「恨みは買うもんじゃないね」鑑定士と顔のない依頼人 MAPLEさんの映画レビュー(感想・評価)
恨みは買うもんじゃないね
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才能を軽視された復讐に、とても目利きな鑑定士のプライドを、全てが仕組まれた夢の世界に浸らせてからずたずたにする映画。鑑定士は確かにちょっと取っ付きにくくて頑固で絵画の入手手段も全うではないけど、生き甲斐の絵画ややっと見つけた愛や信頼を置いた仲間まで、何もかもを取り上げても構わないほど仕掛け人を傷付けたのだろうか?
私にはやりすぎで可哀想。という気持ちが残る。鑑定士は人間不信で拠り所が何もない抜け殻にされてしまった。面白かったけど後味が悪すぎる。
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