「赤・黄・青・白・灰・シルバー・黒」マッドマックス 怒りのデス・ロード たけたけさんの映画レビュー(感想・評価)
赤・黄・青・白・灰・シルバー・黒
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ごちゃごちゃしてそうなギミックたくさんのモノがいっぱいなのに、画面スッキリ過不足なし。
意外と色調が心地よく、汚くない。
この地上でロケーションされたとは思えないような別世界に連れて行かれる。
これが美しい。
泥やら砂やらで汚れているのに美しい。
説明も詳しくないのに、なんとなく汚染された環境が伝わる。
人間も健康・不健康の差があり、持てるモノ・持たざるモノの差もある。
それが説明されずにいきなりマックスは輸血袋として戦闘用車両の先にくくりつけられ。
だいたいは往きて帰りし物語。
夜の色ではフィルムの色調が明らかに変わって、静かな賢者タイムが訪れる。
戦闘時はどうかしてると思うくらい、キレキレでバカバカしい。
ビートルの車体を生かした見張り台が私は好きだ。
おばあちゃんたちがあと少し生き残ってほしかったな。
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