劇場版 SPEC 結(クローズ) 爻(コウ)ノ篇のレビュー・感想・評価
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もやっ
無限の可能性がある、というテーマには即している。
人の想いに応じて目覚めるスペックではなく世界における可能性だ。
しかし、パラレルワールドで落とすのかと、ほんの少しがっかりした。いやだいぶ。
ハッピーエンドでなければつまらないというわけではないが、
雅ちゃんが手紙を読む世界、終わる世界、何事もなく平穏無事な世界、
が同時に存在するというオチには、何となくもやっとするものが残る。
「で、それは夢オチとどう違うの?」とな。
実際、一緒に行った友人に聞かれたのだが、何とも言えなかった。
更に深い場所に何かがあるように見せかけるキイワードの多用は
底がザルだった時のがっかり感が半端ないのでやはり好きではない。
どうとでも云える世界がヤダ…っていう歌を思い出します。
ただ、朝倉はないわー女子高生を乱暴して録画して真山さんに送りつけて嗤っている変態なのに最後に渋い声で何か言っても知らんわー。
とか色々思ってしまう…。何とかカラスや朝倉でケイゾクに継続させてみる意味があるのかよく分かりません。
制作者サイドが自ら中二病と突っ込んでみたところで幼稚であるということはどうしようもないのだ。
これが可能性の限界。
それでもわたしはチープで可愛らしい連続ドラマ『SPEC』が好き。
好きだからこそ厳しい評価になるのかなあ…。
レギュラーも新キャラも、とてもすてきでした。
壮大なる世界観、刑事ドラマ越えてます。
ドラマをみていない派の一人ですが、specってちょっとSFテイストのセリフやキャラがたった刑事ドラマじゃなかったっけ?その背景があっての後編の世界観すごいですね。シナリオぶっ飛んでます。最後まで言葉に出てきた刑事魂は最早、なぜ、どこに必要何でしょうか?闘う相手が人類の滅亡をたくらむ地球の悪であるのに、刑事ってちっちゃすぎないか。敵が、地球の権力者から、スペックホルダー、さらに地球太古の幽体から、地球の悪意って凄すぎです。多分、楽しめない人が多いのも解る。ぶっ飛んでますから。脚本家はよほどの冒険家かspec嫌いなのかもしれないね。それ程前編と後編の違いがあります。まあ、最後の回想シーンが有って良かった。あれでこの作品が、ドラマから派生した作品だと思い出したから。堤監督お疲れ様でした。
理解しずらい(´・ω・`)
今までSPECのドラマがおもしろくて、ずっと好きだったのですが、映画はすごく難しかったです。ファティマ第三の予言とか、なんかちょっとでも予備知識がなければ全く理解できなくて、正直おもしろくなかったです。でも、ステキな俳優さんがたくさん出られているので、小ネタはおもしろかったです。
これで終わり?
漸が総集編&野々村係長待遇の生きざまを表現したものだとしたら、
コウは正に完結編となっていました。
後半流れが早く詰めすぎなんじゃないかなと思うところも有りましたが、
エンディングで流れていく時間への布石かなと思うと納得です。
舞台挨拶で堤監督が言われたあの事がエンディングに通じるのかなと
期待が大きかっただけにただこれで終わりなのって気がします
2本に分ける必要があったのか…?
海外ドラマのように壮大な陰謀ストーリーに発展していったSPECシリーズもついに最終話。
テレビシリーズからずっと観てるんでほんと感慨深い。
最終章は2本立て。
もったいつけるよなー。
シリーズ観てるひとにとっては、総括的な内容でおなかいっぱい間違いなしだと思うけど、ん?、ちょっと待てよ?
これ、2本に分ける必要あったのか?
商業的な事情かもしれんけど、もう少しスリムに編集して1本にまとめるか、1本目(漸の篇)はテレビのスペシャル放送にして、劇場ではほんとに完結篇とするとか。
2本って、考えてみりゃ映画の導入部に課金してるようなもんだからな。
…ダメだな、そういうこと考えると素直に映画が楽しめなくなる。
そもそもファンのみを対象にしてる映画でからこれでいいのか。
specファンだからこそ
specファンだからこそとても残念な作品でした。
なんかぶっとびすぎて、現実から離れすぎてわけがわからなかったです。
昔の映像とかながれてきたときに、あー打倒にのまえのときが1番よかったなぁ、と。
ちょっとやりすぎましたね。
めっためたのレビュー
レビューはめっためた
この作品は、テレビ版を見ていない人が見る作品ではない!だから、その人たちの批判は仕方ないものだろう
テレビからのファンの意見としては、全ての謎を解明して欲しかったかな
1作95分はちょっと短かったと思う…
安堂ロイドも同じ匂いがするが、ATARUのようにもし映画化したなら
映画飲みで楽しめる作品になっていることを願う
クソオブザクソ映画
全てにおいてクソ要素しかなくて何から言えばいいのかわからない…こんな事は初めてだ…。
一番心に残ったのは(悪い意味で)、最後の瀬文さんのリンチシーンはいるのか?ということだ。
あとCGがクソ。あと脚本。
全てがクソだった。
★半分もあげたくないレベル。むしろマイナス。
最悪だった。
鑑賞費も結。
間を置かずに後編が始まったので、すぐに入り込めたけど、やはり
前篇の流れのまんまが続くばかりで、話が前に進んでいかない。
これって分ける必要あったの?と思うばかりの演出と構成に飽きる。
今回こそ主人公の当麻が活躍する極め付けのシーンなのだろうけど、
その決着のつけ方は理解できても、そこまでが長い長い。そもそも
あんな白い連中(向井と大島)にガイアがどうの、って語られてもねぇ。
演じてる俳優も、今作の世界観を理解できていたのかなぁ?なんて
大きなお世話まで考える始末。設定や趣向は面白いと思ったけれど、
万人狙いの作品ではないことを(分かっていながら観たのでそこは由)
熟考してから選ばないとならない作品が、ますます増えたことを実感。
(当麻が降ってくるシーンは面白かったけど、最後ってどこかにいた?)
