劇場公開日 2013年8月30日

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「「もう流行らない1950年ビートニク映画」」オン・ザ・ロード そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「もう流行らない1950年ビートニク映画」

2022年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この手の映画がすきなのは「旅」を象徴しているからだ。
記憶にある映画は若いゲバラの「モーターサイクル・ダイアリーズ 」や「イントゥ・ザ・ワイルド」。あるいは「キャメルレディと黒い犬」やちょっと意味がちがうけど「LION ライオン 25年目のただいま」。いまは題名を忘れた映画がもっとあるかもしれない。
明日のない旅の物語がただその時間がながれている。でも、なぜか心惹かれてしまう。
いまはスタートアップ起業が若い人たちの夢になっている。地理的な旅から時代が変わってモノポリーゲームの勝者に夢みているみたいだ。ほとんどが失敗し海岸に打ち上げられる網クズみたいな人生を送るが、いつの時代もおなじだ。
宝くじみたいにまれに当たる若者がいるが、宝くじの確率が0がよくわかる。

思い起こせば「ただ単にここより他のどこかへ行きたい、だけだった」行った先の生活は過去に追いつかれた。
必要なのは今も昔も「覚悟と戦いの場所」だった。
それが「金」や「プライド」、「正義」を得るためなのか、「オンナ」なのか「家族」を守るためなのかが分からなかった。守るものを持ったオトコもオンナもどんな状況にあっても屈しないを知るのはずっと後になる。いつも啓示は遅れてやってくる。

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