらけさせる。
(しょせん作り話って思い知らされるからね)
フォースやライトセーバーは正統な指導者によって継承され、教えられないと取り扱えないもの。
過去のジェダイやシスが苦労を重ねて会得したフォースって、簡単に使いこなせてはならない。だからフォースに威厳が生まれるし、ライトセーバーをもったジェダイ達が(シスでさえ)尊敬やあこがれの対象となる。
フィンやレイがよっぽど特別な設定なのかもしれないけど、もっと丁寧に説明してくれないとまったく観客には通じない。
これじゃあ単にルール違反にしか見えない。
あと、ハイパードライブは宇宙空間に出てきちんと軌道計算して発動し、何もない宇宙空間に戻ってくるもの。これ、SFの常識。
そうじゃないとどこからでも逃げられるし、どこからでも相手の懐に入り込める。「どこでもドア」じゃないんだから。
そもそもEP5ではハイパードライブが故障して大変な目にあったよね。ハンソロ君。EP4では、「計算もしないで簡単にハイパードライブできるか!」って青年ルークを叱ってたよね。
それなのに、自らああも簡単に壁を突き破ってしまっては。
惑星の防御シールド中に簡単に飛び込めたら、防御シールドの存在意味がなくなる。悪の組織が単なる馬鹿に見えちゃうでしょ。
クイズ番組で、今までずっと1問10点だったのに、最後だけ200点をあげちゃったら、がっかりして答える真剣味がなくなる。
そんなちんけなお笑い系バラエティ番組ごとき仕掛けを、こともあろうに、歴史のあるスターウォーズシリーズに入れないでほしい。
こういうルール違反をやればやるほど、作品の価値が下がる。
この先のエピソードはどんだけ価値が下がっても知らないからいいけど、その場限りの浅はかなアイデアで、過去の偉大なるシリーズの品性を勝手に壊さないでくれ。ディズニーよ。
怒りと悲しみを込めて・・・(改訂・追記)
※打ち直したい事、打ち足したい事がございましたため、文章を改めて打たせて頂きます。
先ず、はじめに・・・
J・J・エイブラムス監督をはじめ「フォースの覚醒」制作スタッフ及びディズニー社のPR担当の方々へ、怒りを込めて、私の考えたオープニングクロールを、改めて打たせて頂きます。
スター・ウォーズ・リターンズ ~新エピソード1:新たなる脅威~
オープニング・クロール
銀河系を圧政していた帝国との戦いに完全勝利して、30年―――
ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア・オーガナ姫ら、反乱軍の英雄たちを中心に設立された「銀河系第二共和国」は、新世代となってからも、自由と平和を維持し続けていた。
しかし―――
とある銀河系では、かつての帝国軍に匹敵する、新たな軍団が誕生しようとしていた。
「新帝国」を名乗る、その暗黒軍団は、旧帝国が「死の要塞(デス・スター)」を以て、惑星を破壊していたのに対し、「終焉(ラグナレク)」という名の「死の穴(デス・ホール)」を創造し、それに呑み込まれた惑星は、穴の中で塵と化して、遥か彼方の宇宙へ放り出されていった。
第二共和国に協力している、太陽系平和維持機構の代表カール・エルは、新たな暗黒軍団と「死の穴(デス・ホール)」の存在を知らせるべく、共和国首都の惑星コルサントへと急いだ――――
上記の文章が、私の「フォースの覚醒」を見た感想であり、上記のように訂正したくなるほど大変、怒っております。
上記のような「続編」が見たかったんです・・・!!
私は、ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア・オーガナ姫らオリジナル・キャラクターの「その後」を、あんな酷い描き方をしてしまったエイブラムス監督をはじめ「エピソード7」の制作陣とディズニーを一生、許しません。
ルークが弟子を育てられなかった責任を感じて引きこもり??
ハン・ソロが、借金まみれの賞金稼ぎに逆戻り??
そしてレイア姫が「レジスタンス」の将軍??
では、「エピソード6:ジェダイの帰還」の、帝国との大戦で、ようやっと手に入れた自由と平和は何だったのでしょうか。
彼ら三人は30年間、いったい何をやっていたというのでしょうか。
それを完全無視した作品ではないでしょうか。
特にハン・ソロが酷すぎる・・・!!!
