「●天才と○○は…」スティーブ・ジョブズ(2013) うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●天才と○○は…
ジョブズの半生。類稀なるその才能。飽くなき情熱。巨人IBMに真っ向勝負。攻撃こそ最大の御なりというが如く。
中途半端な天才はたくさんいるけれど、本物は世界を変える。
ジョブズがスゴイのは、クリエイティブの才能だけでなく、経営センスをも兼ね備えていたとこ。
一介のエンジニアで終わらずに、1対世界で勝負する。
迷いはない。我こそすべて。決して上司やパートナーにはしたくないタイプだけど。
そう。世界はいつでも、たったひとりの天才によって変わるのだ。
経済や政治の世界では、そうした天才が企業を成したり国を扇動する。
そうやって世界や時代は進化と失敗を繰り返してきたけれど、ジョブズが残したモノは、革命的に世界を変える。
権力者じゃなくても。世界中どこにいても。ひとつの才能と切り口で。
協調性や人としての部分を後回しにして、彼が遺したモノを全力で享受しよう。
世界は一部の富裕層や権力者だけのモノではない。そう教えてくれるステキな一本。
コメントする