マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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ドッカンばっかんいくらかかってんねん(笑)
なんだろうな、自分がマッドマックスに魅力を感じたのはこういうことじゃなかったんだよね。
すごい高評価でアカデミー賞にまでノミネートとか意味わかんなかったよ(笑)
自分がマッドマックスに感じたものは、荒々しい世界観のなかにももの悲しさなんだよね。一言で言えば
この怒りのデスロードにはそれがない。
例えば、一作目で同僚を丸焼きにされ、妻と子まで殺され、怒りにプッツンキレちゃったマックスは暴走族集団をひとりで殺しまくるが、もう目がうつろで死んでいる。
そして報復しても何も残らない。
二作目も、かなり厭世的になってるマックスは、食い物ないからドッグフード食ってる。音楽もどこか物悲しい
ブーメランぶん投げてる子供にあげた、オルゴールもなんともわびしい音色。たしかハッピバースデートゥーユー♪だったか
たぶんわたしはネクラなのだろう(笑)。
この映画にも悲しい場面はあるが、あまりにド派手でなんだかわけわからん。
あとこの映画特にそうだが、アクションシーンの早回しみたいなカットを繰り返し入れるのはなんだ?
スローモーションを入れるのはペキンパーが始めたはずだが、
スローモーションと早送りのアクションとか最近多いな。
普通にアクションやれよって
あーあ、俺がアクション好かないのはありきたりな展開しかないからだよ。とか思ってた俺は服役すべきだな。
やっぱり映画で愛されるのはキャラクター。
そこを発見できれば自分が正しいと思ってた世界から抜け出せる。
ま、みんな脳みそがついてるから、結局、世界は脳の中に収束するんだけど。
正直、アクション自体は へー。くらいだった。
でも、終わり方が良すぎた。
あれだけで星5つけれる。
あーゆー感じの男女関係って普通ないよ。
そこがいい。憧れる。
あまりにも綺麗で、さっぱりしてた。
"はじまりのうた begin again "でも男女の関係について面白い終わり方をしたけど、アクションでここまでの終わり方をしたのはスタンディングオベーション。
Where must we go? V8を讃えよ
問答無用。楽しめる人は存分に楽しめる一点特化な作品です。いや、でも実際これはスゴい作品だと思いますよ!スタントに死人が出たと噂されてた第一作も根強い人気がある作品でしたが、個人的には見事な世界観を作り上げた第二作が好きでした。あまり記憶に残らなかった第三作を得て、久しぶりに作られた第四作目。アクションといい、ビジュアルといい、やってる事頭おかしい(いい意味で)。
改めてジョージ・ミラーって頭ブッ飛んでるなと感じました。なんでしょう、この熱量。訳が分からずとも引き込まれます。これが「ベイブ」や「ハッピー・フィート」と同じ監督だって信じられない。いや、逆かな?きっと「ベイブ」が公開された当時はあの「マッドマックス」の監督が~って言われていたんでしょうね。
新たなマックス役のトム・ハーディーも勿論好きでしたが、なんと言ってもシャーリーズ・シェロン演じるフィリオサでしょう。マッドマックスの名を冠してても主役はフィリオサですよね。たくましい女性ながらも緑の地が無くなった事を知った時の慟哭はとても印象に残りました。
何だかんだ言われても確実に近代映画史にその名を刻んだ一作。これは観とかなきゃ損ですよね!
何回も観れるし、何度見返しても★5 説明不要なカットが多くてセリフ...
何回も観れるし、何度見返しても★5
説明不要なカットが多くてセリフなしでも理解できそうです。画面から伝わってくる熱量ハンパない。
狂気に満ちたイカれた世界
この映画はどうしても映画館で観たくて、先日ようやく立川のシネマシティで観てきました。
マッドマックスシリーズ全般に言える事ですが、まず世界観がイイです。アクションも超ド迫力で音も映像も素晴らしかった。
車のデザインもかっこいいし、時々映るスーパーチャージャーがいい。
「パワー=正義」の象徴みたい感じですかね。
やはり立川でしょう
今年は2月にもユナイテッドのIMAX総選挙でのリバイバル上映で2回観たのですが、
やはりマッドマックスは立川こそ至高です。
IMAXより断然見ごたえありです。
今回「爆音」とは銘打ってはいなかったのですが、いざ観てみればそこは立川シネマシティですから。
またここでこの作品を観られたことに感謝です。
ものすごく違う。
これまでのシリーズに比べると圧倒的にすごい!面白い!かっこいい!埃っぽく汚らしい世界観なのになぜか美しい映像。
シリーズ通しての最大の魅力であるカーチェイスのシーンが最初から最後まで通して見れるという至福の120分でした!