エピソード7で「ああして」おきながら、若き日のスピンオフ作品を制作中だなんて、はっきり申し上げて、理解に苦しみます。
「旧三部作」の、三人の人柄を引き継ぐなら、ルークの場合はジェダイの騎士をまとめる最高責任者として、「7」のような「引き籠り」はせず、後進の育成に取り組んで、自由と平和を維持する「最強のジェダイ騎士団」を作り上げたはずです。
ハン・ソロは、第二共和国の宰相となって、政治や社会改革において手腕を発揮し、特に、かつての自分のような「ならず者」たちの更生に懸命に取り組んで、その中からハンに次ぐ共和国のリーダーを誕生させていたはずです。
さらに、「ハン・ソロ」の名前の由来に因んで、実は彼は、ジェダイ騎士と並ぶ「ある高名な一族の子孫」と判明し、その一族の血筋を絶やさぬよう力を尽くすなど、じっくり考えれば、いろいろな案が思い浮かんだはずです。
そしてレイア姫は、第二共和国の女王に就任して、国の行く末を見守りながら、時には新世代に、自由と平和を維持するための助言もする。それを脅かす出来事が起こった場合は、自らもライトセーバーを手に戦う事も厭わない―――
それがルークたち三人の、描かれるべき「本当の姿」ではないのですか???
さらにもう一つ、ルークたちに次ぐ重要なキャラクターが登場しておりません。
ハン・ソロの悪友で、「ジェダイの帰還」で、ファルコン号でデス・スターの破壊に貢献した、ランド・カルリジアンが出てこなかったのは、どうしてですか???
それに対しても、かなり怒っております。
こんな作品を正当な続編なんて、私は絶対に認めません。
認めるなんて、絶対にできません。
大団円でせっかく綺麗に完結したはずの「ジェダイの帰還」の幸せな気分を完全無視され、ブチ壊された恨みは、かなり深いですし、怖いですよ。
最後に、「フォースの覚醒」制作陣に、とどめの一言を・・・・・・
今年度のアカデミー賞が無冠に終わったことを知り、心がスカッとしました・・・!!
近年の大作にあまり期待できないからこそ楽しめ、大作の底力を見せ付けてくれる作品です。
2016年元日の夕方にTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン1にて3D版を鑑賞。
三度の飯より、映画好きな自分にとって『スター・ウォーズ』は愛してやまない作品の一つで、“旧三部作”、“新三部作”、『クローン・ウォーズ』は勿論、“劇場初公開版”や“特別篇”以降の“修正版”まで、全てに愛着があり、劇場では“新三部作”しか観ていないので、思い入れの強さは、そちらの方が大きいですが、ルーカス監督が、このシリーズで行ったことは、何でも認められたのですが、本作『フォースの覚醒』に関しては、製作が明らかになった時から、何の期待も出来ず、ルーカスが権利を手放し、ルーカスフィルムと共にディズニーの傘下になった事も納得のいかない気持ちで、駄作を覚悟して観てきました。
銀河大戦が終結してから、30年が経過し、銀河共和国は新共和国として復活を遂げ、同時に銀河帝国軍の残党たちを中心とした“ファースト・オーダー”が台頭し、銀河の新たな脅威になりはじめていた。ファースト・オーダーに対抗するレジスタンスに所属するパイロットのポー(オスカー・アイザック)は砂漠の惑星ジャクーでの任務中にオーダーの特殊部隊の捕虜となり、尋問にかけられてしまう。一方、ポーの相棒で間一髪、オーダーから逃れたドロイドの“BB-8”は重要なデータを持って砂漠を逃げ回っていた時に、その地で廃品回収をしていた女性レイ(デイジー・リドリー)と出会う(粗筋は、ここまで)
期待度の低さが嘘のように楽しめました。私は『シスの復讐(エピソード3)』を最後に大作を観る回数が減り、たまに観ることがあっても、この十年半の間に心に残った大作は『トロン・レガシー』と『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ぐらいで、面白いのはそんなに無く、大半がつまらなく、大作に期待する事が出来なくなり、それによって、『スター・ウォーズ』の復活にも喜べなかったのは大きかったと思います。しかし、本編が始まってからは、そんな事が無かったかのように夢中になり、自分の好きな大作と『スター・ウォーズ』が帰ってきたのを実感しました。
