フィオナが恋していた頃

劇場公開日:

解説

ジェームズ・カーン、エイダン・クイン出演。クイン3兄弟の監督・撮影・主演のヒューマンドラマ。

1999年製作/121分/アイルランド・カナダ合作
原題または英題:This Is My Father
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2000年10月21日

ストーリー

母親の故郷アイルランドで父親の消息を捜そうとする息子。昔、母が暮らしていたアイルランドの村で、母の過去を知る老女に出会い……。

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映画レビュー

4.0銃に関する考えの相違

2018年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 キアレンと同じ名の父親の可能性。アイルランドの宿屋の老婆によって徐々に話を聞かされる。キアレン・オディは子供のいない農家の養子。フィオナは寄宿学校から抜け出して後家の母のもとへ帰ってきていた。二人は恋に落ちるが、キアレンは年だし、フィオナは17歳。周りからも反対され、呪いをかけるとまで言われた。厳格なカトリックの小さな町。二人の悲恋の話が続く・・・  銃に関するアメリカ人とアイルランド人の考えの相違。時代が1939年のこともあって、反戦を訴える会話も織り込んである。出番がほんの5分程度しかなかったアメリカ人の飛行機乗り(ジョン・キューザック)の存在感もすごい。甥ッ子の小さなエピソードも過去の話と対照的で、ハッピーエンドに終わりそうな予感させるのもいい。

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kossy