インターステラーのレビュー・感想・評価
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『愛は地球を救う。』泣けるSF。IMAXフル規格GTテクノロジーの威力!
泣けるSF!
究極の科学は「愛」だった!
愛は時空を超えて、人を結びつける。
日常の小さな偶然にも意味があるかもしれない。
そして、人類愛と個人の愛。
人は、人類を救うか、再居合の人に出会い救う方を取るか。
愛は判断を誤らせる。
俳優陣では、主演のマシュー・マコノヒーよりも、如何にも真面目な科学者風のアン・ハサウェイがぴったりで印象的。
娘マーフィーのマッケンジー・フォイも、聡明で愛らしかった。
小さい時のトムは、ティモシー・シャラメだったの!?わからんかったよ!
嘘つき博士マイケル・ケイン、憎きマット・デイモン、エレン・バースティン、ジョン・リスゴーと豪華な布陣。
平板金属ロボ「ターズ」と「ケース」の人間味も愛おしい。
「正直レベル95% ユーモア60%」
「自爆スイッチオン10・9・8…」
金属丸出しの、四角い塊なのに。
ノーランと言えばIIMAX!
IMAXフルスペックの威力!
広大な宇宙の孤独感。
天井から床までのスクリーン一杯に映る映像の迫力!!
願わくば、全シーンそうしてほしい!!!
いちいち上下幅が広くなったり狭くなったり、切り替わるのが煩わしい!
前回初鑑賞が、109シネマズプレミアム新宿だったので、上下がIMAXフル規格より狭い。
念願のフル規格IMAXでの鑑賞!
IMAX®レーザー / GTテクノロジー!!
画面アスペクト比は「IMAX画角」として知られる1:1.43!
これは、日本では大阪と池袋にしかない!
ちなみにこの日は、「ルパン三世カリオストロの城」「ジャワーン」「インターステラー」とIMAX3連続3本立てでした!しあわせ。
傑作!こんなに凄い作品を観てなかったなんて・・・
劇場公開当時興味はありつつ観てなかった。
その後も何度かVODで観ようと思いながら“農場”から抜け出せず。
予備知識ゼロながら、漠然と観たいという気持ちのまま10年。
今回、「インターステラー」公開10周年記念IMAX(R)再上映という事で劇場鑑賞、
平日にも関わらずほぼ満席。
そして
何故こんな凄い作品を観てなかったのかと久々に映画鑑賞後立ち上がれない衝撃だった。
迷わず⭐︎4.5
子供の頃観た「未知との遭遇」や劇場鑑賞では無いが「2001年宇宙の旅」くらいのインパクトだ。
一言で言えば、5次元という概念を映像化するとしたらこれほど分かりやすい画は無いのでは無いだろうか。
元々次元の感覚というのも非常にわかりにくい、ざっくり平面が二次元、現在存在している空間が3次元という事は誰しも感覚的にわかる事。では4次元・5次元とは?
その辺りの事を理解しようとするとまずは“相対性理論”という話しになる。
では、相対とは何か?例えば、「150kmで走る車がいれば“絶対的”なスピードで移動していると認識する」が、もし150kmで走行している電車から見ればその車は同じ速度で移動しているので「止まってる」事になる。アスファルトの道路面は二次元面だが、そこにいる“アリ”にとっては凹凸のある三次元の世界に見える。こうして“相対的”に見ると、“絶対的”な物の見え方が変わるというのが超簡単な説明。逆に言えば“相対的”な見方をしないと、今見聞きしている空間・時間の概念は必ずしも絶対的では無いという事。そして、そんな“相対性理論”を持ってすれば時空の“概念”次元も変えられ、五次元となると正直数式の世界でしか存在しない概念だ。
そんな、概念化できない5次元パラレルワールドを映像化しようとしただけでも物凄いが、そのパラレルワールドに“愛”や“希望”を組み合わせて表現したノーラン監督、やはり半端無い(エブエブでもマルチバースを描いていたが、個人的には消化不良、正にマルチバースそのものすぎた)。
最後のスペースコロニーが、どうしてもガンダムの世界に見えてしまい日本人として結構ツボにハマるが、全体としてCG多様を良しとしないノーラン監督ならではの迫力ある映像や音響と相まってIMAXで見るべき映画ってこういう作品だ、という事をまざまざと見せつけられた。
余談だが、(東京近郊の方)東宝シネマズ日比谷のIMAXって本当にIMAX?
