ラッシュ プライドと友情

劇場公開日:

ラッシュ プライドと友情

解説

「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督が、1976年のF1世界選手権を舞台に、2人の天才ドライバー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントの戦いと絆を描いた。76年のF1チャンピオンシップで、フェラーリのドライバーとして快調なレースを続けていたラウダは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された第11戦ドイツGPで大事故に見舞われる。奇跡的に6週間で復帰を果たしたラウダだったが、ライバルでもあるマクラーレンのハントにポイント差をつめられてしまう。チャンピオンシップを競う2人の決選は、富士スピードウェイで行われる日本での最終戦に持ち越されるが……。ハント役には「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワース、ラウダ役には「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュールが扮する。脚本は「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガン。

2013年製作/123分/PG12/アメリカ・ドイツ・イギリス合作
原題または英題:Rush
配給:ギャガ
劇場公開日:2014年2月7日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 ダニエル・ブリュール
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(C)2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

3.0日本語吹き替え版で鑑賞

2024年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今回、何の予備知識もなく、時間の都合で日本語吹き替え版を鑑賞しました。
近年の吹き替え版のクォリティは、字幕を読む煩わしさから開放される分、映画に集中できることと、微妙なニュアンスも含む演技を楽しむ事も可能なくらいに、高まっていると思うのですが、今作は映画のロールが始まる直前に「kinkikids」の歌についてのテロップが入ります。
その瞬間に、配給会社の観客への配慮と、芸能事務所の力関係、そして主役級の吹き替えをおそらく堂本剛、堂本光一が演じているのだろうとの予感が走り、見事的中するのですが、まあ、内容は満足できる出来でした。

ただ、そんな余計な要素が嫌いな人は、日本語吹き替え版を避けたほうが良いでしょう。

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うそつきかもめ

3.0今ひとつ伝わらず

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

4.5F1レーサー、ラウダとハントの決着!! 奇跡の生還は不死鳥の如く!

2023年9月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1970年代のフォーミュラーレース
百戦錬磨だったハントにライバルが出現した!
ラウダとハントは異なる性格や特徴を
持ちながら、好敵手!良きライバルになった
熱いレースを見ることができました。

理論的なラウダと波乱万丈の人生を送っていたハントの2人の篤い友情がありました。

1976年のドイツのレースで、コーナーでクラッシュ、マシンが炎上!
ラウダが大火傷を負った事故は、復活できない、レーサーの人生の道も危ぶまれると思いました。

自分の人生を終わらせても勝ちたい相手
自分が嫉妬した相手と燃える2人の闘争心が
感じられました。

2人の決着、1976年の富士スピードハイウェイは、悪天候の死闘のレースだったと思いました。

2人の友情が生まれた、自分を奮い立たせる
人間ドラマが見られたストーリーでした。

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美紅

3.0過去のカーレース映画から抜け切ることは出来なかったか…

2023年3月31日
スマートフォンから投稿

青少年雑誌「ボーイスライフ」の影響も
あって、F1やインディ500、またルマン24H、
そして日本グランプリ等の情報に頻繁に
接していた若い頃を思い出す。

従って、私がカーレースに
夢中になったのは、
この映画の二人よりも前の時代の話で、
F1では空飛ぶスコットランド人と言われた
ジム・クラークや、
他にもジャッキー・スチュアートや
グラハム・ヒルらが活躍していた。

また、アイルトン・セナは
この映画の2人よりもまだまだ後の時代の
伝説のカーレーサーだ。

人の生き様の評価は難しい。
ラウダのようにひとつひとつの慎重な検証の
上に確実に人生を積み重ねるか、
ハントのように一気呵成に
人生に花咲かせるか、
人によって価値の見出し方は
異なるのだろう。
私は多分に前者のタイプと思うので、
ラウダが日本グランプリでの疾走を
取り止める判断のシーンには
ジーンと来るものがあった。
それだけにドイツGPで疾走したことによる
事故は
彼の一生の後悔でもあったろうと思う。

レースシーンそのものに力点が置かれている
作品ではないのだろうが、
少し前に、かつてのカーレース映画として
名高い「グラン・プリ」や「栄光のル・マン」と
比較して、
最後の雨中の日本GPのシーンは
見事だったものの、
レーシングカーの疾走そのものの迫力は、
これら2作品に及ばなかった印象だし、
特に「グラン・プリ」では
カーレーサーの生き様や結婚観について、
ヒューマンドラマとしての
似たテーマがあったので、
この作品には、今一つ過去のカーレース映画
から抜け切ることが出来なかった
印象はあった。

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