「カオスを楽しむ映画なのかも」TOKYO TRIBE mayuraさんの映画レビュー(感想・評価)
カオスを楽しむ映画なのかも
クリックして本文を読む
その名の通り族が抗争を繰り広げる。
筋はそれだけの映画。
いろんな意味で針が振り切れてしまっている映画だけど、物語を期待していたら大きく裏切られそう。
出演者の予備知識は全くなしで観に行ったのですが、恐ろしくラップがうまい人が主役なんだな・・・と思ってたら本業だったのね。
個人的にはヒューマンビートボックスをしてた女の子に目が釘づけ。耳から離れない。一芸もあそこまでクレイジーに光るものなのね。
クエンティンタランティーノの映画のように残酷な描写もポップなので、ひどい!とか見ていられない!なんてことはありませんでした。
血しぶきもあえて作り物っぽいかわいいものでしたし。
ただ、エロティックなシーンは苦手じゃないんだけど、ミンスが裸に剥かれるシーンはちょっと参った。
がっかりおっぱいとかそんなのではなく、エロくないから見ているこっちが気恥ずかしい。これはデートで観ていたらいたたまれないおっぱいだと感じます。なんというかロリータっぽいのだ。
小さくてよく動くので小気味いいけど、これではテレビで放送とはならない感じです。
映画館で観られてよかったかな、とも思いつつも見た後にグサッと何かが突き刺さっているような映画じゃありません。
ジェットコースターのようにぐるぐるとした時間を味わう映画というのが感想です。
コメントする