池袋GT:横25.8m×高さ18.9m、面積487.62㎡、アスペクト比はIMAXフィルムと同じ1.43:1でこのサイズのIMAXが観られるのは池袋と大阪の2館だけだけど
成田humax:横約24.5m×高さ約14m、面積約343㎡
に比べても相当小さい(予告編からIMAXサイズに移行される時のスクリーンサイズ広がるワクワクが無い)
日比谷IMAXは施設外観から恐らくスクリーン1TCX:19.8×8.3mと同じくらい(公表のスクリーンサイズは無し)で、音響は凄いけど正直IMAXなのかなって疑問は毎回。
電車なら池袋、車なら成田、一度観たらスクリーンサイズの差に愕然とします。
かつて、東京アイマックスシアター(後のテアトルタイムズスクエア※閉館)縦18m×横25m、品川アイマックスシアター縦16m×横22m(※閉館)は専用設計(スクリーンと座席が近い、スクリーンが湾曲、急勾配の座席)でUSJやディズニーのIMAX仕様だったけど。観たいコンテンツが増えてきた今になって上映可能なスクリーンが無いという矛盾にIMAXの火を消さない様に思う次第。
時空を超えて 〜 怒れ 怒れ 消えゆく光に
元テストパイロット、クーパーを精悍な顔立ちのマシュー・マコノヒーが熱演。お顔立ちに見覚えが … と思い検索してみたところ、映画「ジェントルメン 」でマリファナ王役を 👀
正義感に燃え果敢に挑む姿、受信した画像を見つめ咽び泣く姿に胸が詰まる。
愛娘マーフィーを演じたマッケンジー・フォイの悲しげな表情が切ない。
宇宙服姿も似合うアン・ハサウェイ、知的なジェシカ・チャステイン、本作でも驚かされた安定の演技派マット・デイモン、そしてシャラメ少年 … 変わり過ぎではないですかぁ?
ずっと気になっていた本作をIMAX上映で鑑賞出来るとは ✨🪐✨
時代の一歩先を行くノーラン監督の溢れる才能とセンスに称賛しかありません。
ほぼ満席の映画館にて( IMAX )
ないSF要素は"波動砲"ぐらい?
元宇宙飛行士、地球滅亡の危機、自律ロボット、人類移住計画、コールドスリープ、ワームホール、ワープ、ブラックホール、イベントホライゾン、降着円盤、重力レンズ効果、スペースシャトル、ウラシマ効果、ジェットパック、宇宙ステーション手動ドッキング、重力カタパルト、ニュートン第3法則、プランクダイブ、5次元空間、ひも理論、スペースコロニー、未来での再会、新たな冒険の始まり。
大所のSF要素を詰め込んでまとめ上げた大傑作、出てこないのはデススターのスーパーレーザーやヤマトの波動砲のような"高エネルギー兵器"と異星人ぐらい?不満があるとすれば5次元空間をもう少しオシャレに表現して欲しかったかな、ボウマンの時空の部屋みたいに。
宇宙を描いた壮大なSF映画の最高傑作
10年前に観て感動しIMAXで観たら、もっとすごいだろうなと思ってましたが遂に念願が叶いました。予想通りの素晴らしい映像。そして、宇宙体験ができました。
