劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全396件中、341~360件目を表示

2.0感想文

2013年7月24日
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鑑賞方法:映画館

難しい

悪くはない。観る人でかなり分かれる。
個人的な感想は、まとまり損ねた印象を受けた。
後期黒沢映画の風潮のように、好きなように作ってみた。といった意味で、監督の感じたままに作ったのかもしれない。
戦争映画好き向けでもない。
ロマン映画好き向けでもない。
歴史映画好き向きでもない。
夢を与える映画でもない。
本当にあのころに生きた一人の技師の叙述詩といったところか。

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いぬ

3.0どっちか一つに

2013年7月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

理想の設計士や理想の嫁を描きたかったのなら主人公を犬や土竜にでもしておけば良かった。
なまじ人の形をして実在の人物を名乗っているもんだから物語に現実が割り込んでくる。
意図を理解しようと物語の背景を知れば知るほど「二人に敬意を捧ぐ」って言葉が嘘臭く思える。
人生を語るならありのままを描けばよかったのでないか、何故改変する必要があったのか。
理由次第じゃ、故人の生き様に対して非常に冒涜的な作品じゃなかろうか、コレ。
どうにも他人の人生の気に入らないところに加筆修正を加えてるように思えてならない。

ちなみに物語の最後はまるであの世のような風景ですが、現実の堀越二郎は戦後も生き続け三菱重工に在籍し、その後東大と防衛大学で教鞭を取っていたようです。

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yagurasawa

3.0高評価は、ジブリ教の信者か?

2013年7月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

良かったのは、ラストで、零戦が沢山飛んでるシーンは、天使たちが、天国に向かい、一直線に飛んでるようで涙が出ました。

印象深かった言葉は、「飛行機に爆弾を乗せなくて良い時代が来たら、人を沢山乗せる事が出来る」と、「機関銃を外せば、もっと早く飛べる」です。

恋愛物語と監督の飛行機オタク趣味を無理矢理一つの映画にした、残念な映画でした。

映画の中でも、イタリア人の飛行機設計家に、「良いデザインを産み出せるのは、仕事を始めて10年間だ」と言わせているのに、監督自身が、あまりにも長く監督を続けているのが、矛盾しています。

それにしても、登場人物のほとんどが、タバコばかり吸っている酷い映画でした。

『風立ちぬ』というより、『宮崎駿去りぬ』という感じの映画でした。

小学生には、タイトルの堀辰雄の『風立ちぬ』の言葉の意味も解りません。高校の古文法で習ったと思います。

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星織音(ホシ オリオン)

4.5感動!

2013年7月23日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

今回の作品は娯楽作品という感じがなかった。だから少し難しいが感動できるものがあった。ちょっとした会話の間や、こういってるけど実はこういうことを二郎は言いたいんだろうなっていうことがあった。少し今回の作品は小説に近いのかもしれない。

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ごん

5.0現実と作品と夢想。

2013年7月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

実在の設計士の名を借りた、宮崎駿さん自身の自伝とも遺作ともいわれている映画です。

庵野さんの声優については、監督にとってきっと「豚」なのでしょう。

途中「白馬の王子さま」と言われた二郎が、
「傘に穴があいてますね」
とかわす辺りに、その照れがよく出ています。

観ているうちに、パズーやシータ、ピッコロおやじ、めいちゃんやお父さんなんかが浮かんできます。

実際の弟子とも言える庵野さんを主役に配し、現実と夢想をいったり来たりしながら、まだ終わらないよ、という感じで終わる。

いい映画じゃないですか。

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がらだま

5.0映画ならでは

2013年7月23日
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鑑賞方法:映画館

とにかく現実逃避できる映画。
上手く行きすぎるストーリー(笑えます。)
でもそこが良い!!

やっぱり映画は現実逃避できるから良い。
娯楽とはそういうものだと思う。

見終わった後、あ~良い夢を見させてもらった。
と思った。

宮崎さん夢を見させてくれてありがとう。

これでまたリアルな現実世界を生き抜く事ができます。

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パルス

2.0生きねば・・・・って?

