「きっちり落とし前を着ける生身のステイサム=パーカー」PARKER パーカー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
きっちり落とし前を着ける生身のステイサム=パーカー
リチャード・スタークの「悪党パーカー」シリーズ。
以前映画化された「殺しの分け前 ポイント・ブランク」や「ペイバック」は渋いハードボイルドだったけど、今作は、アクション!
当代きってのアクション・スター、ジェイソン・ステイサムの魅力が満載!
ストーリーは至って単純。
自分を裏切った奴らに落とし前を着ける!
こういう役にステイサムはぴったり。
ステイサムのアクションとパーカーのハードボイルド像が絶妙にマッチング。
今回のステイサムは沢山の血を流す。
序盤で裏切られ、重傷を負う。刺客に襲われ、また重傷を負う。
体中に傷痕が絶えない。
そんなボロボロの体でも自分の流儀を通す。
「トランスポーター」のようにひたすら強いとは違う生身の姿が、ダーティな主人公の復讐劇を盛り立てる。
監督がテイラー・ハックフォードとは驚き。
こういうB級タッチのアクション(イイ意味で)もやるんだ〜。
手慣れた職人演出。
この映画を見た人の間で賛否分かれるのが、ヒロインのジェニファー・ロペス。
この手のアクション映画に美女は必要不可欠だけど…役回りが人生どん詰まりのアラフォーオバサン。しかも、巻き込まれ型だからよく喚く。
相変わらずお美しいけど、せっかく男臭いステイサムと共演なのだから、もっとホットでセクシーな役所を期待していたのだが…(笑)
興行的にはイマイチ奮わなかったようだが、娯楽アクションとしては上々。
ステイサム=パーカーの次の落とし前は…!?
近大さん
こんにちは。
私もやっと見ました。
まずまずの出来かと。
ジェイソン・ステーサムは
トランスポーターのイメージが強く
可哀相かと思いますが、次回作で
(制作されればですが)
もっとパーカーらしさを
出して欲しいですね、