科学的に見れば突っ込みどころもあるかもしれませんが(公開から3年後の2017年にノーベル賞を受賞した理論物理学者キップ・ソーン氏が製作に加わっている)、科学的知識がまったくないわけでもなく、宇宙大好き人間の僕としては興味の尽きない話で、他のSFものとは一線を画する映画だと思います。重力などのほんの僅かな異変により地球に存亡の危機が訪れる、なんてありそうじゃないですか。その影響で多くの植物が枯れ、砂埃舞う荒涼とした地球の大地。そして人類(特に未来に生きる子供達)を救うために愛する娘とも別れ、主人公クーパーは人類が移り住むべき惑星を目指しロケットに乗り込み宇宙空間へ。黒板に書かれた複雑な数式、ワームホール、ブラックホール、時空の歪み、時間のズレ、…ワクワクします。宇宙空間でのクーパーの悪戦苦闘(クーパー達が降り立った水の惑星や氷の惑星の映像がすごい)の間に、地球上では80年(?)の歳月が流れている。そしてクーパーが実際に帰ってきたのは地球ではなく、土星の重力空間に作られた円筒形の不思議な形をした仮初の人間の(科学者として成長したクーパーの娘が中心になって作り上げた)居住区。ここに至るまでにさまざまな不思議な出来事がクーパーと娘との間に起きているのだが見事な伏線回収。そして年老いた娘との感動的な再会。しかし、感動の再会も束の間、仮初ではない人類が移住すべき惑星を目指しクーパーは再びロケットに乗り込む(その移住すべき惑星には同僚の美しい科学者・宇宙飛行士アメリアがコールドスリープ状態でクーパーを待っている)。
素晴らしい映像体験
IMAX再上映で初鑑賞。
想像を超える映像体験だった。映画を観ることで日常では体験できないことを視覚で体感できることは改めて素晴らしい事だと感じた。観終わったあとは心地よい疲労感…
今はなきスペースマウンテンに乗ってずっと宇宙探検をしている気分。
IMAXで鑑賞できて良かった。
映画を彩るハンスジマーの音楽にも心揺さぶられた。
ストーリー序盤は家族を置いて宇宙に行ってしまうことが理解が出来ず、感情が置いてけぼりになっていたが、再会のシーンでは感動した。
過去は変えられないが、未来は変えることができる、時空も重力も超えるのは愛だということが印象に残った。
砂の惑星
IMAXによる映像効果にこだわる監督なので、近作はおおむね同設備のある上映館で見るようにしてきたが、唯一この作品はDVDでしか見ていなかったので、いい機会だと思って鑑賞。
劇中では原因が明示されていなかったようだが、地球は砂嵐が頻発する世界となっていて、疫病で作物が枯死する災厄も重なって、人類は地球外へ新天地を求めるプロジェクトを始動する。
主人公たちが訪れるのは、“水の惑星”と“氷の惑星”。通常の宇宙冒険SFだと、未知の惑星を訪れるとたいがい宇宙人か怪獣が襲ってくるのだが、そのへんは結構地味だ。藤子不二雄の「21エモン」ファンとしては、もっと変てこな星でわくわくさせてほしかったところ。せっかく異星の客となったのに、大波と仲間の裏切りでは物足りない。
ブラックホールへの突入なんて実際はとんでもないことだと思うが、案外あっさり決断する。映像表現としては、ダグラス・トランブルが創出した「2001年宇宙の旅」のスターゲイトのシーンとよく似ている。「2001年」でキューブリックは土星がうまく映像化できないので木星に設定を変更したらしいが、この作品の土星も何だか嘘くさく、クラブハリエのバームクーヘンみたいだ。
マーフの少女時代を演じた女優は、ジェシカ・チャステインよりアン・ハサウェイに育ちそうな顔をしていた。
愛の導くほうへ
二度目の鑑賞。今回、IMAXにて🎬
配信で見た事はあるんやけど、その際衝撃を受け映画館で観なかったことをとても後悔した作品。リバイバル上映めちゃくちゃ楽しみにしてました!!!