さようなら!
終始激しい戦い。特有のギャグも少しですがはさんでspecの世界観がちゃんとあったなと思いました。あれ、なんで?ってなってしまう所もありましたが、見終わって一緒にみた友人に説明されて納得しました。難しかったですね(笑)音楽もよかったです。
冗長的
同じセリフが何度も。。。
もう分かったから!喋ってないで、早く次に行けよ!って言いたくなった。笑
ネタが尽きて、間を持たせる感じ?
ドラマは良かった。緊張感があって。
話のテンポにメリハリもあったし。
天もそうだったけど、映画版は、なんかダラダラして。ギャグもイマイチ空回り。作ってる人が実は違うとかかなー?
短くていいから、時間をもっと絞って、ちゃんと編集して欲しかった。
やっぱり2つで1つの方が良かったと思う
テレビシリーズの良さがなかったな。
映画になって出てきたものだけで話が完結していっちゃった感じです。
嫌いじゃないけど、テンションも上がらなかったな。
まあ、大島優子の株はあがりました。
主役の二人も仲間たちもいらなかったんちゃうんって思ってしまいます。
SPECを根本からひっくり返した堤監督に賞賛を。
あくまで個人の見解なのでご了承を。
まずはクライマックスの考察から。
瀬文が当麻を撃ったことで世界は一つのパラレルワールド、当麻の存在しない世界へと移し替えられた。二つのシャボン玉の片方が割れる演出がそれを象徴的にあらわしている。
佐野元春の歌に乗せて当麻が浮遊しているシーン、これは当麻のいない世界を映していると思われる。当麻のいない世界では本来当麻が存在していたところには別の誰かが補填されていると思われる。そう考えると、この時瀬文が殺したのは当麻の代わりに補填された存在であるいえる。当麻のいない世界でも事件の解決の過程から当麻が消えているが事件解決という結果は変わらない。そう考えると瀬文の殺人という結果も変わらず、瀬文の逮捕も理解できる。少し屁理屈に思われるが、瀬文を逮捕した警官も警官殺しとは言ったが、当麻を殺したとは言っていなかった。
この世界で当麻はあらゆる時間と空間を彷徨う無間地獄にいる。全ての世界を認識するが、誰からも認識されない孤独な存在となる。
瀬文は世界の転換点(パラレルワールドを移動するきっかけになった存在)のため当麻の存在を覚えている。
そしてラストシーン、当麻の腕を瀬文が掴む。確かに瀬文には記憶が残った。しかしそれだけでは無間地獄に囚われた当麻を見つけることはできない。当麻と瀬文、二人の心が世界を超越して繋がったのだ。
世界は一つではない。
そして、想いは世界を越える。
スペックとは人類対先人類の物語ではない。
人と人の想いが起こす奇跡の物語である。
最後の言葉
Someone who loves you must be
CLOSE to you.
『あなたを愛する人は
きっとあなたのそばにいる。』
この言葉が全てだ。
ここまで引っ張っておいて、期待はずれ
SPECシリーズ完結編の後編です。最終決戦なのですが、ずっとビルの屋上で話をしているだけで、ほとんど展開がありません。過去のSPECホルダーも出てきますが、すぐ消えてしまいます。これまでの謎もセリフで説明されるだけなので、イメージが湧かず、これまでのストーリーとの整合性もよくわかりません。「天」や「結~漸ノ篇~」に出てきた雅が野々村係長の手紙を読む場面とは矛盾しないのでしょうか。今回の事件で歴史が変わったパラレルワールドだとすれば、何でも説明がつきますが、何かスッキリしません。ラストは予想された展開ですが、何か唐突な感じがします。映画2本でも説明しきれないのであれば、完結編をTVシリーズにすればよかったのではと思います。
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