「水滴も、ホコリも煙もレゴで出来た夢の国」LEGO(R) ムービー うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
水滴も、ホコリも煙もレゴで出来た夢の国
残念ながら、その世界観にはついていけませんでした。
スタートから、10分くらいは、ただひたすら感心して見入っていましたが、延々とブロック劇が繰り広げられる展開にかなり飽きてしまいました。
それでも、ポリスマンの善人の顔を消される辺りまでは面白く見ていたのですが、レゴマスターがどうのこうのという設定あたりからついていけなくなり、ついには人間の親子が登場するあたりで完全に集中力が切れました。
レゴ版「トイストーリー」期待したのが間違いでした。
かなりややこしい設定です。
子供は、適当に組んだブロックで自由に遊びたい。
親は、決められたパーツをきっちりと固定してしまいたい。
その親子の断絶のようなものをレゴ界の住人たちがぶち破っていくというような基本ラインのストーリーがあるのですが、それが明らかになるのが終盤になってから。取って着けた観は否めません。
せっかく、素晴らしいキャラクターとざん新なクレイアニメーションの融合で、独自の世界観をつくり出したのに、ストーリーが邪魔でした。
2015.2.10
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