「何も成立していない。」TOKYO TRIBE 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
何も成立していない。
クリックして本文を読む
本当につまらなくて、中盤か終盤か分かんないけど、武蔵野のファミレスで各TRIBEが集まった所辺りで退出。なので、そこまでに感じた思いです。
ミュージカルというのは、演者=歌い手の心情が曲調に現れるからこそ成立してると思う。最近で言うと「アナ雪」とか。悲しい時は静かな曲、嬉しい時は明るい曲。
この映画には全くそれがない。武蔵野が微かに良心を感じさせるが、他のTRIBEとやらには独自性すら無い。
バトルについて。
池袋が悪いのは分かった。けど悪の池袋と他者との対立構造が非常に弱く、バトル感がない。
説明不足について。
時代設定が分からないが僕はてっきり、TOKYOは池袋新宿渋谷歌舞伎町高円寺武蔵野池袋だけになったのだと思っていた。序盤の紹介ラップみたいのの流れでそう感じた。でも僕が退出したファミレスのシーンで「主要TRIBEに集まってもらった!」だと。え、他にもTRIBEあんのかよ。それ言ってくれよ。見る人全員原作知ってる訳じゃないんだから。
もう言いたい事山ほどなのでこの辺で。
数多くの映画を見てきたが、途中退出するのは初めてです。
それほどくだらなく、意味不明でめちゃくちゃな映画です。
コメントする