隣人 ネクストドア

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隣人 ネクストドア
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解説

1997年のデビュー作「ジャンク・メール」が東京国際映画祭やカンヌ国際映画祭で受賞を果たしたノルウェーのポール・シュレットアウネ監督が、人間の心の闇を描いたエロティックサイコスリラー。恋人と別れたばかりの男性ヨーンは、ある日、隣室の美人姉妹から声をかけられる。初対面にもかかわらず姉のアンナは「あなたのことを知っている」と謎めいた発言を繰り返し、ヨーンを混乱させる。さらに、妹キムは暴行された過去があり、ひとりにはできないという理由から、姉が留守中のボディガードを頼まれたヨーン。しかし、キムはあられもない姿でヨーンを挑発。姉妹に翻弄されるヨーンの日常は崩壊し、次第に心の闇が広がっていく。

2005年製作/75分/ノルウェー・デンマーク・スウェーデン合作
原題:Naboer
配給:ミモザフィルムズ、スティクティングタマゴトーキョー

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映画レビュー

3.5ラストシーンは、かなりの衝撃

2013年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

本作は普段観る機会の数少ない、ノルウェー、スウェーデンの合作映画で、今公開中の「チャイルドコール」と言う作品を監督・制作・脚本したポール・シュレットアウネ監督の2005年に作られた作品だ。本作品でも彼は、制作・監督・脚本を一人で一手に引き受けているのだが、本作は「チャイルドコール」に比べると、75分とかなり短い作品であるが、ストーリーもコンパクトに良くまとまっているので、その分充分に楽しめる作品だったし、その上ラストの映像は大変にショッキングだった。

B・デパルマ監督の名作の「キャリー」がリメイクされ、今年公開予定であるが、かつてあの「キャリー」のラストシーンを観た時に憶えたような衝撃を、この作品のラストでも受けたが、本当に背筋が凍りつくとはこう言う事を言うのだとつくづく思う。
映像的にもグロイのだが、それより何より、その映像に写る主人公の人物のキャラクター性を思うと更に恐さが倍増した。
そしてこの作品の主人公であるヨーンと言う人物は、全く何処にでもいる様な人物像に見て、自然な感じがするし、むしろ好感が持てるところも有る事が一層の恐怖を増す。自分の家の隣に住んでいても決して不自然ではなく、普通に生活していると言う処にこの映画の本質的な恐さが有るのだ。
私はこの映画を70人程の定員の小規模劇場で、30人弱の観客と共に観たので、少し救われた気がした。
これが、もっと誰も廻りに人気が少ない映画館でこの作品を観ていたら、もっと気味が悪いと感じた事だろう。
広い劇場ではなくて、観客がシートの半数近くを占めていた事で、孤立感が無く、或る程度安心して観る事が出来たのも良かったと言うか、救われた気がした。
丁度本作の主人公を演じている俳優のクリストファー・ヨーネルは「チャイルドコール」に出演していたので、本作を観る直前に彼の近作を観たのだが、続けて彼の作品を観る彼の芝居はやはり巧いと納得出来るものがあった。どちらの作品がより恐いかと言えば、私はこの「隣人」の方がより苦手度がアップすると言う点で、評価が高くなる気がする。元々私はホラーや、サイコスリラーなど、オカルティックな作品が苦手なので、この手の作品が好きな人には、私にとっての苦手な作品はより、お薦め度がアップすると考えて良いと思う。
しかし、話しは変わるが、北欧のアパートメントハウスはかなり広々としている。この作品の主人公ヨーンが棲むアパートは、5LDK位有りそうな間取りだし、「チャイルドコール」の主人公が棲んでいる家は、福祉事務局から提供されたらしき集合住宅で、日本風には、団地なのだが、こちらも4LDKはありそうだ。家の作りや、家具などは今一つ御洒落では無い気がしたが、スペースの広い部屋は羨ましさが観ていてあったし、こう言う広々とした住まいには、スウェーデン製のイケアの家具が似合っているのかも知れないな?と別の事が頭を掠める、そう言えば「500日のマリー」は素敵な映画だったな!

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Ryuu topiann(リュウとぴあん)
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