IMAXの映像、音響ともに臨場感あふれ、宇宙空間の静寂シーンは思わず息を呑んだ。
平日にも関わらず人入りは7割ほど。さすがインターステラーやな。
バリバリ文系の私にとっては、専門用語のオンパレードでついていくのに必死ではあるが、この映画はジャンルはSFやけど壮大な愛の物語やと思う。愛するものたちを救うために宇宙へ行く父とすれ違う娘。どちらの気持ちも痛いほどよくわかり、ほんまに苦しくなる。伏線回収もほんまにお見事で、不思議な現象や言動がここと繋がっていたのか!という驚きもある。
以下かなりネタバレ↓
2回目を観て思ったが、最終的には科学は愛を超越するということなのだろうか?ラストシーン、アメリアは彼氏の星で待っているが、ヘルメットも脱いでいるし、普通に呼吸できるような環境なんやろう。クーパーとアメリアがマンの星に行くか、彼氏の星に行くかで揉めている際、アメリアは非科学的だということは承知ながら愛に引き寄せられると言っていた。クーパーを助けたのも娘が父を思う愛、アメリアもまた愛の導くほうへ引き寄せられていたというのも間違いではないんやろう。
アメリアとクーパーの再会シーンまで描かないというのが、ノーラン監督らしいな〜と思う。余韻も含めて最高の映画。これぞSF映画の金字塔。贅沢な時間でした🙏
父と娘の物語
名作と名高いが、予告編が地味だし長いしで、なかなか観る気にならず。今回IMAXにてリバイバル上演されると知り、映画館にいったら観るしかないので(笑)えいやっと行ってきた。
冒頭部は退屈な農場の話だが、
奇妙な現象に気づくあたりから、想像と違う展開に。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
タイムパラドックスものは、どうしても矛盾が起こる。矛盾には目をつぶり、ストーリーの本質を見た時、
娘と父の物語、そして愛の物語なんだなあと。
自分の命を賭けて、大切なものを守れるか。
最後は大きな感動が押し寄せてくる。
見て良かった。
* * *
宇宙開発が夢のある物語だと、幼少期から刷り込まれてきたものの、
最近は非常に懐疑的である。
無数の中から人類に適した星を探し、テラフォーミングして移住する。
宇宙船やステーションを作り、資材を大量に使う。私は地球🌏には、それだけの資源、科学力はないと思っている。
人類が滅亡から目を逸らすための夢物語。
航海時代に開拓で成功したのは、地球上だったからこそ。
作中、アポロ計画は、ソ連を衰退させるためのフェイクだったとふれていた。真偽は知らないが、現代の宇宙開発状況をみていれば、その方が納得できる。
成功しない夢を追うよりも、
いまある地球を大切にし、資源の循環に力を注ぐほうがよほど現実的じゃないのか。
タイトルなし(ネタバレ)
「ハンス・ジマーの音楽を映画館に聴きに行く」という思いで行った。IMAXで。
何回か観てるし、いつでも自宅で観れるし、10年前に映画館で観てるのに。
そう!映画館では調度10年ぶりの観賞となった。ストーリー設定には色々と疑問点はあるが、まぁ そこはSFなんで目を瞑って170分を集中して楽しんだ。
自宅では不可能なビリビリ体験がまた出来た。
クーパーの子ども達を演じた 兄役のティモシー・シャラメはこの後大活躍。
(完成した映画を観て自分のシーンが沢山カットされててショックだったとか)
妹役のマッケンジー・フォイのこの後4本ほど出てるが、当時の感想では「今後の活躍に大期待」だったのを思い出した。
アン・ハサウェイは今年『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』を見たばかりなので、やはり若い。
2014年当時の感想↓(ややネタバレ)
驚きポイント:マット・デイモンが出た! しかも悪役。翌年の映画、孤独な宇宙飛行士がなんとか惑星から脱出する設定が『オデッセイ』と同じなのに役柄が真逆で面白い。
疑問ポイント:ミラー博士達、マン博士達、エドマンズ博士達はどんな宇宙船で行って どんなシャトルで着陸したのか?
エンデュランス的な移動ステーションがあったなら惑星軌道上にあるハズなので直接、地球→土星付近→ワームホール→◯◯の星なのか?
