「いかなる贋作の中にも必ず本物が潜む」鑑定士と顔のない依頼人 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
いかなる贋作の中にも必ず本物が潜む
他のレビューにもあるとおり概ね想像のつく展開だが
画面作りと演者のレベルが高いために陳腐になっていない
邦題から察するに顔の見えない依頼人との交流がメインで面白いのかと思ったら
依頼人が顔を見せない理由や見せるタイミングもいまいち
あえてこの邦題にする必要もない
むしろ邦題のせいで、依頼人の顔が見えた時、急激に映画に対する興味が失せた
劇中の印象的なセリフをレビューの題名にしたが、
作品全体を見るときにこの言葉を頭においた上で
視聴するといいかもしれない
解釈がわかれるようだけれど
個人的には心臓をえぐられるような切なさを感じた
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