ヘビメタの様なトンがった装甲車が凄い!
パンクやヘビメタを思わせるギザギザの装甲車!
砂漠の中で、すべてが崩壊して何もない世界を、凄いスケールで描く創造力は脱帽する!
核戦争後の世界って、-あんな感じだろうなぁと思う!
狂気の世界!
このシリーズが無かったら『北斗の拳』は誕生しなかったという『マッドマックス』の世界観。
30年ぶりの4作目は、『北斗の拳』の実写化かスピンオフかというような世界観を期待して行ったら、とんでもない。
もはや『北斗の拳』を超越した狂気の世界。
よくぞこんな狂った作品を作ってくれました!
ハンパないアクションに、ハンパない爆破シーン。とにかく映像の破壊力が凄すぎる!
太鼓の音をメインにした、観るものを高揚させる迫力ある音楽も良くて、そこに車にくくりつけられた(?)ギタリストのギターの音も交じってカッコ良過ぎ♪(^^)b
ちなみに今回は、イオンシネマつきみ野の閉館前のメモリアルイベントで、500円で鑑賞。
もう一度観たかった作品を500円で、それもTHXで観れて最高です!
魅力を分類してみる
すごく良かった、と言って片付けるのは楽だが、それ以上に詳しく述べようとすると、途端にあれもこれも言いたいことだらけでまとめづらい。
それだけ、豊富な魅力を備えた作品だと思う。
なので私はとりあえず、項目に分けて魅力を取り上げてみたい。
1、斬新で緻密なデザイン
車、キャラクター・衣装、アクション、環境(砂嵐や地形、建築)。
「おっ!」と思わされる面白いデザインで満ちている。細部にまで魅力的な意味があり、すべて演出の中で何らかの形で生かされている。
そもそも人は、架空の世界が、意外でなるほどと思えるリアリティをもって描かれると面白いと感じる。(例えばスターウォーズ、ブレードランナー等)この映画のデザインには常に発見があり、ハズレがない。
2、技術
本物にこだわる、という制作プロセスに感動がある。
しかしただの技術賛美ではなく、制作のこだわりが視覚的にはっきり効果を上げている。
実写ならではの質感が「美しい」。
3、明確さ
構図、動き、色彩など、的確な撮影による強くて分かり易い画。
シンプルなストーリーの構造。
緻密なディテールを支える、強く明快な画面と脚本がある。
分かり易いということは、それ自体強い快楽だ。
4、役者
演技がいい。常に魅力的な表情をしているし、細やかな感情の動きも表現されている。それによって、洗練された台詞も活きている。
他にも指摘できるのだろうが、とりあえず挙げてみた。
もっと細かなディテールについては、友人などと好きな点を言い合うと楽しいはず。
激走!!
砂漠と化し水や食物も限られた世界で、巨大な権力を持つジョーに捕まった主人公マックスが大隊長と共に脱出を図る。
ひたすら激走、激走、激走。襲い来る敵の数々にハラハラドキドキ。カーアクションが凄まじく凄い。ぶっ飛ぶはぶっ壊れるはでとにかくめちゃくちゃ(笑)
ニュークスの最初と最期に使うwitness me!この言葉の移り変わりが切ない。俺をみろ。俺を刻んでくれ。俺の生きた証を。
道中は果てしない砂漠が続き、この先に未来は希望はあるのか途方もなく思えたけど、そんな中にもドラマがあり、思ったほど嫌いな映画じゃなかった。
…でも痛い映画はやっぱ辛い(笑)
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