2013年7月23日
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鑑賞方法:映画館

難しい

主人公二郎、映画から伝わってくる感じでは
それほど挫折もなく、また裕福で苦労してるようには見えない。
それ故に、どうも感情移入ができない・・・

お話自体は、僕にはあまり魅力的ではなかったのが
素直な感想です。

ただ、底抜けなほどの青い空や海上を飛ぶ飛行機・・・
こういうキラキラした映像はさすがでしたね!
すばらしい色彩感覚やなぁって思った。

あと、徹夜明けの旦那さんに布団を掛けてあげるシーンで
二郎の頭をまるで子供のようにナデナデするところ・・
こういうちょっとしたことが、監督の経験とかが出てくるんやろうな〜
このシーン、すごく共感できてしまった・・・

パンフレットを見てて
「生きねば!」って筆文字のコピーがものすごく
違和感があった。
この激しさは二郎の口から発するような文字ではない。
このお話はそれを言いたかったの??

どう見ても、作者以外の人のワークって印象。

まあ、いつもの小判ザメプロヂューサーの仕業だと思う・・・

あの人は好きになれんなぁ・・・

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きば

5.0自分にとっては最高でした

2013年7月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ジブリファンが見ると評価が分かれているのが良くわかりました。実際映画館でも面白くないや、がっかりしたという声が聞こえてましたし、レビューでもあまり良い評価がついていないサイトが多い様です。

しかし自分には最高の映画でした。

時代背景や設定を有る程度知っていて、飛行機やこの時代に興味のある方であれば最高の映画になると思います。知っていなくても登場人物を描いたストーリーとしても良作です。

楽しめないという意見もわかります。でもそれはこの映画がだめなのではなくてその方にとって面白くないというだけのことだと思います。

ジブリの中でといった何位といったような先入観をのけてみればとても良い映画、良作に違いないと思いますし絶対に映画館で見る価値があると思います。

自分には衝撃の、そして最高の映画でした

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chiromaroazuki

1.0なぜ褒める人がいるの?

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

技術者・堀越二郎の話では弱いから、余命ものをくっつけてお涙頂戴にしたら、かなりの人はイチコロですよ。
と、ジブリのブレインはそろばんを弾いた。
宮崎駿は飛行機を描かせてもらえるなら、なんでもOK。
そうして仕上がった、ジブリ映画史上、ワーストな作品。
軽井沢ホテルで休暇をとる主人公と、そこで避暑に来た令嬢。
戦争に突入してゆく庶民の苦しみなんか一切ナッシン。
もういい。突っ込むのもイヤになる。

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ネコまみれ

4.0私は好きです

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

宮崎駿氏の映画がややプライベートムービー化したのは紅の豚から。
作家の個性を発表するのが(作品)です。嫌いなら観なければよい、それだけなのです。(世間に認知されて資金調達が回るなら、作家はポピュリズムに頼らない作品をやりたいのです。)

風立ちぬ の作品が醸す臭いは、実写の良くできたセットやCGより、まるで大正昭和初期に迷い込んだような、独特の哀しみを感じさせてくれた良作と思いました。
これを大ヒットさせる鈴木プロデューサーの手腕が只事ではない位に怖いのです。

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ryutaro

1.0実在の人物が登場してるファンタジー映画

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

実在の人物とは関係がないファンタジー映画
前半は堀越二郎の半生らしきものを追っていき
後半は史実ではない女性との恋愛のストーリーで眠くなった
戦中の陰鬱な雰囲気は兄弟の話のみで
 堀越の代名詞と言える零戦での戦闘シーンは一切なし

 実在の人物である堀越二郎の半生と全く関係ない小説
ゴチャまぜにしてどちらも中途半端でダメにしてしまった作品

風立ちぬは素晴らしい小説なのにどうしてこうなってしまったのか
零戦燃ゆをアニメにした方がまだ良かった

あの夢ラストを見て
風立ちぬ、いざ生きめやも
生きようじゃないかとは思えません。

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映画痛

3.5・・・

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

ほとんど宮崎駿の趣味のような映画?

