「風立ちぬ、いざ生きめやも」風立ちぬ 著莪さんの映画レビュー(感想・評価)
風立ちぬ、いざ生きめやも
今日「風立ちぬ」を見てきました
いたってシンプル、何のてらいもない
昭和10年代の風景
丁寧な描写
言葉の美しさに心ひかれました
主人公と菜穂子のシーン
一緒に暮らすふたりの
どのシーンも心にしみて
生命の瀬戸際に
何もかも削いだ
ただ愛おしいという気持ち
その清らかさ潔さ
そして主人公の飛行機に対する夢と
その結実である零戦の、悲喜劇
「風立ちぬ、いざ生きめやも」
作者の祈りにも似た意図は、
この一言に尽きるのだな、
と受け止めました
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