覚悟の片道切符なので「直接」なのだろう。
「博士達」じゃ無くて1人(+ロボット)なのだろうか?エドマンズのお墓の側に別の墓がないので1人なのだろう。
マーフ(父親のおかげ)の計算で「プランA」が可能となったが、今回観てもやっぱり無理があると感じた。
(そんなの分かってて何度か楽しんでるが)
映画の為に巨大なトウモロコシ畑を作って栽培して、出来た作物を安く売って製作資金の一部にしたらしい。。
SFだけでない、これは愛の物語。
凄く印象的で好きな映画。
10周年記念IMAXでの再上映で改めて鑑賞。
何度も観てるが、IMAXのせいか余計に号泣してしまった笑
また映画館で観れて本当によかった。
もう公開してから10年経つのか!
映画館で観た時はわかりづらいシーンもあったが、何回か観るとやはり解像度があがって更に面白い!
SFとして観ると物足りなさを感じる人もいるかもだけど、これは人を想う力が次元をも超えて作用する愛のストーリーだ。
ワームホールやブラックホール、五次元の映像は本当に素晴らしく、惹きつけられた。
誰も見たことがないものを映像化するのは至難の業。
初めて『ジュラシックパーク』を観た時のように、想像をはるかに超えた映像に本当に感動した。
再鑑賞で気付いたのは、最初に冬眠カプセルに入る前にクーパーとアメリアが話すシーンで、マン博士に繋がる伏線があった!
自然に善悪はないが、人は「善」にも「悪」にもなるのだ。
CG満載かと思いきや、とうもろこし畑はあんな山が見える場所では育てないそうで、ノーランのこだわりで畑を実際に作って燃やしたそう!凄い!
“愛”はとてつもないパワーを持つ事を教えてくれる、
素晴らしい作品だ。
3回目くらい
最初に観たのはかなり前だがレビューをしていなかったので今回で3回目くらいに観た感想を。
まぁ面白いわ、クリストファーノーランの長いやつは、心地良い長さだ、上映時間。
あと、時間軸設定がノーランさんの映画で全部好き、インセプションもしかり。
エンディングの仕上げも気持ちいいし、やっぱノーラン。
タイトルなし(ネタバレ)
2回目みた
マーフと別れるところ悲しいし、水の星で23年経った後のビデオも悲しい
ガルガンチュア怖すぎやし、土星もデカすぎ
マン博士はいくじなし
ドッキングシーンのbgmすき
父娘の惑星間遠距離共同研究。
空軍凄腕パイロット出身で農夫を営む父と、
頭脳を引き継いで同級生とかなんか合わない娘。
砂嵐で作物が育たない食料飢饉により、
地球での存続は難しくなっている人類。
父が宇宙探査に行くが、
娘は見捨てられたと捉えた。
他の星では時間の進み方が違うので、
無事に他の星に着いても数分が28年にも相当してしまう。
机上の数値で解いた数式ではどうしても足りない条件が、ブラックホール(ガルガンチュア)での実測データ。
勉強してブラックホールの実測データ以外は揃えてNASA科学者になり父の帰還を待つ娘。
父は仲間と助け合いながら、常に最短で判断を下し地球での年月を無駄にしないよう、少しでも早い帰還を考えていた。
が、家族のためを取るのか、人類のためという大義を取るのか?
いや、机上の理論をどれだけ解いてもでも導き出せないけれど時空を超えるのが愛なんだ!愛だけが次元や時間、空間を超える!
