偉大なる、しゅららぼんのレビュー・感想・評価
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もっと笑わせてくれるのかと思った。
映画『鴨川ホルモー』は好きなんだけれどな。
お殿様の濱田氏。翻弄される岡田氏。予告を見て、期待値を上げすぎたのか?
笹野氏の芸はさすが。人情に訴えてくる。この方に外れなし。でも最近一本調子かな。私が見ているものだけだと思うが、似たような役が多い(あ、でも『シネマ歌舞伎 三人吉三』の冒頭部分はゾクッとした)。
濱田氏のお殿様ぶりもよい。品があって、芯が通っているのに、どこか脱力系。それでいてさりげなく駄々っ子な面も。土下座した時の背筋の伸び等、立ち振る舞いがきれいなのに面白くてかわいい。いろんな役を演じられていて次が楽しみ。
映画全体としては、説明で表現するより、演出で見せてほしかった。
大風呂敷を広げているようで、両家の争いは小競り合い。面白ければまだ見られるが、しらける。
琵琶湖から授かった能力が生み出す悲劇とそれにまつわる話。
「自分は自分だ」と耳に心地よい言葉もあるが、その展開。
それこそ、竜頭蛇尾。
演出の小ネタを見ていると、設定が不意を突いていておかしく、随所にギャグを挟み込もうとしているのはわかる。でもテンポが悪い。笑えない。濱田氏や岡田氏・村上氏・佐野氏・高田氏はちゃんと演じていらっしゃるのに、どうしてこうはずす?
余計な場面ばかりあって、役者の力を生かし切れていない。
話・設定の面白さも活かしきれていない。勿体ない。
脚本・演出・編集がへた。
映画『鴨川ホルモー』は、大学生の青春ネタがきっちり描かれていて笑わせてくれたことに加えて、葵祭を始め、京都中の観光地巡りという強み、途中でビートルズネタの真似もあって、遊び心満載だったが、
この映画では、家族愛・友情・思い出と幾つもテーマがあって分散してしまってどれも描き切れていないのと、琵琶湖と城しか観光名所が出てこないので、不利なんだとは思うけれど。
惜しいです。
(原作未読)
【壮大な万城目ワールドを映像化しようとしたが、ちょっと無理があったかな】
琵琶湖から授かった不思議な力を伝承する一族 ”日出家 VS 棗家”の1300年に亘る因縁は現在でも続いていた・・。
日出淡十郎(濱田岳)の現代の”殿”ぶりと、ぼんやりのんびり男、日出涼介(岡田将生)との主従関係や、淡十郎の最強の姉清子(深田恭子)が登場するシーンや白馬を乗りこなすシーン(VFX)は面白かった。
琵琶湖が割れるシーン(十戒か!)なども面白かったが、原作の壮大な万城目ワールドを表現しきれていなかったかな。
<2014年3月12日 劇場にて鑑賞>
まあまあ万城目ワールド
以前原作を読んでいて(と言ってもほんのさわりの部分だけですが)、ある程度の内容、設定はわかった上で見ました。
岡田将生さんは正直高校生ぽくはなかったのと、濱田岳さんもツンツンしたキャラは初めて見たので驚きました。
ただ、だんだん目が慣れ、頭がついてきて、理解できたので最初は自分のイメージと違ったものの、最後までしっかりと見ることができました。
かなりぶっとびがちな設定にしては良くできていたと思いますが、賛否両論出るのもわかる気がします。
津川雅彦さんが出ていました。
ご冥福をお祈りします。
しゅらら、、、ぼん
琵琶湖の近くだけで特殊な力を発揮するという日出(ひので)家と棗(なつめ)家の1400年もの間の争い。そして、同級生速水(大野いと)と父親である校長(村上弘明)との関係・・・結局は両家の争い(といっても大した事件は起きない)に亀裂を入れたのは使用人である源じい(笹野高史)だった。
この際、深田恭子と貫地谷しほりは脇役にすぎなかったのだな・・・超能力を使うときに発する音というのが凄い!その音がしゅらら、ぼん。って、それもわけわかんない。
展開の畳み掛けが楽しい
ほぼ何の説明も無しに始まってからあ、そうだったのね!笑 の繰り返し。くどい説明を省いた習うより慣れろの潔さが気持ちよく、気楽に観られて楽しかったです。
歴史やお家柄、キャラクターたちが壮大なスケールで印象的に描かれていくのに対して舞台はたったの琵琶湖周辺。また全体にそれとなく流れるシュールな雰囲気。このコントラストがこれまた映えてよかったです。
登場キャラクターがみんな愛らしい。ストーリーの意外性も◎ ラストはゆっくり平和に着地した印象。
原作を読みたくなる実写でした。
ギャグ映画陣総出演。琵琶湖オンリーというスケール、不思議な力、設定...
