風立ちぬのレビュー・感想・評価
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どっちか一つに
理想の設計士や理想の嫁を描きたかったのなら主人公を犬や土竜にでもしておけば良かった。
なまじ人の形をして実在の人物を名乗っているもんだから物語に現実が割り込んでくる。
意図を理解しようと物語の背景を知れば知るほど「二人に敬意を捧ぐ」って言葉が嘘臭く思える。
人生を語るならありのままを描けばよかったのでないか、何故改変する必要があったのか。
理由次第じゃ、故人の生き様に対して非常に冒涜的な作品じゃなかろうか、コレ。
どうにも他人の人生の気に入らないところに加筆修正を加えてるように思えてならない。
ちなみに物語の最後はまるであの世のような風景ですが、現実の堀越二郎は戦後も生き続け三菱重工に在籍し、その後東大と防衛大学で教鞭を取っていたようです。
高評価は、ジブリ教の信者か?
良かったのは、ラストで、零戦が沢山飛んでるシーンは、天使たちが、天国に向かい、一直線に飛んでるようで涙が出ました。
印象深かった言葉は、「飛行機に爆弾を乗せなくて良い時代が来たら、人を沢山乗せる事が出来る」と、「機関銃を外せば、もっと早く飛べる」です。
恋愛物語と監督の飛行機オタク趣味を無理矢理一つの映画にした、残念な映画でした。
映画の中でも、イタリア人の飛行機設計家に、「良いデザインを産み出せるのは、仕事を始めて10年間だ」と言わせているのに、監督自身が、あまりにも長く監督を続けているのが、矛盾しています。
それにしても、登場人物のほとんどが、タバコばかり吸っている酷い映画でした。
『風立ちぬ』というより、『宮崎駿去りぬ』という感じの映画でした。
小学生には、タイトルの堀辰雄の『風立ちぬ』の言葉の意味も解りません。高校の古文法で習ったと思います。
感動!
映画ならでは
生きねば・・・・って?
主人公二郎、映画から伝わってくる感じでは
それほど挫折もなく、また裕福で苦労してるようには見えない。
それ故に、どうも感情移入ができない・・・
お話自体は、僕にはあまり魅力的ではなかったのが
素直な感想です。
ただ、底抜けなほどの青い空や海上を飛ぶ飛行機・・・
こういうキラキラした映像はさすがでしたね!
すばらしい色彩感覚やなぁって思った。
あと、徹夜明けの旦那さんに布団を掛けてあげるシーンで
二郎の頭をまるで子供のようにナデナデするところ・・
こういうちょっとしたことが、監督の経験とかが出てくるんやろうな〜
このシーン、すごく共感できてしまった・・・
パンフレットを見てて
「生きねば!」って筆文字のコピーがものすごく
違和感があった。
この激しさは二郎の口から発するような文字ではない。
このお話はそれを言いたかったの??
どう見ても、作者以外の人のワークって印象。
まあ、いつもの小判ザメプロヂューサーの仕業だと思う・・・
あの人は好きになれんなぁ・・・
自分にとっては最高でした
ジブリファンが見ると評価が分かれているのが良くわかりました。実際映画館でも面白くないや、がっかりしたという声が聞こえてましたし、レビューでもあまり良い評価がついていないサイトが多い様です。
しかし自分には最高の映画でした。
時代背景や設定を有る程度知っていて、飛行機やこの時代に興味のある方であれば最高の映画になると思います。知っていなくても登場人物を描いたストーリーとしても良作です。
楽しめないという意見もわかります。でもそれはこの映画がだめなのではなくてその方にとって面白くないというだけのことだと思います。
ジブリの中でといった何位といったような先入観をのけてみればとても良い映画、良作に違いないと思いますし絶対に映画館で見る価値があると思います。
自分には衝撃の、そして最高の映画でした
なぜ褒める人がいるの?
私は好きです
実在の人物が登場してるファンタジー映画
・・・
風たちぬと中国、韓国そして日本
昨日の読売新聞に日本が太平洋戦争に向かっていく状況がリットン調査団の行動とともに記事になっていました。今この記事を振り返ってみると、あの時日本が満州国を放棄していれば、あの時国連を脱退していなければ、などと若輩者の自分は思うのですが、今、宮崎監督のこの提言(慰安婦問題等々)はどういうことだろうかと思案してみた。なぜか宮崎監督の提言を聞くと安堵する思いもある。このまま維持の張り合いをしていればいずれ太平洋戦争前の日本とかぶりはしないだろうか?あの時の日本人もなぜ自分たちが悪いのかと思っていたのだろうと。そしてどんどんナショナリズムを強くして日本は太平洋戦争に向かっていくのであった、、、 子供たちに希望のある未来を大人は残さなければならない。決して同じ轍を踏んではいけない。先人が残してくれた歴史を、現代を生きる私たちは知っているのだから。
生きるって切ない。
なんだかなぁ・・
大人の宮崎映画
堀越二郎物語
あー感想は一言で言えば宮崎監督らしい映画かなと
やっと大人の映画作ってくれたんだなと思いました。
まぁ題するなら「堀越二郎物語」ってのほうがコテコテの邦画らしい題名で
ある程度理解して みなさん観れたかもしれませんね。
水の流れ、機関車風景の陽炎など 日本のアニメは世界一ィィィィって
細かい箇所もみてあげてくださいwやっぱ技術は凄いね。
突然ですけど!
