キャプテンハーロックのレビュー・感想・評価
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カッコいいヤン
三浦春馬さんのヤンが主役みたいだった。
声がよく通るし、存在感あり、で良かった。
ハーロック、漫画もアニメも知らないので、
ストーリーにもなかなか追いつけなかったが。
地球で人口が増えすぎで100年前からいろいろな星に人類の拡散が始まったのか。
あの元老たち、ある国の国会議員の権力者を
イメージしているのかと感じた。
我が身のみさえ良ければいい人たち?
その為に下の者を動かし駄目なら切り捨てる。
地球をとまでは言わないが、
世界を紛争の無いようにしてくれる
ハーロックやヤマが登場してくれないかな、
と思った。
三浦春馬さん、役を演じる以上完璧を目指す人。
もっといろいろな姿をみたかった、と
また思いました。
今でも、違和感なく楽しめました!興奮したなあ〜宇宙戦艦ヤマトのよう...
今でも、違和感なく楽しめました!興奮したなあ〜宇宙戦艦ヤマトのようだった!声優もすばらしい!とにかく、画像がきれいで、内容もおもしろかった!ヤマが、鍵をにぎるんだなあ〜
貴公の渾魂に、ハーロックはいるか?
友よ
明日の無い星と知っても
やはり 守って闘うのだ
命を捨てて 俺は生きる
命を捨てて 俺は…
素敵な唄でしたね。エンディングの唄も、未だに好きな私です。
松本零士の短編集に、ハーロックは時折、姿を見せます。昔、テレビや映画で見たハーロックとは違う趣のある彼が、そこにいます。
ラストシーンが全てです。ハーロックとその仲間達の本当の姿がそこにあります。つまり、ハーロックとは、特定の人物ではない。信念に殉ずる覚悟のある生き方そのものが、ハーロック。彼の志を受け継ぐ者が、あまねくハーロックなんです。短編に登場する彼は、異なる世界で、様々な生き方を魅せます。たとえ、機械の躰になっていたとしても、ハーロックであり続けます。
もっと言えぱ、ハーロックとは憧れるヒーローではなく、自らの意思で実現する生き方なんですね。だから、機械の躰なんてなくても、永遠にハーロックであり続ける。100年どころか、永遠の命を持つ。
正直、短編集を読んでいないと、この映画は、きついかも。でも、松本節がダイレクトに炸裂した逸品のような気がします。松本氏本人が気に入ったかどうかは、知りませんけど。
皆様の御心に、ハーロックはいますか?。
「零士マルチバース」からの解放
感想を言うと、日本から世界向けの宇宙SF CGアニメとして、極めて良くできていると思いました。全体的に浅いとか言われればそうかも知れませんが、建造物や機械デザインは流麗で、SF的架空世界説明も私には、「?」の連発なく受け入れられたので寧ろスムーズに感じました。
「一大宇宙叙事詩」の初映画化でもないのですから、これで良いのではないでしょうか。
一番のポイントとして、本作には“機械化人間と永遠に闘う宇宙戦士の浪漫”とか、“クィーンエメラルダス号が300宇宙キロ先の亜空間から唐突に出現!”とか“オレ合成ラーメンしか食ったことない”などといった「松本零士節」がなく、銀河鉄道999も飛んでこないことです。
もっぱら計算ちがいと思い込みを繰り返す一人の人間・ハーロックと、シャッター商店街の老町会長さんみたいなひたすら後ろ向きな地球の管理者が意地の張り合いを繰り広げます。本当の主人公は敵味方となる若者たちですね。
そしてテーマは、鑑賞前に当然思っていた「大銀河の圧政と反乱者」などではなく、殆ど「地球エコロジーと若者への世代交代」でした。
私的には例えば「アバター」のように、“無垢でエコな土着民族と美しーい環境を破壊する先進人類文明は悪!だから悪倒す‼︎”みたいな政治的エコ映画や、
稀代の悪作(ファンごめん)「ベクシル2077日本鎖国」の、“技術進歩ばかりに驕る日本国は滅びました、国土も全部平らな砂漠になりました、で「日本民族」も滅亡ね!”みたいな日本製の自虐的CGアニメ映画はご勘弁でしたが、本作ではその類の意図も感じず、案外簡潔なエコ度で寧ろ好感でした。
一方で従来の「松本零士マルチバース」での宇宙海賊に慣れ親しんでいる漫画ファンには、引き立て役に徹する本作のハーロックは裏切り、ニセモノとさえ映るかもしれません。