戦闘機設計技師の半生というところに期待して観に行ったが、拍子抜け。

これなら各種ドキュメントでも読んだほうが良い。

後半の展開から見るにR12指定程度にしたほうがいいかも。

主役の声はなんだか取って付けたようでなじめなかったなぁ・・・

ベテランの俳優、声優陣の声の当て方が嫌いと言っていたようだが、ジブリアニメの表現も、それなりにうざいと思うが。

元ネタの劇画等は好きで読んでいたが、この映像作品に関する限り、あんまり同調する気にはなれない。

どうせ、マニアなオヤジを相手にしている作品でもないのだろうが。

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kita-kitune

5.0風たちぬと中国、韓国そして日本

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

昨日の読売新聞に日本が太平洋戦争に向かっていく状況がリットン調査団の行動とともに記事になっていました。今この記事を振り返ってみると、あの時日本が満州国を放棄していれば、あの時国連を脱退していなければ、などと若輩者の自分は思うのですが、今、宮崎監督のこの提言(慰安婦問題等々)はどういうことだろうかと思案してみた。なぜか宮崎監督の提言を聞くと安堵する思いもある。このまま維持の張り合いをしていればいずれ太平洋戦争前の日本とかぶりはしないだろうか?あの時の日本人もなぜ自分たちが悪いのかと思っていたのだろうと。そしてどんどんナショナリズムを強くして日本は太平洋戦争に向かっていくのであった、、、 子供たちに希望のある未来を大人は残さなければならない。決して同じ轍を踏んではいけない。先人が残してくれた歴史を、現代を生きる私たちは知っているのだから。

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ちゃちゃちゃちゃちゃ

4.0生きるって切ない。

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

庵野秀明の声が意外に良かった。
無邪気と実直を纏った素朴な男の魅力があった。

瀧本美織の美しい儚さを響かせる声も良い。

激動の時代を生き抜いた男の物語を空想(ファンタジー)の必要性を添えて活写。

『耳をすませば』の成長後といった感じの世界感。

生と死、飛ぶ・落ちるを代表に、
矛盾の数々を抱えなければならない人間の宿命、悲哀を見つめながら、
切ない人生でも美しさは絶えず近くに存在していると伝え、
歩いているシーンの多用と、
"好奇心"であり"命"でもある"風"の表現が清々しくて好印象。

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AKIRA

1.0なんだかなぁ・・

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

観客に何を見せたかったのだろうか?
戦闘機の設計に献身する男のドキュメンタリーとしても中途半端。
巷によくある余命設定の感動話としても中途半端。
映像の迫力は到底CGに及ばない。
こうした数々の中途半端に加え、つっこみを禁じえないような演出が多数・・・。
たとえば、二郎がプロポーズした瞬間、映画館全体を包んだ「何でやねん!」という空気がその一例だろう。
とにかく、観終わった後これほど脱力する映画も珍しい。
映画にお金を出す人の多くは、メッセージではなくエンターテインメントを求めていると思う。
ラーメンを頼んだ人にチャーハンを出して、お金を取る商売はやめてほしい。

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トロール

4.5大人の宮崎映画

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

零戦技師の成長と挫折、その一方ではかない純愛が描かれている。キスシーンが多いことに象徴されるように、これは大人の映画だ。勿論、子供が理解できないというわけではない。宮崎駿が子供を意識せずに製作したはじめての映画なのではないか。いつになくリアリズムに徹している点と高原のサナトリウムつながりで、春樹のノルウェイの森を思い出してしまった。庵野監督の声も次第にはまってくる。

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ガク

4.0堀越二郎物語

2013年7月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

あー感想は一言で言えば宮崎監督らしい映画かなと
やっと大人の映画作ってくれたんだなと思いました。

まぁ題するなら「堀越二郎物語」ってのほうがコテコテの邦画らしい題名で
ある程度理解して みなさん観れたかもしれませんね。
水の流れ、機関車風景の陽炎など 日本のアニメは世界一ィィィィって
細かい箇所もみてあげてくださいwやっぱ技術は凄いね。

突然ですけど!
私の子供は高校生なんですけれど、私より早く「風立ちぬ」を観賞して
面白かったよ!
って評価でした 評判悪いって聞いてたので、
私としては あれ? そうなの?ってw
っで どこよかったんだよ?って聞くと 「最後は感動するよぉ」って。