近年の大作は登場人物が自らの口で設定を説明したり、起源を描いて観客を納得させる作りが多く、それが当たり前になりすぎて、必要最低限の情報のみを与えて、観る側に先の展開を予想させたり、明らかになっていない部分を考えさせる事をしなくなり、想像力を働かせる事が出来なくなっていると思うのですが、本作でエイブラムス監督は、シリーズを復活させる事に伴い、そのやり方を取り入れ、レイやフィン(ジョン・ボイエガ)に関する事、ルーク(マーク・ハミル)を含むジェダイの事柄を描かないで、謎を残しすぎて終わらせたのは、観客の想像に委ねて、次回作を楽しみにさせるという配慮だったのではないでしょうか。ただ、自分が思うに、本作は過去作の設定の大部分を引き継いでいるので、それらを踏まえて観ることで、その答えも見えるような気がし、レイが何でも出来るキャラに描かれているのは、幼い頃からの経験で今に目を向け、生けるフォースを体得(それに某人物からの隔世遺伝も。あくまで、予想ですが。もし、彼女の父親があの人ならば、それもあるのでは)していたからかもしれず、カイロ・レン(アダム・ドライヴァー)が未熟な悪党なのは、ダース・ヴェイダーへの憧れという漠然とした未来を夢見ていて、現実に地に足を着けて生きていない事への表れなのかもしれません。
映像に真新しさが少なかった(モーション・キャプチャーがやり過ぎじゃなかったのは好印象)のは間違いありませんが、“旧三部作”の続きの話なので、これで良かったと思います。もし、“新三部作”の世界観で話を始めていたとしたら、映像的に斬新さがあっても、話は“新三部作”以上に無理が出ていたかもしれず、 ルーク、ハン(ハリソン・フォード)、レイア(キャリー・フィッシャー)といった“旧三部作”のキャラを持ってきても、違和感だらけだった筈で、本作ほど世界観や話が魅力的になるとは思えません。だから、ジャクーやタコダナといった辺境の惑星が舞台にしたのは正解で、タトゥイーンやエンドアと類似な星に見えるのは、恐らく、チュニジアの政情不安の影響やアメリカ国内での撮影によっては、情報流出が起こりやすくなるのを防ぐための事で、ジャクーの設定も、銀河系のなかでは独自のルールを持つタトゥイーンでは起こらないと思われる、かつて“戦場となった”という違いがあり、タコダナも多種多様なエイリアン種族が集う酒場があるという変化をつけているので、悪いものではなかったと思います。
“新三部作”の魅力の一つだった剣術のアクションは地味になっていますが、“旧三部作”と“新三部作”の間をとった構成で、私としては酷くは見えず、予告などで、このアクションに関するショットを見せないようにしていた影響かどうかは分かりませんが、『スター・ウォーズ』らしさに溢れ、とても良い印象を持ちました。フィンがライトセーバーを使えるのはツッコミどころですが、ツッコミどころもシリーズの魅力で、フィンは乗っていたタイ・ファイターが墜落しても無傷なので、反射神経に優れていたから、ライトセーバーも使えた(使えたといっても、不器用な使い方で、グリーヴァス将軍のような器用な使い方をしていないのが良い)と思うことにしておきます。
このシリーズは変則的な構成なので、“旧三部作”の続きでも、『ジェダイの帰還』から30年が経過している関係で、いきなり新しい話を始めるのはルーカスじゃなければ無理な筈で、“旧三部作”の焼き直しの要素が多かったのは、もう一度、やっておかなければ、あの世界観を浸透させる事が出来なかったという判断なのでしょう。ファンにとっては“お復習”、新規の観客には「今回の世界はこうで」という説明を兼ねた作りは非常に気に入っております。この十年半、『スター・ウォーズ』の不在の淋しさを見事に帳消しにし、映像重視の大作にウンザリしていた自分にとっては、久々に大作の底力を見せてくれた作品として、高く評価する一作です。手に汗握る、ワクワク出来る、背筋が震え上がる興奮を大作で味わいたい方にお薦めです。
観る必要ないのはどのエピソード?