実は私も銀河鉄道999全巻全映画ハーロックエメラルダス全て見ましたし、宮沢賢治の銀河鉄道の夜さえ999との対比で見てしまうクチでした。ザ・コクピットも同様です。
ただコア零士ファンのお怒りを恐れず言えば、それらの底流にある「戦後昭和的な懐古、厭世観・反骨心の発露」みたいなものは、21世紀で世界と共存する日本や世界に売り込むアニメではもう措いておくべきかもしれないと思います。その点を本作は比較的スマートに成し遂げたのではと感じました。
こんな駄評を今ごろグダグダ言うのであれば、公開当時に劇場に行って千円なんぼか払ってちゃんと支援すべきでした。反省です。あらためて、簡潔な良作としてSF好きで未見の方のご鑑賞を推奨します。
映像は秀逸でした。
映像としては、松本零士さんの描かれる人物やメカの特徴をきちんと捉えながらも(時代の流れでしょうが“松本メーター”が見受けられなかったのは残念でしたね)リアリティのあるもので、若干存在感が薄めで後ろ向きなハーロック(孤高の存在というイメージがあったのですが、いやに人間臭いハーロックでしたね)やヤマ等の登場人物のヴィジュアルは格好良かったですし、ケイやミーメ等の女性キャラクターの絶妙なボディライン(所謂松本ラインですね)や綺麗なロングヘアーの描写は一見の価値があるかと思います。
アルカディア号も外見だけでなく内部構造に到るまで精緻に描かれていましたし、メカニカルな描写も秀逸だったかと思います。
戦闘シーンもなかなか迫力ありましたし、映像としては素晴らしかったですよね。
ストーリーは原作ファンからは大ブーイングを受けているみたいですが、福井晴敏さんらしい脚本で、僕としてはそれなりに楽しめました。
ただ、ラストが頭の悪い僕にはいったいどういう事(゜Д゜≡゜Д゜)?なのかわからなかったのですが…。
ヤマがハーロックの後を継ぐのはわかりましたが、何が原因で皆復活したんでしょう?(゜〇゜;)?????
ガチファンじゃないから楽しめた
あんまり本編知らなかったので、素直にビジュアルに感動しつつ楽しめました!
連合軍とのプロップニュアンスをアンティークに寄せて差別化すると、ハーロック側はスチパン要素が入っていてちょっとダサいのがレトロで格好いい〜!船長室とかめっちゃくちゃ天井高い!宇宙戦艦すごい!ゴスい!と喜んでいました。
オマージュがない
漫画も初代のアニメも観た者です。
観終わった感想は、「いかにも松本氏らしい自己満足作品」です。
自分は、ハーロック譚では、初代アニメや劇場版銀河鉄道999が一番好きです。
即ちそれは、「りんたろう版ハーロック」という事です。
後に松本氏ご自身でリメイクやらをたくさん作られましたが、氏が関わると必ず作品自体が支離滅裂になっていく気がします。
それは商業主義の為に、違う物語を無理矢理繋ぎ合わせたご都合主義によるものだと解釈しています。
この作品も氏は、自身のイメージにピッタリだと絶賛しておられたと記憶しています。
しかし、ハーロックファンの殆どは、りんたろう版ハーロックのファンなのではないでしょうか。
だから、総じて厳しい評価ばかりなのだと思います。
これは自分達が愛したハーロックじゃなく、全く新しい主人公です。
ストーリーは、氏が好きな少年が大人になるってストーリで、氏としては満足だったのかもしれません。
でも戦う理由が、ハーロック自身が汚した地球の存在を完全消滅させて、無からやり直す為ってのも?だし、ハーロックもヤマもウジウジしていて歯痒いし、ミーメやトチローの存在意義も希薄です。
挙句に兄弟喧嘩の原因が女性問題で、案の定彼女は死んでしまいます。
他、ハーロックが死んだと思ったら生きていて、ハーロック二人体制になったり、ミーメも消滅したはずなのに復活したりで?????状態です。
初期稿では殺したけれど、氏からクレームが入って変えたのかなと勘ぐってしまいます。
ハーロックを全く知らない人には、映像を観る価値だけはあります(映像で星1つプラス)。
しかし、りんたろう版ハーロックの自分には、「あーあ、松本さんまたやっちゃったヨ」としか感じません。
せめて、ナレーションを井上氏にアテてもらえていたら、嬉しかったのですが、そういった配慮も全くなかったのが至極残念です。
原作者や製作者達のマスターベーション的な作品で、第三者が感情移入出来る物語じゃありません。
松本零士はこれに納得したのか?
