「ロックだよ!全員集合~。」ヘラクレス ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ロックだよ!全員集合~。
もうすぐ全老スター筋肉大感謝祭が開催される運びだけど、
ちょっとその前に神様仏様ロック様の傭兵軍団も観ておくか!?
と、映画ファン筋肉地ならし作品となっている本作(嘘ですが)
なーにぃ、また神業系?なんて思うところだけど、大丈夫!
何たってザ・ロックことドウェイン様のお仕事。
人間技が炸裂!もうバッカみたいに筋肉テンコ盛り。そもそも
自分が今作を観ようと思ったのも「筋肉バカ万歳」という評価を
読んでからのこと。やっぱりねぇ♪男汁筋肉汗大好物です。
ヘラクレスの神話といえば、恐るべき魔物を相手に12の難業を
成し遂げた…っていうアレなんですが、もうそのあたりは、
ササーっと流し観せ終了。ナレーション付き、おまけにロック様
ときたら、ライオンの被り物(爆)付き。笑っちゃいけない真剣勝負
なんだけど、そこはかとなく笑いに包まれ楽しい肉弾戦が続く。
これ、グラフィックノベルが原作らしく「300」的なイメージだけど、
予想しなかった結構古典的でリアルな作りは女性でも楽しめるし、
そのあたりを踏まえながら、たった98分で纏め上げたB・ラトナーの
手腕が冴える。どっかで観たことのあるような設定や展開も、大味
監督ならではの度胸の良さで棍棒フルスイング。ああ素晴らしい。
ドリフじゃないけど「もしも○○だったら…」っていう、ヘラクレスを
100%人間に見立てているのが愉快。ロック様が悩み傷付き魘され、
…そして男汁を流す!(こればっかりだな~私も)
まぁなにはともあれ、すごく泥臭い戦闘物語になってるということ。
キャストも豪華。
I・マクシェーン、R・シーウェル、J・ファインズ、J・ハート、
P・ミュランまで出てる。でも、いいの?と思うほど目立ってない。
やたらI・マクシェーンの外れる(外される)予言が笑わせてくれる。
(これ、タイトルに「ザ・ロックの!」とか付けちゃえばいいのにねぇ)