フォースの覚醒を観るにあたり
エピ1〜3を観るべきかエピ4〜6を観るべきか
順番は4〜6→1〜3かその逆か…
どれも観てなくても大丈夫か…
と色々云われてたが観なくていいのは「フォースの覚醒」であると私的には思った。
ハン=ソロが息子のレンを追い詰めたときに「ベン!」と呼びましたが、あれ?てことはレンはルークの息子か?と…
オビ=ワンもベン・ケビーノと名乗ってましたからね。
ルークの子供が男でレイアの子供が女で帝国軍に狙われることを考え、入れ替えて育てても何ら不思議はないし。
そう解釈するとレイはレイアの娘だけどルークに育てられルークは伯父としてベンにジェダイの修業をするも帝国側に寝返られレイを置き去りに姿を消す。
旧作が父=帝国側、息子=ジェダイ。
今作が父=ジェダイ、息子=帝国側なオチだったりして。
ハン=ソロ、レイア、ルーク、チューイ、3Pが出てなければとても持たない作品。
唯一、BB-8の転がり具合に爆笑で楽しめたが…
これが噂のスターウォーズか
「スターウォーズ フォースの覚醒」見ました。2回目です。前回は2D字幕を、今回はIMAX3D字幕を鑑賞しました。
スターウォーズシリーズは全作は見てますが、全く好きではないし、面白いとも思いません。シリーズ各1〜2回ほどしか見てないので、細かい部分も忘れてたりしてます。世代的には、ファントムメナスの公開時が小学4年くらいの世代です。結論から言って、1回目の鑑賞はクソほどつまらなくてほとんど寝てしまってたけど、万全のコンディションだった2回目はかなり面白かった。個人的にはシリーズ歴代最高の出来。
フォースの覚醒を高評価する人のほとんどは、シリーズのファンだと思います。だから今作を見て、各所の過去作オマージュや再登キャラに対して「ありがとう」という思いが強いのではないか。しかし僕のような”普通”の人は違う。今作の細かいディテールから壮大な世界観を見て、「これがスターウォーズか〜」と思い噛み締めながら見ていた。特に大物キャラクターの登場は問答無用に上がる。これがハンソロか!これがレイアか!これがチューバッカか!レイアの演技はこんなに酷いのか!もうこんな感激がずーっと続きました。キャラクターの魅力を引き出すのが上手いJJに任せて本当に良かったですね。レイもフィンもダメロンも、凛々しい中に可愛さだったりビビリ顔だったり、個性の詰まった目の離せないキャラクターに仕上がってる。次作以降も本当に楽しみ。
笑える部分が多いのはビックリしました。1番笑ったのは、囚われのレイに逃げられたカイロレンが部屋で暴れていて、前を通りかかりそうなストームトルーパーが関わるまいと引き返す場面。そのシュールさがスターウォーズらしからぬと言うべきか、衝撃だった。
ちなみに、ミレニアムファルコンがインデペンデンスデイの宇宙線ぽいと言ったら、友人にこっぴどく叱られました。何故だろう。
こんな感じです。新シリーズとして、非常に分かりやすい話になったるのも有難い。スターウォーズが好きか嫌いかは別として、体感しておくべきなのは間違いないです。
意外性なし
そろそろ空いていると思うので見に行ってきました。
年末 007を見に行った時に、たまたま初回だったので、ダースベイダーが撮影会に表れてびっくり。
過去の作品の焼き直し見たいな感じですね
特撮も驚く様な箇所もなかった。
オオ―的なエピソードシーンがほしいよね。
でも、ドロイドは好きですよ。
これ見よがしな負傷して、これで負けたのだ的な演出、トドメをさしていないので次回復活する予感。
次回に期待します。
とにかく期待外れ
ハン・ソロとレイア姫とルークの出演で人を呼び込もうだなんて
そんなアイドル映画みたいなやり方をしてほしくなかった。
「スターウォーズなんだから無難にやっとけば人集まるだろう」
という感じの、過去作オマージュという名の焼き直しにもがっかり。
せっかくの新シリーズなのに、目新しいことなど何一つなかった。
でもここでのレビューを見る限り、そういう点を誉めている人が結構いるので
制作側は反省なんかしないのだろう。
レイはとても魅力的なキャラだけど、ポーとフィンが地味過ぎて
過去作の主要キャラ3人に匹敵するような存在にはなり得ないと思った。
レイとフィン、フィンとポーの絡みはまずまずとしても
レイとポーの関係が、フィンを介しての「友達の友達」みたいで弱い。
それにレイ以外はミスキャストな気がした。もっといい俳優いたのでは?