そして、本日 鑑賞した私の感想はと言うと ラストはたしかに
泣けました 感動ってか 複雑な思いの感動でした。

子供が高校入学したての時、2人だけで知覧に旅行したことがありました
(知覧という所は戦時中に日本各所で訓練された青年パイロットが((国を背負い家族や愛する人を一番に想う、そしてとても優秀な青年達だったと思います)) 最初で最後に特攻の為に飛び立つ地です、ここから飛び立っていく飛行機は故障などの特別な理由以外では二度と戻ることができません)

映画 風立ちぬの話しが進むにつれて
そうか この堀越二郎って(映画を見るまでまったく無知識)多分あれだな
あの飛行機を設計した人かなと なんとなくよぎり
映画のラストでは息子と行った知覧で見たことや散っていった青年達の思いがフッと湧きだし 映画のストーリーと重なり
普段からあまり泣いたことがない私の眼から涙がw
そうか子供も知覧でのバックボーンが映画と重なったな と
宮崎駿のおっさん やってくれたわぁ。

私の高校生の子供にも夢があって いま一生懸命 夢を叶えるべく
必死で毎日勉強をやってます 我が子ながら誠実なところがまた堀越二郎と
ダブって 余計に泣けたわw

最後に、困難な夢を、かなえるってのは大変ですね 辛く、厳しく、そして人を傷つけることになるかもしれない
夢というものは目標だけで本当は叶えるものではないかもしれない
そんな思いもした映画でした。 もう一度観たいと思いました

お子さんいる方は、一度一緒に知覧に連れて行ってあげてほしいなぁ
そこで子供は成長します、 自分自身も。
知覧の広告になってしもうたがなw

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ヘイポー

4.0まっすぐな純情にグッときます

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

純粋で悲しい愛の物語を下敷きに、幼い頃からの夢を追い続けた男の半生としても、しっかり見応えがあって良かったです。

堀辰雄の原作は、映画「風立ちぬ(1976)」に感化されて読みました。原作は、そこが持ち味ですが、主人公の文学青年のブルジョア臭がちょっとね、と当時の生意気な女子中学生は思ったものです。

この度の主人公は、当代屈指の天才・エリート、背筋の伸びた工学系日本男子。まっすぐな純情に、覚悟のある一言にグッときます、いいじゃないですか。
菜穂子さんも、たおやかに見えて凛として爽やか、魅力的でした。瀧本美織の声は気持ちよくハマってました。

美しい飛行シーンを堪能でした。夢の中のような大っきな入道雲に、道端のオオバコの、泣きたくなるような可愛らしさに見入りました。

残念なのは、他の映画を鑑賞する度、長い予告編を繰り返し、繰り返し、繰り返し見せられたため、肝心のそのシーンで「ああ、あれね」としか思えなかったこと。オカシイと思います、動画サイト等で見たい人だけ見られるようにすればいいのではないでしょうか。

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グッドラック

5.0観る者の知識が問われる

2013年7月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

公開初日に観て来ました。

タイトルの通り、観る者の知識が評価に直接繋がりますね。

堀越二郎や堀辰雄、歴史や航空機に対してある程度知識がある人なら物語の辻褄が合い、理解でき、高評価を与えます。それがない人には全くと言っていいほどわからない。イコールつまらないとか理解できないということになる。子供には到底理解できない。そもそも子供向けでないのだからしょうがない。

ひとつ助言をするならば、せめてパンフレットでも読んでから観に生きましょう。
一度観た方ももう一度、ぜひ少しでも知識をつけてから観てみてください。また見方が変わると思います。

私はこの映画に最高の評価を与えます。今の大人が観るべき映画です。理解するには少し勉強が必要なことを含めて。この映画の伝えたいことが理解できた時、その意味がわかるでしょう。

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wivern03

1.0スタジオジブリ宮崎さんと鈴木さんに物申す人はもういないのか!

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

難しい

いろんな登場人物が点であり線でつながっていません。脚本に矛盾が多過ぎる。1)夢の中に出てくるイタリア人不自然。2)会社の同僚の設計技士の存在意義が不明。3)零戦の作る前にの試作機と零戦の形が全然違う。4)なおこの結核の治療プロセスがよくわからない。

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神戸 幸治