自己犠牲して仲間や大義を取る決意をするが、結果なぜか全部手に入る。
などなど、洋画要素満載。
3次元の地球から出発して、
時空を越えて惑星を彷徨い、
帰って来たら、娘が4次元を閉じて、
時間を座標と捉え移動できる5次元に戻った。
助けられて寝て起きたら、土星。
娘はおばあさん。子孫沢山。自分だけ若者の見た目のまま。
愛する同僚を追い他の星に飛び、同僚亡き後孤独にその星で命を過ごす、仲間を迎えにまた宇宙の旅に出発。
スケールはすごい話だが、スターウォーズでいうワープ技術が出来る前の頃のようで、とにかく大好きな人達との時間が惜しくなる焦りを味わう作品。
その割に、この作品そのものに費やす時間がとてもとても長い。タイタニックもびっくりよ。
メインテーマの父娘の関係性の絆と修復を見守りながらも、この親子の専門知識と時空を超えて通じ合う、第六感的な共同作業による次元操作がなければ、人類皆絶滅してしまうと思うと怖すぎ。
終わらない週末の宇宙版のような感じで、
娘マーフは色々悟るが、マーフの兄トムは人間の大多数の平凡で流れに身を任せて生きるしかない人。
何かあった時、その根本に気付き変えようとするのか、迫りくる結果に流されていくだけなのか。
原爆を落とされてからでは遅すぎるけれど、
大多数が声を殺すしかなく防げなかった戦争のように、世の中はひしひしと不幸に向かってしまう。
プランA人類移住先の星を見つけるの裏で、
プランB種の保存だけして地球は見捨てる
が決められる立場の人達の中の暗黙の了解だったように、末端は決められた流れから抜け出せない。
怖いわ。。
壮大な宇宙ロマン‼️
SF作品ですが、感じとしてはサイエンス寄りのファンタジー的な
印象を受けました。
近未来の地球では大砂嵐がたびたび襲来して、作物は枯れて
食糧危機になっています。
NASAの科学者は本気で新しい星への移住計画を実現させようと
しています。
クリストファー・ノーラン監督の作品としては、割とセンチメンタルで
エモーショナルな内容でした。
ノーラン作品の中で一番の人気を誇っています。
地球を救う方法。
★ブラックホールの量子データーを地球に送る、
★それを娘のマーフィーに時計の秒針でモールス信号で送る、
そのデーターで飢饉は救われたのか?
ラストでは火星に移住してましたよね。
マーフィーと涙の約束で、
「必ず帰ってきてね!」
そして帰ってきたパパは142歳でも見た目は40代です。
娘のマーフィーは100歳くらいの感じ。
めちゃくちゃファンタジーですね。
でもそこが親しみやすくて良いですね。
宇宙の星のひとつで冬眠していたマン博士(マット・デイモン)を
起こして、彼と地球に「帰る帰らせない」で死闘を演じたり、
見せ場は多いですね。
宇宙飛行士で一緒にクルーになるアン・ハサウェイ。
マット・デイモンに、祖父のジョン・リスゴー、
アンのお父さん役の科学者がマイケル・ケイン・・・
マシュー・マコノヒーの息子の若い頃がティモシー・シャラメ君だったし、
成人したマーフィーがジェシカ・チャスティン、
と大好きな俳優さんばかり。
泣かせる演出にまんまとハマって泣いてしまいました。
ノーラン版「2001年宇宙の旅」
新作「オッペンハイマー」が話題のノーラン監督による2014年公開作品を今更見た感想
愛は次元を越えるか、というテーマで時間のパラレルワールドを雄大な映像と共に描いた作品。
「2001年宇宙の旅」では人類の進化は地球外生命体によってもたらされるが、本作では人類の進化を担うのは紛れもない未来の人類である、というメッセージが非常に印象的で、観る人一人一人に課題意識を持たせるような内容になっている。
ただ、そうしたテーマ性に振り切った作品のためアクション要素はあまり強調されず、「インセプション」にみられたような、スタイリッシュかつ斬新なアクションシーンを期待していた身としては少し物足りなかった。
またTARSのスターウォーズのR2-D2のようなアイコニックなキャラクターが良い(ただの板なのに)
愛は時空を超えて!なSFでした…
評判が良過ぎるので、満を辞して鑑賞しました。
映像と音は本当に最高。
目を見張る箇所は…砂嵐のところ。津波のところ。宇宙での静か過ぎる映像はグッときました。土星の映像はほんとに綺麗です。
で、物語り自体は凄いんだけど、設定やら脚本には突っ込み所満載(下記参照)
ブラックホールなんちゃらの新しい解釈は面白いのと科学、宇宙学辺りが好きな人にはたまらない映画なのかな、かと。
◉食糧難で農作物が大切だと言うのにドローン?追っかけて車で突っ込み暴走、畑は駄目でしょ。
◉地球が環境破壊?による気候変動?の砂嵐が酷さを増す現状なのかと思いきや、座標に導かれて走るそこは緑豊かに水もたわわでなんてイイ所なんだろ〜空気も美味しそう…ってさー、CGでもいいからもうちょい雰囲気出そうよ。
◉この人宇宙飛行士の訓練したんか?ってくらい直ぐに宇宙にいっちゃったよ。
◉水の惑星不時着したら、不用心にもいきなり飛び出して海の上を普通に歩いてる…ここ、え?!歩いてるけど…浅瀬か?大海原に見えるけど何故?重力が関係してるのかな?誰か教えて下さい。
◉ブラックボックス回収は優秀なAI君にサポートしてもらいなよ、逃げる時みたいにさ!超スピーディーじゃね?
