トゥー・ラバーズのレビュー・感想・評価
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彼がすべてを捨てたの
過去に、レンタルで観ました💿
ホアキン演じるレナードと、ヴィネッサ演じるサンドラ、グウィネス演じるミシェルが織りなすストーリー。
レナードはミシェルに想いを寄せてますが、彼女は不倫しており。
サンドラは父親がいうように、レナードに夢中🤔
でもってミシェルがちょっと困った女性で、レナードとすったもんだするものの…。
グウィネスは男を少々振り回す役が似合いますね😀
微妙な雰囲気がよく出てます🤔
男はわかっていつつも、というところでしょうか。
レナードはラストを考えると切なくなりますね。
あそこまで決意したのに…😥
サンドラが一番、知らないところでとばっちりというかひどい目にあってますね。
彼女のレナードを想う気持ちは本物だけに、余計にいたたまれない😔
男女関係は本当に難しいですね⚠️
複雑です。
ホアキン・フェニックスの演技
ホアキン・フェニックスの演技って、なんでこんなに引き込まれるんだろなあ...。開始数分でもうじっと見ちゃうよ。細かいところまで。
自殺を試みる心の闇の部分もありながらも、ひょうきんさ、軽快に冗談を言って見せたり、ダンスをめちゃめちゃ踊れたり。
最初は「暗そうな人物なのかな」と思ったけど、そんな一つの特性だけではなく、明るさも暗さも同時に、そして切り替えも、見事だった。
人物・役に厚みがある。ストーリー、その人の過去までをちゃんと感じる。
どういう役作りをしているんだろう。
どういう作業をしているんだろう。
その人間を、思わず見てしまう。そんな何か。惹きつける何かを役に与える力。
衝動的で、情熱的で、いいかげんなところもあるし、でもちゃんとしようとする気持ちもある。
そういう、人間の複雑さ。一筋縄ではいかない不条理さを、表現できててすごいなって思いながら終始見た。
最後グウィネスの方とはくっつのか!?くっつかないのか!?くっつかないとしたらどういう理由だろう?とかそういうのを考えながら。
こういう結婚も、世の中にはたくさんあるだろうなって思う。
めちゃくちゃ好き、情熱的に好きだった相手とはくっつかなかったけど
でももう一人の方も、好きではあるんだよな。きっと。
ただ、燃えるような、今からでもすぐ飛び出していくような、そんなパッションのある「好き」とは、また違うんだよな。
その「好き」の違いがよくわかった。ホアキンさんの演技にそれが終始わかりやすく、出ていた。
あ〜これが「めっちゃ好き!」って状態だよな〜
みたいなのが、よーく出てた。
かといってもう一方も、傷つけたいわけじゃないもんね。
ストーリーどうのこうのは、意外とそこまで重要じゃなかったな〜
共感できる、できないとかは映画を見る上でそこまで重要じゃないんだろな〜今の私。それよりも、役者たちの演技の方を見ちゃう。
この映画も主に、ホアキン・フェニックスの演技を堪能するために見たって感じでした。
なんとも煮え切らない男
ホアキンにまったく魅力を感じないので、なぜ彼があんなに一途に愛されるのか映画とはいえ理解できませんでした。全編を通して暗いムードが漂い、感情移入できませんでした。
冒頭の入水自殺するところから、ツカミを失敗している感じです。
2013.3.5
大人の恋愛事情を描いた映画かと思います
結構いい映画だけどなぁ。日本公開がなかったのが不思議。役者さんで超有名な人がいなかったからでしょうか...
先にストーリー以外のことですが、2008年にしては画像があまり良くなかった。80年代辺りに近いかな。
メロメロ。上手くいかないんだろうなぁ...でも「映画だからわからない」...そう思って観てました。
話しはコメディではありませんが、婚約破棄された気の毒な男が、その後二人の女性を同時に好きになるようなラッキーな展開。紹介 & 近所と恵まれた出会い方です。これで躁うつ病も解消!まではわかりませんけど。
大人しいタイプや真面目な性格の人は、行動派で華のある人に魅かれるのかな。ただ、そういう人は何かしら「面倒なこと」があり、それを隠す意味でも元気出すというか自由奔放な生き方をする...あくまで自分の周りの人から考えてみました。せっかく好意を寄せてる人がいるのにね。あと、病気を理由に婚約破棄された点は描かれてませんが、現実的なことに思え「そんなこと言っても自分も先々なるかもしれないじゃん。どのみち歳取ったら誰でも病気になるよ?」と思ったり「親なら何も問題ない人がいいと思うのは当然かもなぁ」と思ったりした。
「映画だからわからない」...と思ったけど、良くも悪くも現実と変わらない結末でしたね。ただ、登場人物が少ないことで理解しやすく、落ち着いてみることが出来たのが良かったです。
ラスト、指のサイズ合ってるのかよ!ツッコミを入れたくなった(苦笑)
母のみぞ知る
身勝手極まりない失恋から正気を取り戻し真っ当な人生の選択をしたホアキンだが、彼の常軌を逸する行動にはヒヤヒヤさせられる、好き勝手した結果は自分だけが傷付き周りは幸せな結末。
嫌な登場人物も、誰一人不幸になることもなく、全体的にピュアな印象だけが残る。
全てを理解したような息子を見守り続ける母親の強さ、イザベラ・ロッセリーニの際立つ存在感。
色と恋
ホアキン・バカ=アセイの撮影のようですけど、確かにその色と雰囲気は『アンダーカヴァー』そのものでしたね。でも、主題が恋だけに、あの重々しさと合っていたのかっていうと、なんとも微妙な気もしましたね。
浮き上がるような恋の楽しさを画面上ではまったく表現しようとしてないので、「ぜーーったいに、うまくいかないね、この恋」という思いが序盤からしてくるっていうね。ドストエフスキーの『白夜』にインスパイアされたってことなので、その重々しさも意図していたのでしょうけれども、もう少し、浮き上がる気持ちをもたせてくれても良かったのではなかろうかと…
ジェイムズ・グレイ監督には大いなる期待をかけているのですが、なんかもう一歩なのかなぁ? 次作の『エヴァの告白』は期待できるかな?
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