「見落とした?」鑑定士と顔のない依頼人 Wataru Kumazawaさんの映画レビュー(感想・評価)
見落とした?
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んー…正直な感想はここまで評価されるほどの作品なのかな?という感じでした。
私が好きな点は、主人公の演技と作中に登場する美術品の数々と言ったところでしょうか。万人に見やすい描き方がされていて良いところもたくさん見受けられます。特に、贋作の中にも真実があるというセリフは痺れますね。
最後の裏切り…どうして裏切られたのかが分からず、困惑しました。また、友人の3人の関係も謎のまま。最後に登場するクレアも謎のまま。
私は本物のクレアの使い方は好きですが結局はただの記憶力いい子で終わってしまうしもったいないなと思いました。
ビリーが黒幕という説が濃厚かなとも思いますが、ビリーのオールドマンに対する想いの描写も中途半端かなと思います…
どんでん返し、裏切りという構造だけが最後に残されてしまった感じがします。私は、そのどんでん返し、裏切りにどんな想いがどんなトリックがというところまで見たいので満足感はありませんでした。
おじいちゃんかわいそう…
違和感を感じたままクレジットを眺めていました。
何か見落とした点があるかもともう一度見ようと思いましたが、やめておきます。
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