◉何十年?も、コールドスリープしてて目覚めて直ぐ動ける、話せる、そして少ししてからだと思うけどコーヒー飲めてる。未来のコールドスリープには期待大だね!
◉黒人乗組員さん23年もの間一人帰りを待つ…食糧は?電源供給は?
◉宇宙飛行、探査用のヘルメットってあんなに直ぐ割れちゃうって、ヤバくね。
◉星選びの究極な選択の時に、愛しい人がいるから行きたいのっよーん!…ってさ〜!アンタ優秀な科学者枠でいるんだよね?マジ引っ叩きたくなった。
◉地球出る時は大掛かりな打ち上げだったのに、他の星行ったら超高性能な宇宙船で地球より重力ヤバめな所から大気圏まで一っ飛び〜…wow
◉博士!アンタさ〜こんな大掛かりなプロジェクト進行させて、金使って、死ぬ間際に嘘付いててメンゴメンゴってアンタそりゃねーだろw
◉ビデオレター時間掛かって受信はできても送信できないんだね。つか試みたんかーい。
◉ブラックホールに飲み込まれて宇宙服のまま放り出されてからの〜5次元世界まで行って、何億万分の確率で無事救助!2分残しっていうねwえ?…nice!ハリウッドハッピーエンディングだねww
他にも盛り沢山の愛は次元と時空を超えて、でした。
あ、泣く所ありました?私は残念ながら無かったです。
ブラックホール等特殊効果シーンは見事なのに設定や登場人物がいい加減すぎる
1 背景の物理学理論
地上の物理学はニュートン力学が解明し、宇宙の物理学はアインシュタインの相対性理論が説明し、目に見えない原子の世界の物理学は量子論が究明している。それらを統合する理論はまだなくて、超ひも理論等がその候補として注目されている――物理学の一般向け解説書にはそんなことが書かれている。
アインシュタインは相対性理論で、高速の乗り物や重力の大きな場所では時間の進み方が遅くなると言っている。
また、時空間に開いたワームホールの存在も予言しているが、これが利用できるなら、何十光年も離れた銀河にあっという間に移動できるという。場合によってはワームホールでタイムトリップさえできると主張しているのが、本作の製作総指揮に当たったキップ・ソーンというノーベル賞受賞の理論物理学者である。
ソーンはかつて、『コンタクト』のワームホールによる宇宙移動のアイデアをカール・セーガンにアドバイスした人物でもある。
2 ブラックホール等の驚異的映像
ということで、本作は世界的な物理学の第一人者が恐らくは面白がって、こうした実際にはまだ観察さえされていない宇宙の諸現象をトピカルに描いて見せた、いかにも映画らしい映画である。つまりストーリーはさておき、驚異的な映像を堪能できるのだ。
初めに出てくるのはワームホール。自然界では巨大なワームホールなど存在しえないので、本作では「誰かが土星の傍に置いた」wという設定になっている。仮に存在するなら球形だろうという物理学者の説通り、丸い穴ではなく球形である。
次にガルガンチュアなるブラックホールが登場。その周りを公転する惑星も巨大な重力の作用を受ける結果、そこでの1時間は地球の7年間に相当するという相対性理論が持ち出される。
このブラックホールに飛び込んでいくシーンが本作のハイライトだろう。輝きながら吸収される高熱ガスの光の奔流の中、宇宙船は加速によって引力圏から脱出していくが、主人公は入ったら何も脱け出せなくなる事象の地平面の下に呑み込まれ、やがて五次元存在に進歩した人類に救出される。そして娘の全時間を閉じこめた四次元立方体に迷い込み、そこから人類が恐らくは反重力装置で地球から脱出するために必要な重力データを送信するのである。
最後に主人公は土星近くの宇宙を漂っているところを、人間の宇宙ステーションに発見され、少女の頃に別れていた娘と再会。老婆になってしまった娘とほとんど歳をとっていない父親の主人公で「ウラシマ効果」を見せる。
ただ、五次元とか四次元立方体云々までいくと、ちょっと空想を逞しくしたという感じではなかろうか。
3 映画としての出来は?
