300 スリーハンドレッド 帝国の進撃のレビュー・感想・評価
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特濃の戦闘場面は質/量共に文句無し。
良かった。
鍛え抜かれた豪傑達の衝突。
勝負は一瞬、飛び散る血飛沫。
決定的瞬間は恐ろしく官能的なスロー映像となり。
事が決すれば時間は再び動き出す。
前作同様、戦闘場面の迫力は一見の価値があります。
また今回の舞台は海。
高地戦での立体感とは異なる立体感があります。
陸地に近い場所では崖から船への高低差。
海原では犇めきあう船同士の奥行き、距離感。
波や水飛沫の立体感も感じることができ、上記の戦闘場面の迫力も相まって3D効果を十二分に体感出来ます。
話自体は前作と同時並行で起こっていたことを描いており。
随所で前作の状況に触れるため、本作からの観客でも楽しむことが出来ます。
出来ますが、前作からの『実は……』があるので鑑賞した方がより楽しめます。
少し捻って前作共々、或る主要人物の深みを増した点は好感が持てます。
登場人物で特筆すべきは女指揮官アルテミシア。
残忍かつ頭が切れる、と同時に突出した戦闘力を有する彼女。
殺戮を求め続ける凶戦士振りに痺れます。
常に眉を潜めているアルテミシアが戦闘時には楽しげにしている姿は一種の清々しさすら感じます。
特濃の戦闘場面は質/量共に文句無しの本作。
正直、前作よりは設定と登場人物の没個性、インパクトに欠ける点は否めませんが。
前作同様、戦闘場面が主で、話の筋はサブ的な位置づけですので問題ありません。
オススメです。
期待しすぎたか
映画という娯楽装置、表現手段を考える。
やはり良かった
魅力あるダークヒロイン、迫力の海上バトル
血みどろの300。海戦で二番煎じ?
とにかくエヴァ・グリーンが醸す狂気が圧巻
期待通りブッシャブシャに血塗れでバンバン人間が死にまくる快作。今回はザック・スナイダーが監督していないからか、前作に漲っていたスタイリッシュさは控え目になって粗削りな殺し合いになっていますし、スパルタの王妃ゴルゴーとペルシアの女司令官アルテミシアが海を血の色に染め倒す様が圧巻で、とりわけアルテミシアを演じるエヴァ・グリーンが強烈に残虐でカッコいい。彼女の目にはもはや狂気が宿っていて彼女に殺されるなら今死ぬのも悪くないなとすら思いました。
エンドクレジットにはアノ曲もかかるので相当量のアドレナリン分泌を促す仕様、たいして燃えてもいないのに燃え尽きた感に苛まれるアラフィフ諸兄にオススメ、というか自分も含めそんな感じの人しか観に来ていませんでした。
アルテミシアがかっこいい!
単純明快。実に面白かった!
元ネタはペルシア戦争中の「サラミスの海戦」。ギリシア軍とペルシア軍の戦いをモチーフにしています。
が,そんな歴史的事実はどうでもいいです。
ギリシア海軍とペルシア海軍,そしてそれぞれの戦士たち,彼らを率いるギリシアのテミストクレスとペルシアのアルテミシアの血わき肉おどる戦いを単純に楽しめばよい。
ペルシア海軍を率いるアルテミシアが実にかっこいい。悲惨な過去を背負った女性で,復讐を糧に生きている姿は実に悲しいけれど,筋肉隆々の男たちを相手に一歩も引かない強い姿が印象的。アルテミシアは実在する人物で,ヘロドトスの「歴史」にも登場する史上最古の女海賊だそう。
さらに,あのスパルタ軍の存在感が尋常じゃない。最後の最後で王妃ゴルゴが先頭に立って海軍を率い,ギリシア連合軍を助けるべく乗り込んで来た時の高揚感といったらもう・・・。スパルタの戦士たちの盾の構え方や歩く姿を一目見ただけで,彼らが徹底的に訓練された「生まれながらの戦士」であることがよくわかる。
それにしても,まさか前作「300」と同時進行の物語とは思わなかった。
血しぶきドバドバクビチョンぱ。
予習をしてから
ド迫力のCGアクション。グログロ必至の大バトル!!
【賛否両論チェック】
賛:迫力のある戦闘シーンの連続に息を飲む。前作の知識も、基本的には不要。
否:とにかくグロい。「やられたらやり返す」的発想は、好みが分かれそう。CGシーンも多いので、若干チープな印象も否めない。
実際にあったと言われる「サラミスの海戦」を、フィクションも織り交ぜながら、壮大なスケールで描いています。前作の知識もあれば尚良しですが、なくても大丈夫そうです。
かなりCGで脚色してあるので、若干チープな印象も受けてしまいがちですが、それでもド迫力の肉弾戦の様子が克明に描かれているので、思わず手に汗握ります。
ただしR-15なので、首が飛んだり腕が飛んだり、かなりグロいシーンが多いです。過激なラブシーンもあります。観る際はその辺を覚悟の上で、ご覧下さい。
灼熱の反撃
いやあ前作を遥かに超えてきましたよ。前よりもフルハイテンションでした!バカっぽく表現すれば「めっちゃ楽しかった!」ですからね!
今回はあれですね、まあ続きものではあるんですけど、続編というよりも、お話は前作でレオニダス王の率いるスパルタ親衛隊300人が戦ってるのと同時並列的というか、違う場所でペルシア軍と戦闘を展開していたギリシア別動隊(アテナイ軍)にスポットが当たった物語なんですね。だからスパルタ軍の雄姿を描く、ていうんじゃなくてですね、前回のスパルタの血脈とかシキタリみたいな要素が殆どないです。でも、300て、それが売りだった訳じゃないですか。スパルタの厳しさとか国の為に命を投げ出す国民性というか。だからですね、始めは「え?それじゃ意味がなくね?スパルタ要素ないなら話にならなくね?」て、一抹の不安がよぎるんですよ。しかしね、杞憂なんですね、それが。
アテナイ軍もスパルタ軍に負けず劣らずの強さで。キレッキレで。レオニダスイズム継承のぶっ飛んだ闘いぶりっつーか。血飛沫舞い、肉片飛び散る人体破壊描写が格段にパワーアップしとりますです。全てに於いて興奮度が前作を上回ってます。でね、物語の途中で前作300の結末を迎えるんですけども。そこからがね、まあ熱いんですよ。彼らにもスパルタ魂が乗り移ります。
灼熱の怒りが込められた船上バトルが展開されて。勝ち負け関係ねえよ!やるなら今しかねえ!です。
兎に角ずっと熱い!熱いんです。エヴァ・グリーン演じる女豪傑アルテミシアがゴリゴリの筋肉野郎に交じってザックザック男達を斬り刻むしね。もうなんて言うんでしょ。そういう新要素とか、あとザック・スナイダーが前作の監督だったんですけど、製作の方に回ったもんだからギトギトのザック節が薄まって魅せ方にバリエーションが増えた分、楽しませてくれる映像表現の幅がグンと広まってるんです。
うん、だから前作を超えてるんですよ。間違いなく。
三作目が作られるのか知らないですけど、これ三部作で決着を付けてもらいたいですね。
ペルシア軍をやっつけちまってください!
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