ラーメンより大切なもの 東池袋大勝軒 50年の秘密

劇場公開日:2013年6月8日

解説・あらすじ

東京・東池袋にあった伝説のラーメン店「東池袋大勝軒」の店主で、つけ麺の考案者としても知られる山岸一雄さんを追ったドキュメンタリー。2001年、誰もが知る行列ができるラーメン店「東池袋大勝軒」に初めてカメラが入り、ラーメンの味はもとより、店主・山岸さんの人柄にひかれて日々やってくる常連客や弟子たちでにぎわう店の様子を克明に映していく。しかし、カメラが追ううちに、順風満帆に見えた山岸さんの心の奥に隠された影が徐々に見え隠れし、大衆に支持されたラーメン店の誕生秘話が明らかになる。フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で放送されて反響を呼んだドキュメンタリーに新撮映像などを加えて映画化した。ナレーションはラーメン好きとして知られる俳優の谷原章介。

2013年製作/90分/G/日本
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2013年6月8日

スタッフ・キャスト

監督
印南貴史
製作統括
塚越裕爾
企画
堤康一
エグゼクティブプロデューサー
味谷和哉
プロデューサー
西村朗
山田敏弘
構成
岩井田洋光
撮影
山岸恵史
音楽
高田耕至
エンディングテーマ曲
久石譲
語り
谷原章介
  • 山岸一雄

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(C)2013 フジテレビジョン

映画レビュー

4.0 店主がブチギレしないパタ〜ン

2017年2月15日
iPhoneアプリから投稿

TVでよくやっているラ〜メン店密着モノといえば、弟子を激しく叱りつけるガンコ親父系のパタ〜ン。多分テレビ的にそっちの方が見せ場が多く視聴者の食い付きが良いのだろう。実際私もその手のハ〜ドコアラ〜メン道スタイルが割と好きだ。
しかし山岸さんの場合は弟子に対して当たりは強くなく、飲食店にしては甘い方だと思う。そしてコレといった派手な見せ場がある訳でもなく、淡々と進行していくのだが、映画のベ〜スになっているのがドキュメントTV番組「ザ・ノンフィクション」である為か、飽きないで観れるよう上手く仕上がっている。
ハ〜ドコアラ〜メンに食傷気味な方や偏見のある人には是非とも観てもらいたい映画だ。

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全身ハ〜ドコア

3.5 ●ひとりの男の物語。

2016年5月15日
PCから投稿

大勝軒の店主、山岸一雄氏のドキュメンタリー。
興味本位で観たが、なかなかどうして、深い。

店には、たくさんの弟子がいる。
店が狭いので、ラーメンを作るのは基本的に山岸氏ただひとり。
彼らは、山岸氏の技術を目で盗む。
弟子たちは、3ヶ月くらい修行して自身の店を出店する。
山岸氏も、それでよいと思っている。
のれん代もない。

山岸氏は、店で寝泊まりする。
晩飯もコンビニ調達だ。
たしかに金がかからない生活だ。

しかし単純に、彼が金に興味がない、という話ではない。

幼馴染の奥さんを52歳で亡くしたこと。
そこから彼は、心に蓋をしてしまったのかもしれない。
体がボロボロになっても、厨房に立ち続ける。

ラーメンを作ることだけが生きがいだったのだと思う。
才能があった。
サービス精神旺盛だった。

そんな男の物語。

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うり坊033

1.0 つぎはぎで真意が伝わり辛い

2013年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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rjmf

5.0 深い映画です

2013年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

知人に「ラーメン映画じゃないよ」と勧められて観ました。
まさに、ラーメンを取り上げた映画ではなく、山岸一雄氏の人生哲学を緻密に描いた映画でした。

マスターがラーメンを作り続けるのは、大勝軒を愛するお客さんのためであり、商魂でも私欲でもない。ただただ、人のためラーメンを作り続けたマスターの生き様は、観た者の心を揺さぶります。

そしてこの映画には「ダンディズム」とは全く別の顔もあります。それは、山岸さんが生涯をかけて愛し抜いた亡妻との「ラブストーリー」。

マスターの深い愛がスクリーンからひしひしと感じられ、気がつくと、涙が頬を伝います。こんなにも深く人を愛することができるのだと…。

劇場が明るくなっても、しばし席を立つことができませんでした。
マスターの笑顔に優しく包み込まれ、素敵な笑顔を独り占めしたくなりました。

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JC Penny

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