カイロ・レンも悪役としては中途半端で魅力に欠ける。
父親と対峙するシーンも「ただの卑怯な人」という印象を植え付けただけ。
こんなカリスマ性のない人には、誰もついていかないよ。
演じてる俳優も表情に締まりがなく、ピースの又吉みたいな風貌だし
これもミスキャスト。
ハン・ソロがああいうことになったのは、ハリソン・フォードが
あまりにも高齢なので、後続の2作に出られなくなると困るからなのか?
と深読みしてしまった。
さすが拝金主義のディズニー。
良い映画作り < 興行収入
ということなのだろう、というのが全体的な印象。
次回作からはもう映画館には行かないと思う。
こんなんじゃテレビで見るので十分だから。
映画で見るとしたら4Dで、アトラクションとして楽しむならいいかも。
レイが強すぎ
見たいような、見たくないような。。やはり見ない方が良かったのかな。エピソード4,5の焼き直しで主人公を女性にした、という感じ。でも最初からレイはフォースを使いこなしてるし、BB-8に絡んでる宇宙人を一人でやっつけてフィンより強い。フィンの存在は必要か?正直かっこよくないし。パイロットのポーも魅力ない。ルークは弱々しかったからハン・ソロの存在の必要性があったわけだけど、こんなに強いレイには誰もいらないでしょ。ハン船長は年はいってたけど、かっこよかった。レイアは声も姿勢もおばあちゃんになってたね(TT
無かったことにして再度エピソード7を作り直した方がいい
ちょっとヒドいと思います。期待が大きかったのでますますそう思うのかも知れませんけども。
皆さんのレビューを拝見しましたが、どう見ても否定派の方のご意見の方が的を射ていると思いました。
肯定派の方の意見は「懐かしのキャストが勢ぞろい!」「OPの音楽が聞こえただけで感動!」「BB-8可愛い!」「SWというだけで感動!」と言った感じで、どうも本質的なところを評価していないと言うか目が曇ってしまっていると言うか・・・マジメに観ましたか?とお伺いしたいです。
他の否定派の方が散々書いてらっしゃいますので、繰り返すのはなるべく避けたいのですが、言いたいことが山のようにありますっ!
カイロ・レンの弱さ、弱々しさなどは目も当てられません。かっこよくも怖くも強くも無い敵キャラ・・・。マスクすぐ脱ぐなよ。そんなら最初から付けるな。
レンは頭に手を当てるだけで思考が読み取れるんですから、わざわざ船にポーを連れ帰って拷問する意味無かったですよね。ジャクーに居るうちにやっておけばBB-8を捕まえられたんじゃ無いですかね~?
なぜポーは墜落しても生きていましたか?聞き逃したでしょうか?もう一回観たら分かりますかね?パラシュートであの砂漠でも見えないほど遠くに流されたと判断するしか無いでしょうか。
フォースの導きも無しによくスターキラー破壊が出来ましたね?と言うかジェダイがいないのに負け負けな帝国軍、弱すぎ。
デススターが破壊されたのに今度はスターキラー。そしてまたまた同じような作戦で破壊される。帝国軍の人は記憶力無いのでしょうか?
エピソード6まででルーク達が頑張ってきて帝国を追い詰めたはずなのに30年でまた元に戻ってるんですか。ルーク達の活躍はなんだったのでしょう?
なんでレイとかはBB-8が何を言っているか理解できるんでしょうか?C-3POの立場は?
これは相変わらずと言えるけど、敵の弾は当たらない、こちらの弾はバンバン当たるってのが目立ちます。レイはブラスターを持ったのは初めてなんじゃないんですか?それでいてあの命中率はフォースの導き?それならそう言ってくれないと。
ライトセーバーのちゃんばらがなんだかのろのろしていて興ざめ。迫力がちっとも無い。早送りでもなんでもいいからもっと素早く動いてくれませんでしょうか。
あんなに弱っちいカイロ・レンに築いたすべてを破壊されたって・・・ルーク、何してたん?
ルーク探しの地図・・・残りは安直にもR2-D2の中にあるとか・・・なんで引きこもってるの?ルークって。でもたどり着く手がかりを残しておくとか構ってちゃん?