私の子供は高校生なんですけれど、私より早く「風立ちぬ」を観賞して
面白かったよ!
って評価でした 評判悪いって聞いてたので、
私としては あれ? そうなの?ってw
っで どこよかったんだよ?って聞くと 「最後は感動するよぉ」って。
そして、本日 鑑賞した私の感想はと言うと ラストはたしかに
泣けました 感動ってか 複雑な思いの感動でした。
子供が高校入学したての時、2人だけで知覧に旅行したことがありました
(知覧という所は戦時中に日本各所で訓練された青年パイロットが((国を背負い家族や愛する人を一番に想う、そしてとても優秀な青年達だったと思います)) 最初で最後に特攻の為に飛び立つ地です、ここから飛び立っていく飛行機は故障などの特別な理由以外では二度と戻ることができません)
映画 風立ちぬの話しが進むにつれて
そうか この堀越二郎って(映画を見るまでまったく無知識)多分あれだな
あの飛行機を設計した人かなと なんとなくよぎり
映画のラストでは息子と行った知覧で見たことや散っていった青年達の思いがフッと湧きだし 映画のストーリーと重なり
普段からあまり泣いたことがない私の眼から涙がw
そうか子供も知覧でのバックボーンが映画と重なったな と
宮崎駿のおっさん やってくれたわぁ。
私の高校生の子供にも夢があって いま一生懸命 夢を叶えるべく
必死で毎日勉強をやってます 我が子ながら誠実なところがまた堀越二郎と
ダブって 余計に泣けたわw
最後に、困難な夢を、かなえるってのは大変ですね 辛く、厳しく、そして人を傷つけることになるかもしれない
夢というものは目標だけで本当は叶えるものではないかもしれない
そんな思いもした映画でした。 もう一度観たいと思いました
お子さんいる方は、一度一緒に知覧に連れて行ってあげてほしいなぁ
そこで子供は成長します、 自分自身も。
知覧の広告になってしもうたがなw
まっすぐな純情にグッときます
純粋で悲しい愛の物語を下敷きに、幼い頃からの夢を追い続けた男の半生としても、しっかり見応えがあって良かったです。
堀辰雄の原作は、映画「風立ちぬ(1976)」に感化されて読みました。原作は、そこが持ち味ですが、主人公の文学青年のブルジョア臭がちょっとね、と当時の生意気な女子中学生は思ったものです。
この度の主人公は、当代屈指の天才・エリート、背筋の伸びた工学系日本男子。まっすぐな純情に、覚悟のある一言にグッときます、いいじゃないですか。
菜穂子さんも、たおやかに見えて凛として爽やか、魅力的でした。瀧本美織の声は気持ちよくハマってました。
美しい飛行シーンを堪能でした。夢の中のような大っきな入道雲に、道端のオオバコの、泣きたくなるような可愛らしさに見入りました。
残念なのは、他の映画を鑑賞する度、長い予告編を繰り返し、繰り返し、繰り返し見せられたため、肝心のそのシーンで「ああ、あれね」としか思えなかったこと。オカシイと思います、動画サイト等で見たい人だけ見られるようにすればいいのではないでしょうか。
観る者の知識が問われる
公開初日に観て来ました。
タイトルの通り、観る者の知識が評価に直接繋がりますね。
堀越二郎や堀辰雄、歴史や航空機に対してある程度知識がある人なら物語の辻褄が合い、理解でき、高評価を与えます。それがない人には全くと言っていいほどわからない。イコールつまらないとか理解できないということになる。子供には到底理解できない。そもそも子供向けでないのだからしょうがない。
ひとつ助言をするならば、せめてパンフレットでも読んでから観に生きましょう。
一度観た方ももう一度、ぜひ少しでも知識をつけてから観てみてください。また見方が変わると思います。
私はこの映画に最高の評価を与えます。今の大人が観るべき映画です。理解するには少し勉強が必要なことを含めて。この映画の伝えたいことが理解できた時、その意味がわかるでしょう。
スタジオジブリ宮崎さんと鈴木さんに物申す人はもういないのか!
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