「贋作のなかにも本物はある。」鑑定士と顔のない依頼人 Waranさんの映画レビュー(感想・評価)
贋作のなかにも本物はある。
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贋作のなかにも本物はある。この映画にとってこのセリフはとても重要な言葉である。たとえ偽物だったとしてもその中には本物がある…ネタバレになるので文章だけではわかりづらいが、映画を観ればすぐに理解するだろう。
なんとなく展開は読めていたが、それでも見入ってしまった。偏屈なジジイが気になってしまう。
映画が終わっても後日談を想像してしまうことほど虚しいものはないが、その後のじいちゃんが気になって仕方がない。
以下は少しネタバレ
たとえ偽物だったとしても、じいちゃんのその気持ちは紛れも無い事実だったであろう。愛したことも、愛されたことも、嬉しいという気持ちも、悲しいという気持ちも…まさしく、贋作のなかにも本物はある、だった。
じいちゃんは元気にしてるのかな
そう思わせてくれる映画でした。
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