ハーロックがどこにもいない映画だった。
ハーロックを始め、アルカディア号の乗員全員が信念も何もない半端者の寄せ集めになってしまっていた。
CGの出来は悪くはなかったが、アルカディア号がただただ醜悪な船になってしまっているのがだめ。
なんというか、美学のない作品でした。
あのう。
世界観や設定が、作品ごとに違うのは、松本零士ファンとしては慣れっこ。ご都合主義の辻褄あわせもご愛嬌。
でも、そもそも、この設定。
海賊船と、幽霊船または亡霊船と間違えてないですか? ハーロックの年齢とか、ラストで明示されるそのからくりとか必要? 妙にカッコよくなったヤッタランの「英雄には伝説がつきものだろうが」では、フォローしきれない、違和感のサムシングが多発しておりました。
あと、オープニングのタイトル出るの遅すぎ。
ハーロックでなければ・・・
冒頭は良かったんだけど、全体的にキャプテンハーロックに
無ければならない「男くささ」が無くて急速に興味が薄れて
いきました。
映像も綺麗といえば綺麗なのだけど、なんか違和感。
なんかゲームのファイナルファンタジーみたいに、美形すぎ
て何だかマネキンみたい。どうしても日本的にはこれが限界
なのかな、と感じました。
ストーリーも原作どおりにするべきとは言わないけど、肝心
のハーロックの滲み出る「男とはこうあるべきだ」的な要素が
ほとんど無く、ただの得体の知れない人みたいで魅力が感じら
れませんでした。
ヤッタランもリアルに描けばあんな感じなんだろうけど、原作
の飄々とした雰囲気が好きだったので、あんまり・・・。
脚本そのものは悪くなかったので、別のSF作品としてうまく
作ってあれば良かったと思いました。
ハーロックに思い入れがあればあるほど評価は下がる作品では
ないでしょうか。
懐古主義の愚痴のような評価になりましたが、オッサン連中は
避けるが吉です。
ハーロックのキャラ改変が酷過ぎる
CGアニメなので、原作や過去のアニメ作品とは別ものと感じることはできるのだが、如何せん、ハーロックのキャラクターとしての魅力は描かれず、話にならないほどキャラ造形に酷い改変。
地球を破壊した張本人で、それを後悔して生き続けて、トチローに愚痴をこぼし文句を言い、アルカディア号の仲間達に嗜められ、戦闘能力が低いハーロック。なんだこりゃ?のレベル。
評判のCGも、たしかにきれいではあるが、逆に未だにこのレベルかと残念な気持ちになる。いったい『ファイナルファンタジー』から13年で、どれほど進化したというのか。雑味がなく綺麗すぎる。
また、字幕の入れ方などが雑。もう少し考えて入れて欲しい。要するに「頑張ってるね。でもこのレベルじゃダメだよね」という絵づくり。
まぁ、CG云々の前に、こんな馬鹿馬鹿しいハーロックを作るなら、オリジナルの創作キャラクターを作り出せばいいだけのことで、安易に過去の人気コンテンツを利用しているところからして駄作と言わざるを得ない。
ん〜
アニメは、普段ほとんど観ませんが、何となく観ました。映像は綺麗です。最新の宇宙物理学を応用した兵器が登場し、そこは面白いと思います。アクションシーンも、ま〜ま〜良いです。しかし、ストリート展開に?な所や、突っ込み所が多々あります。アルカディア号の無双ぶりも無理があります。主役2人の吹替も知名度広告効果を狙っての事と思いますが残念な結果です。
いろいろな負を書きましたが、ストーリーの基本は良いので、大人の事情?がなく、ストーリーをもっと練っていたら、良い映画になったと思います。
そう来たか!?
まだ自分が小学生くらいの時に、テレビアニメとしてやっていたハーロックを少し見ていたが、昔すぎてカッコいいハーロックのイメージくらいしか覚えていなかった!
しかし今回久しぶりに見てみて思ったのは、
その昔のハーロックの記憶があまりないことが逆に良かったということ。
昔々のハーロックにしがみついて見た人からするとなんじゃこりゃぁ~となるかもしれないが、素直に見るととてもよくできていて、
ラストはさすが福井晴敏といえるどんでん返し。劇中の様々な疑問がこれなら納得という終わりかただった。
エヴァンゲリオンQを受け入れることができる人は絶対見るべし。
変革を望まないオリジナル大好き人間は見ない方がいいかも…。
映像は素晴らしいとの声が多いが、それだけは逆に違和感を感じたのは、年齢のせいかもしれないw
メカや背景などはCGでもいいのだが、できればキャラクターだけはCGではなく普通のアニメにしてほしかったあ!
以上おっさんの感想でした♪
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