本作のシナリオはノーラン兄弟が書いているが、何というか…いただけませんw
地球が戦争か気候変動かの結果、旱魃に見舞われ、全世界が食料不足に陥っているのに加え、植物の病気が拡大、死滅していくのに伴い酸素が乏しくなっていくため、遠からず人間は住めなくなるという設定である。
食料不足を補うためどの家も農業を営んでおり、NASAのパイロットだった主人公までトウモロコシを作っていて、どこも大きな砂嵐に襲われているというのだが…誰が考えてもおかしな設定だ。登場人物たちはろくに飢えているふうでもないし、世界的な食料不足というなら、そもそも個人農場などではなく、巨大企業が巨大農園や工場栽培などで、大規模生産しているはずだ。
人類救出計画はもっとおかしい。地球が住めなくなるのに備えて、NASAは密かに脱出計画を進めており、そのプランAは反重力装置か何かで大規模ステーションを宇宙に打ち上げるというもの、プランBが移住可能な天体に人間の受精卵を運んで種の存続を図るというものらしい。
で、前者に関しては反重力装置の出来る宛てはないのだが、NASAの最高責任者である科学者が勝手にぶち上げて、全員がそれに騙されている…って、いくら何でも酷すぎる。
その詐欺師のような学者が主人公たちの出発に際して、こともあろうにディラン・トマスの有名な詩を暗唱して送り出すというのでは、彼のファンにとってはたまったものではないw
"Do Not Go Gentle Into That Good Night "という詩は、死の床にいる父に「簡単に死ぬんじゃねえよ」と泣きながら呼びかける内容で、小生は次の部分が好きだ。
そしてあなた そこ悲しみの丘にいるぼくの父よ
どうかいまぼくを呪い祝福せよ あなたのあふれる涙で
有難いことにこの部分まで暗唱はされなかったw
とにかく、せっかくあの見事なブラックホールの特殊効果シーンを作ったのに、それを盛り込むドラマがスカスカというのは、何とも勿体ない話である。
高揚感がなかった
好きなSFで謎があって見事に回収されていって、普通なら面白い!って思えるはずなのに、何故か興奮しないまま終わってしまった。
NASAの座標を見つけるシーンは未来からのメッセージだと思うんだけど、違うのかな?
バイナリのメッセージをどうやったんだろ?よく分からなかった。
他にも5次元の解釈がおかしい気がする。
1次元は線上
2次元は面上
3次元は空間上
時間の座標が追加されるのが4次元
ではないの?
我々は3次元で生きてるのかと思ってた。
よくわかってないだけのような気がするけどね。
ブラックホールに突入した後、あの格子状の空間に出るのだけれど、あれが5次元空間だとすれば、あの時間帯のあの家にどうやってたどり着けたんでしょうか?たまたま?
最後の最後で、たまたま?と思わせちゃうあたりがのめり込めなかった原因かもしれません。
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