ハン・ソロにかなり救われた気がします。出てくれて良かったハリソン。しかしハン・ソロすら出ないと思われる次回作はもっともっとつまらないのでは・・・
最後に出てきたBAD ROBOTってなんだよっ。
・・・はい、観る価値無いとまでは言いませんが、これはSWじゃ無いです。何か別の物。そっくりさんが出演していて、そのクオリティは高い、みたいな作品です。
本気で思うのですが、この作品は無かったことにして、新しく作り直した方が良いです。
ルーカス版のストーリーをボツにしたらしいですが、そちらで再度作り直しましょうよ。これはスターウォーズ if でいいじゃないですか。お願いします、ディズニー様。
最高でした
ほんとに最初の出だしから鳥肌が
たちました。監督さんが変わったので
今までのスターウォーズと少し
違う所があったかな?と思いましたが、
スターウォーズエピソードⅣを
思い出させるような感じでした。
最後はほんとに涙...
スターウォーズファンにはたまらない
と思います!
早く続きがみたいです!
新しいキャストさんも最高です
中学生の頃に戻った自分
中学生の時、スターウォーズのエピソード4を地方に住んでいた自分はわざわざ東京の有楽町・日劇まで観に2時間以上電車に揺られ観に行った。
あの時、日劇の大きなスクリーンと音響に田舎の少年は興奮した。
今作はあの「エピソード4」を忠実に現代版として焼く直した感があり、それがダメと言うわけでなく、むしろ楽しめた。いや、それだから良かったと思う。
これを観ていた自分は、あの時の、中学生の自分だったと思う。
楽しい時間を過ごせた。
軌道をなぞって、外へ!
待ちに待った旧三部作の時間軸の続編で、
1−3になじめなかった456好きをあの時代にいる感覚に浸らせつつ、
もう時間はEP6から動き出す、
新しい歴史が始まるよ!てアナウンスを感じました。
同じ輪をなぞる軌道から、次作は大きく変わる可能性を残していると思います。
仮面の男、カイロ・レン。
早々に素顔を晒したのは、彼が「得体の知れない機械」ではなく、
ただの道を外れてしまった青年と観客に先に知ってもらい、
善に戻れず悪にもなりきれない葛藤・悲劇を味わってもらおうと
してるのではないかと想像しています。
むしろ他の人にあのマスク引き継がれる可能性もある?
なにせ素顔をあれだけ見せたら、観客は仮面の下の表情を考えずにはいられなくなくて、あんま仮面の意味ないのでは…
レイやフィンの、
苦しい生活環境にいても「善を信じる、行う心」というのは、
ジェダイ騎士にも通じる所ではないでしょうか。
ライトセーバーは旧でもハンソロが使うシーンが一回ありましたし、ジェダイ騎士でなければ使えない訳でないと思いますが
(ライトセーバーは熟練者であれば剣であり拳銃の弾も弾く盾にもなる便利な代物でも、素人にはただの剣のみ。遠距離も狙える銃の方が扱いは素人なら楽なのでしょう。)、
やはりジェダイの素質がある人物がライトゼーバーを初めて構える姿は、胸ときめきますな。
ミレニアムファルコン号が再び宇宙に。長く地上に縛られてたんすね、これも覚醒。船体が画面に映った途端泣きましたw
ハリソンフォード登場する話を聞いた時から、
ああこれハンソロ死ぬな、とは思って、
死ぬことより残されるチューバッカが心配だったのですが、
レイが!レイがいてくれてホッとしました。
しかしモテモテでしたなチューバッカ。ですよねっていう。
ハンソロが舞台から降り、
新しいスターウォーズ、新しく物語を引き継いだ主役達の
新価は次回作にかかってくると思います。期待!
SWビギナーですが
面白かった!
確かに話の流れはEp4と似ていたが、特にそれが難点とは思わず。話の流れも含めセルフオマージュ満載!という感じで、Ep4を思い出しながらニヤニヤ鑑賞しました。同じことの繰り返しでつまらん、なんてことはありませんでした。Ep4から今作への進化っぷり、改良されっぷりが凄まじく、本当に良い映画作ったなあ…としみじみ。いや比べなくても普通に面白くて良いエンタメ作品。うん、とにかく普通に面白いです。ネタバレを避けるとこの一言に集約されてしまう…
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