ギャグ映画陣総出演。琵琶湖オンリーというスケール、不思議な力、設定がB級色漂う。
この映画ヤバそう、そう思ったが、話が進むにつれ、以外や以外、結構楽しめました。ストーリーがしっかりしています。お気楽に見るにはよいかも。
深キョンの赤ジャージが邪魔だ!出し惜しみはいかんよ(笑)
設定とキャラクターが良かった!!
歴史や風土を大事にした設定やキャラクターが良く、本当に琵琶湖畔の城に彼らが住んでいるような気がしてきます。棗の存在感がいまいちで彼を絡めたラストが全然盛り上がらなくて残念です。
ストーリーは深い様で深く無い…
非常に映画の雰囲気や、展開は面白いです。
小さくて何考えてるかわからないけど、やたらと存在感の強い濱田岳。
それに振り回され気味の岡田将生。
作品全体は、アクがすごく強いのに、ストーリーは後半につれ、淡白になっていった印象です。
それでも、楽しめるか?楽しめないか?と言えば、間違いなく楽しめます。
見た後には、『もっと良い映画になったんじゃ…』と、物足りなさも非常に感じます
うーーーん。
ストーリーは小難しいのに、
映像はシュールな感じのギャップ
が、
いいところ?なのかな(´・ω・`)
笑いたいのに次のセリフ
聞き漏らせない!みたいな
焦燥感と共に見ていたら
後半から最後は静かにすっと
なんかじんわり終わった:-<
赤の学ランのシーンは
全部好きだったーー!
ひなたちゃんが可愛い。
主要メンバー3人が15歳ってのは流石に(笑)
鴨川ホルモー
プリンセス・トヨトミ
と観て、本作。万城目先生のこんなセンスが、本当に羨ましい。
友人から原作が面白いと聞いたので、必ず読む!
受け継いだ権力をどうするか。自分の使命とは?的な。
ただ、いつも万城目先生作品の映画化はそうだけど。
設定が奇想天外なだけに、どうしても説明過多になるのが難点です。
しかし、琵琶湖が十戒化しててびっくり。と、柏木ひなたちゃんがむっちゃ可愛い。
この一族は凄い能力だよ(笑)
ラストはこれか?みたいな感じだけれど、気楽に楽しむには程よい内容。
原作は読んでいたけれど、映像にしたらこんなものかなぁ?と思う。
どうせなら、もっとギャグに走ってくれても良い気がしたが、何事も程ほどがよいものなのか?
控え目な感じでした。
鴨川ホルモーはもうちょっと面白かったのに。
コメディに徹しきれてない残念さ
コメディ超能力バトル映画なのだろうが
イマイチコメディに徹しきれてない
素材がなかなか優秀な設定なのだから
もっと調理のしようがあったとは思う
漫画チックなキャラクターも能力もいいが
映画にはミスマッチ
本来もっとボリュームを持って描写すべき内容を
あっさり描きすぎているのが残念
消化不良だし設定を生かしきれてない
挙句要所要所の低クオリティな3Dが興を削ぐ
もっとアイディアを膨らまして
演出を工夫したほうが良かった
せっかくボスが姿を現しても「ふーん、で?」って感じ
登場人物たちの驚愕が全く伝わらない
感情移入が全く出来ない
この映画の一番の問題点
キャスティングがひどい
高校生にはどう見ても見えねえだろうよ
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