「最後まで騙された」鑑定士と顔のない依頼人 mariさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで騙された
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こういう大どんでん返し的な、観客も一緒に騙される系の映画は本当にすっかり騙されるので「はっ!まさかっ」ってなる。
クレアの病的な精神アンバランスさが、魅力的。向かいのカフェの超記憶力保持者の彼女が独特の謎めいた世界観を作っている。
クレアと老紳士が関係を深めていく段階もロマンティック。金持ち男性はこういう展開に憧れるのかな。
恋に翻弄されて身なりも内面もボロボロになる老紳士。絵画コレクションが全て失われるシーンは見ているこっちまで全身で「ぇ!!」ってなる。
時計台の見えるカフェで待ち続ける彼のもとに、どおかクレアが来てほしい。
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